2018年度お盆輸送期間中に臨時「カムイ63号」を運転
臨時列車 - 2018年07月31日 (火)
今年のお盆輸送期間中に札幌から旭川へ向けて臨時特急列車が運行されます。
それは、臨時「カムイ63号」です。同列車は昨年末の年末年始輸送期間中に設定された列車です。久々に設定されます。
詳細は以下のとおりです。
【8月11日(土・祝)~8月13日(月)】
・臨時「カムイ63号」
・編成
<旭川⇔札幌:789系1000番台>
上記のとおりとなります。定期列車である特急「ライラック13号」と特急「ライラック15号」のダイヤも合わせて記載しています。
車両は定期「カムイ」と同様、789系1000番台が使用されます。
なぜこの時間帯に臨時特急列車を設けるかというと、昨年3月から札幌~旭川間の特急列車は一部を除いて「カムイ」と「ライラック」の二本体制となり、後者の一部は旭川駅で稚内・網走方面へ(から)の特急列車との接続も担うようになりました。特に旭川へ向かう臨時「カムイ63号」は、前後の特急「ライラック13号」、特急「ライラック15号」が旭川駅で特急「大雪1号」、特急「サロベツ1号」とそれぞれ接続を図るため、網走・稚内方面の利用客に対して重宝せざるを得ない状況になっています。
旭川駅で網走・稚内方面の特急列車に接続する「ライラック」については、従来は3号車から6号車が自由席なのに対し、3号車は指定席、4号車から6号車が自由席となるため、Sきっぷ(自由席往復割引きっぷ)が細かく設定されている札幌~旭川間の輸送では不利な状況にあります。また、4号車も指定席とする場合があるとの記載が時刻表に記載されていますね。
お盆輸送期間中であり、網走方面や稚内方面についても混雑が予想されることから、この間に臨時「カムイ63号」を設定し、特急「ライラック13号」及び、特急「ライラック15号」の混雑緩和を図るねらいがあります。
昨年3月のダイヤ改正では、電車特急が1往復増発されたことを大々的に宣伝していましたが、実際は札幌駅に発着する網走・稚内方面へ(から)直通する特急列車4往復を旭川駅発着としたため、札幌~旭川間の特急列車は実質3往復の減便となりました。一部の「ライラック」が本来の札幌~旭川間の輸送のほかに、網走・稚内方面への接続も担っており、それを従来の5両編成から6両編成に増強しているものの、増えた1両分は新規設定されたグリーン車や僅かな指定席車のため、1時間に1本しか設定されていない時間帯ゆえ、連続して旭川駅で特急列車との接続の役割があれば、午前中の時間帯ということもあり、混雑が予想される列車として繁忙期輸送対策が必要になります。
ちなみに、年末に臨時「カムイ63号」を確認したところ、ホームに列ができるほど需要があり、自由席についてはほぼ全ての席が埋まる程度の利用が確認されました。7月31日21時現在、指定席uシートはまだ空席が残っている状況です。

昨年末に運行された際と時刻は同一と思われ、何も変更がされていなければ、札幌駅は9番線からの発車となります。正確な入線時刻は覚えていませんが、11時23分ぐらいからだったと思います。直前まであいの里公園に向かう1563Mが入線しているので、同列車発車後の入線となります。

