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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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週1回北海道に乗り入れる「TRAIN SUITE 四季島」

昨年から週に1回冬期を除いて北海道内でも運行するJR東日本の周遊型寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」(トランスイートしきしま)が今年も北海道内で見ることができます。前回の記事で少し同列車の名前が出てきたので、今年撮影した写真を紹介していなかったこともあり、記事を作成した次第です。



管理者はあまりJR東日本の車両は好きではありませんが、鉄道雑誌や写真を確認する度ににどんどんカッコよく見え、今では数少ないお気に入りの列車・車両です。

写真は今年のゴールデンウィーク期間中に千歳線の恵み野駅で撮影しました。同駅は長いストレートの途中にあり、なかなかよいアングルで撮影することができます。長い直線の途中にある駅なので、快速列車や特急列車は高速で通過していきます。

「TRAIN SUITE 四季島」は、本州から青函トンネルを通って北海道の登別駅まで乗客を乗せてやってきます。北海道にやってくるのは複数あるコースの中からもっとも長い3泊4日のコースとなります。2日目の夕方に伊達紋別駅や登別駅に到着し、編成を一旦札幌運転所(札サウ)まで回送します。翌3日目の朝に札幌圏では、臨時「北斗84号」のスジを使って回送され、乗客が乗車する東室蘭駅へ向けて回送されます。

同駅では10時ごろに発車し、昼過ぎに青函トンネルを通って本州へ戻る日程が組まれています。

同車は電化区間と非電化区間の両方で走行可能な「EDC方式」を採用しています。北海道内では電車と気動車の運転をそれぞれ見ることができます。札幌圏は電化区間を走行するので電車として運転します。札幌圏は電化区間なので、パンタグラフを上げて電車として運転しています。

北海道と本州を結んだ寝台特急列車は過去に「北斗星」や「トワイライトエクスプレス」、「カシオペア」などが有名です。いずれも豪華寝台列車として注目され、単に移動目的で利用するのではなく、列車に乗って旅を楽しむことを重点に置いた列車です。

これらの列車は北海道新幹線開業とともに廃止または道内⇔本州輸送の任を解かれましたが、その前にJR九州がD&S列車(デザイン&ストーリー列車)として「ななつ星in九州」の運行を開始させ、その後東日本から「TRAIN SUITE 四季島」、西日本から「TWILIGHT EXPRESS 瑞風」が運行を開始しました。

それまでの寝台列車とは違い、移動目的よりも周遊型のクルーズ列車として列車に乗って旅を楽しむ方向へシフトし、自社線内の運行を重点に置いた運行体系としました。これが日本国内における新たな寝台特急列車の形であり、その代表格の1つとして「TRAIN SUITE 四季島」があります。

とりあえず、11月下旬まで北海道に乗り入れる計画があるようで、お盆時期が過ぎればまもなく紅葉の時期となる北海道では、そのシーンを快走する同列車を撮影することができるでしょう。11月下旬となれば、雪の中を走るシーンも撮影することができるかもしれませんね。

北海道には週に1回しか乗り入れませんが、いずれ機会があればぜひとも写真に収めておきたい列車ですね。











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コメント
7868: by ナナッシー on 2018/08/04 at 06:26:14

おはようございます
厳密に言えば北斗84号のスジよりもやや早く出発し、東室蘭に到着するのはスーパー北斗6号の少し前です。
四季島は冬季間北海道内への乗り入れがありません。そもそも車両自体酷寒仕様では無いので、仮に通年を通して道内へ乗り入れる場合、最初からカシオペア号のように酷寒仕様で落成するはずです。
(カシオペアは北斗星1往復置き換えのために製造されたが、結局1編成のみ製造されました。)

7869:やっとか... by すぱいく on 2018/08/05 at 09:56:21 (コメント編集)

やっと四季島の話題になりましたか...
本州の人間でリアル北海道の情報に注目している者としては、正直言って遅すぎるぐらいだと思います。

残念ながら、JR北の将来は悲惨の一言というこの状況下。
北海道の鉄道関連のニュースって、廃線だとかイベント列車廃止・縮小だとか車両編成減少とか、後ろ向きなものばかりのようなものばかりではないですか。
正直言って、そういうのはもうスルーでもいいのではないでしょうか、と思います
つまりは効率化でしょ?
気が滅入りますよ、そんなニュースばかり...

その中で、四季島はかつて北斗星やカシオペアに憧れていた人間にとっては被写体としては興味ひかれる素材ではあるんですよね...

数少ない夢を感じる列車だし、動力方式などもかなり異色で面白いと思うんですよね
もっととりあげてほしいですね。

7870: by 管理人 on 2018/08/08 at 07:21:44

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

札幌圏で北斗84号のスジと若干異なるというのは初めて耳にしました。教えていただき、ありがとうございます。恵み野駅ではほぼ北斗84号と同じ時刻でやってきましたよ。

コメントをいただいて調べてみたところ、四季島の車両が北海道の冬に耐えられる仕様なのかについては特に細かい事項が得られませんでした。おそらく対応していないと思われ、仰るとおりそのために冬期の入線はないのでしょう。

今年は11月下旬まで入線する計画のようで、紅葉やもしかすると雪の中を走る四季島が見られるかもしれませんね。

7871: by 管理人 on 2018/08/08 at 07:33:40

>>「すぱいく」さん、コメントありがとうございます。

四季島の記事は2回目で、1回目は昨年の5月3日に営業運転で北海道入線を果たした直後のものを掲載していますよ。

北海道では鉄道関連のニュースは廃止や縮小といった合理化策による残念なニュースばかりで、四季島のようなそうした話題とは無関係の払拭できるような列車の運行は目が引かれます。

ただし、利用する場合は高額ゆえ、誰もが利用できる列車ではないです。管理者のようなビンボー人はそもそも列車を利用するコンセプトから外されていますね。

こうした列車もいいですが、誰もが利用できる四季島のような北海道の鉄道における悲しい話題を払拭させるような列車が北海道の観光列車などには求められているような気がします。

時間の関係で札幌圏でしか撮影することができていませんが、今後時間があれば非電化区間にも足を運び、加えて車両につてもまだ詳しくは知らないので、北海道の鉄道の話題と絡め、参考となる点が管理者の視点から見いだせればお伝えしようと思います。

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