キハ183系一般車が使用された快速「ふらの・びえい号」
臨時列車 - 2018年08月13日 (月)
4日ぶりの更新です。度々更新が滞ってしまい、申し訳ありません。
お盆と言うこともあり、世間ではお盆休みとなっている方が多いと思います。言い訳ですが、管理者もその関係で誘われることが多く、「飲みに行こう」、「海に行こう」、「釣りに行こう」etc・・・
色々お誘いを受けてしまうため、更新が滞ってしまいます。稀にここ最近のように更新が滞ってしまいますが、引き続き1日1回の更新を目標に更新していきたいと思うので、よろしくお願いします。
さて本題に入りますが、6月30日から運行を開始した快速「ふらの・びえい号」が昨日12日をもって運行を終えました。車両は富良野線では通常入線しないキハ183系特急気動車が使用され、一躍話題となりました。3両編成で全車両が自由席のため、乗車券のみで乗車できる列車でした。特急列車として主に使用する車両だけに、おトク感を満喫できる列車だったと思います。
同列車はこれまで設定されず、今年から初めて運行されました。設定された理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」が混雑します。ノロッコ号は指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、自由席主体の快速列車としての役割のためです。ダイヤはノロッコ号に乗車できなかった利用客を拾うように設定され、必ずノロッコ号の後に設定されていました。いわゆるノロッコ号の救済臨です。
管理者もスケジュール的に撮影は厳しいと思って断念していましたが、富良野でお世話になっていた方が急に亡くなり、急遽通夜に参列しなければならなくなりました。そこで、当日の予定を全てキャンセルして早めに現地入りし、列車を撮影してきました。

帰路、札幌への出発が午後11時すぎになることから、今回は残念ながら車で現地入りをしました。その関係で普段はあまりしない駅以外の場所からの撮影です。
まずは、西中駅付近を走行する下り(富良野方面行き)の快速「ふらの・びえい号」です。
Twitterを確認していると、富良野線で順光のポイントで列車を撮影することはかなり難しいのではないでしょうか。富良野方面へ向かう下り列車を右側から狙うのがオススメだったと思います。

富良野駅に入線する快速「ふらの・びえい号」です。駅前にある跨線橋から撮影しました。

富良野駅4番線と5番線?では、ノロッコ号とともに、ラベンダー最盛期における観光列車同士の並びが実現します。ですが、この並びは時刻表上ではわずか2分しか実現せず、快速「ふらの・びえい号」到着後すぐに「富良野・美瑛ノロッコ2号」が発車します。

折り返しとなる上り列車も西中駅付近で撮影しました。旭川方面に向かう際はほぼ逆光になり、撮影がしづらくなると思います。
残念ながら編成は確認していませんが、旧「サロベツ」用の車両などが入り、2016年3月ダイヤ改正までの同列車のような編成が富良野線で再現されたのではないかと思います。
混雑が予想されるノロッコ号の救済臨としての役割ですが、残念ながら混雑が確認されたというような報告はなく、空席が目立つような状況が多かったようです。利用率が決して高くなかったと思われる同列車は次年度以降の設定が心配となる列車の1つです。
JR北海道の経営がひっ迫している状況の中、インバウンド需要の増加は大きな収益源となります。夏季における富良野方面への観光需要は一定の利用が見込まれ、今回取り上げている快速「ふらの・びえい号」のように、需要が見込まれそうな臨時列車を模索するような動きが度々見受けられます。しかし、これまで幾度となく失敗し、結果的に多客臨の削減が実施されて今日に至っています。
今後は車両の統一化とともにより限られた車両数の中で臨時列車を走らせなければなりません。快速「ふらの・びえい号」が次年度以降も引き続き設定されるのかについては不明ですが、一定の成果や反省を踏まえ、それを次年度以降に生かしてほしいと思います。
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お盆と言うこともあり、世間ではお盆休みとなっている方が多いと思います。言い訳ですが、管理者もその関係で誘われることが多く、「飲みに行こう」、「海に行こう」、「釣りに行こう」etc・・・
色々お誘いを受けてしまうため、更新が滞ってしまいます。稀にここ最近のように更新が滞ってしまいますが、引き続き1日1回の更新を目標に更新していきたいと思うので、よろしくお願いします。
さて本題に入りますが、6月30日から運行を開始した快速「ふらの・びえい号」が昨日12日をもって運行を終えました。車両は富良野線では通常入線しないキハ183系特急気動車が使用され、一躍話題となりました。3両編成で全車両が自由席のため、乗車券のみで乗車できる列車でした。特急列車として主に使用する車両だけに、おトク感を満喫できる列車だったと思います。
同列車はこれまで設定されず、今年から初めて運行されました。設定された理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」が混雑します。ノロッコ号は指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、自由席主体の快速列車としての役割のためです。ダイヤはノロッコ号に乗車できなかった利用客を拾うように設定され、必ずノロッコ号の後に設定されていました。いわゆるノロッコ号の救済臨です。
管理者もスケジュール的に撮影は厳しいと思って断念していましたが、富良野でお世話になっていた方が急に亡くなり、急遽通夜に参列しなければならなくなりました。そこで、当日の予定を全てキャンセルして早めに現地入りし、列車を撮影してきました。

帰路、札幌への出発が午後11時すぎになることから、今回は残念ながら車で現地入りをしました。その関係で普段はあまりしない駅以外の場所からの撮影です。
まずは、西中駅付近を走行する下り(富良野方面行き)の快速「ふらの・びえい号」です。
Twitterを確認していると、富良野線で順光のポイントで列車を撮影することはかなり難しいのではないでしょうか。富良野方面へ向かう下り列車を右側から狙うのがオススメだったと思います。

富良野駅に入線する快速「ふらの・びえい号」です。駅前にある跨線橋から撮影しました。

富良野駅4番線と5番線?では、ノロッコ号とともに、ラベンダー最盛期における観光列車同士の並びが実現します。ですが、この並びは時刻表上ではわずか2分しか実現せず、快速「ふらの・びえい号」到着後すぐに「富良野・美瑛ノロッコ2号」が発車します。

折り返しとなる上り列車も西中駅付近で撮影しました。旭川方面に向かう際はほぼ逆光になり、撮影がしづらくなると思います。
残念ながら編成は確認していませんが、旧「サロベツ」用の車両などが入り、2016年3月ダイヤ改正までの同列車のような編成が富良野線で再現されたのではないかと思います。
混雑が予想されるノロッコ号の救済臨としての役割ですが、残念ながら混雑が確認されたというような報告はなく、空席が目立つような状況が多かったようです。利用率が決して高くなかったと思われる同列車は次年度以降の設定が心配となる列車の1つです。
JR北海道の経営がひっ迫している状況の中、インバウンド需要の増加は大きな収益源となります。夏季における富良野方面への観光需要は一定の利用が見込まれ、今回取り上げている快速「ふらの・びえい号」のように、需要が見込まれそうな臨時列車を模索するような動きが度々見受けられます。しかし、これまで幾度となく失敗し、結果的に多客臨の削減が実施されて今日に至っています。
今後は車両の統一化とともにより限られた車両数の中で臨時列車を走らせなければなりません。快速「ふらの・びえい号」が次年度以降も引き続き設定されるのかについては不明ですが、一定の成果や反省を踏まえ、それを次年度以降に生かしてほしいと思います。
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