臨時「カムイ63号」の札幌駅発車直後に、釧路へ向かう特急「スーパーおおぞら5号」が入線するため、両列車が並ぶシーンを撮影することができます。JR化後に登場した北海道の特急車両は現役で活躍するほとんどの車両は全てこの高運転台スタイルが採用されており、引き続き製造されている最新のキハ261系1000番台も同様のスタイルを維持しています。JR他社でもそうしたスタイルの車両が増えてきましたね。
電車でも気動車でもよいので、両者を組み合わせた車両があったとすると、在来線最強の車両になりそうですね。なかなか両形式が並ぶ機会はないと思うので、時間があれば確認するなり、記録するなりするのもよいでしょう。
旭川方面へ帰省される際などは、利用を検討してみてくださいね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング
それは、臨時「カムイ63号」です。同列車は昨年末の年末年始輸送期間中に設定された列車です。久々に設定されます。
詳細は以下のとおりです。
【8月11日(土・祝)~8月13日(月)】
・臨時「カムイ63号」
ライラック13号 | カムイ63号 | ライラック15号 | |
札幌 | 11:00 | 11:33 | 12:00 |
岩見沢 | 11:25 | 12:04 | 12:25 |
美唄 | 11:36 | 12:15 | 12:36 |
砂川 | 11:47 | 12:27 | 12:47 |
滝川 | 11:52 | 12:32 | 12:52 |
深川 | 12:06 | 12:46 | 13:06 |
旭川(着) | 12:25 | 13:06 | 13:25 |
・編成
<旭川⇔札幌:789系1000番台>
1号車:自由席 | 2号車:自由席 | 3号車:自由席 | 4号車:指定席(uシート) | 5号車:自由席 |
上記のとおりとなります。定期列車である特急「ライラック13号」と特急「ライラック15号」のダイヤも合わせて記載しています。
車両は定期「カムイ」と同様、789系1000番台が使用されます。
なぜこの時間帯に臨時特急列車を設けるかというと、昨年3月から札幌~旭川間の特急列車は一部を除いて「カムイ」と「ライラック」の二本体制となり、後者の一部は旭川駅で稚内・網走方面へ(から)の特急列車との接続も担うようになりました。特に旭川へ向かう臨時「カムイ63号」は、前後の特急「ライラック13号」、特急「ライラック15号」が旭川駅で特急「大雪1号」、特急「サロベツ1号」とそれぞれ接続を図るため、網走・稚内方面の利用客に対して重宝せざるを得ない状況になっています。
旭川駅で網走・稚内方面の特急列車に接続する「ライラック」については、従来は3号車から6号車が自由席なのに対し、3号車は指定席、4号車から6号車が自由席となるため、Sきっぷ(自由席往復割引きっぷ)が細かく設定されている札幌~旭川間の輸送では不利な状況にあります。また、4号車も指定席とする場合があるとの記載が時刻表に記載されていますね。
お盆輸送期間中であり、網走方面や稚内方面についても混雑が予想されることから、この間に臨時「カムイ63号」を設定し、特急「ライラック13号」及び、特急「ライラック15号」の混雑緩和を図るねらいがあります。
昨年3月のダイヤ改正では、電車特急が1往復増発されたことを大々的に宣伝していましたが、実際は札幌駅に発着する網走・稚内方面へ(から)直通する特急列車4往復を旭川駅発着としたため、札幌~旭川間の特急列車は実質3往復の減便となりました。一部の「ライラック」が本来の札幌~旭川間の輸送のほかに、網走・稚内方面への接続も担っており、それを従来の5両編成から6両編成に増強しているものの、増えた1両分は新規設定されたグリーン車や僅かな指定席車のため、1時間に1本しか設定されていない時間帯ゆえ、連続して旭川駅で特急列車との接続の役割があれば、午前中の時間帯ということもあり、混雑が予想される列車として繁忙期輸送対策が必要になります。
ちなみに、年末に臨時「カムイ63号」を確認したところ、ホームに列ができるほど需要があり、自由席についてはほぼ全ての席が埋まる程度の利用が確認されました。7月31日21時現在、指定席uシートはまだ空席が残っている状況です。

昨年末に運行された際と時刻は同一と思われ、何も変更がされていなければ、札幌駅は9番線からの発車となります。正確な入線時刻は覚えていませんが、11時23分ぐらいからだったと思います。直前まであいの里公園に向かう1563Mが入線しているので、同列車発車後の入線となります。

臨時「カムイ63号」の札幌駅発車直後に、釧路へ向かう特急「スーパーおおぞら5号」が入線するため、両列車が並ぶシーンを撮影することができます。JR化後に登場した北海道の特急車両は現役で活躍するほとんどの車両は全てこの高運転台スタイルが採用されており、引き続き製造されている最新のキハ261系1000番台も同様のスタイルを維持しています。JR他社でもそうしたスタイルの車両が増えてきましたね。
電車でも気動車でもよいので、両者を組み合わせた車両があったとすると、在来線最強の車両になりそうですね。なかなか両形式が並ぶ機会はないと思うので、時間があれば確認するなり、記録するなりするのもよいでしょう。
旭川方面へ帰省される際などは、利用を検討してみてくださいね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
【2018年8月設定分】臨時「北斗」の運行について 2018/08/03
-
2018年度お盆輸送期間中に臨時「カムイ63号」を運転 2018/07/31
-
【2018年7月14日~7月16日運行】キハ283系充当の臨時「北斗84号」・臨時「北斗91号」レポート 2018/07/18
-