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【代走レポート】8月30日の特急「スーパー北斗4号」をキハ183系一般車で代走

8月30日の特急「スーパー北斗4号」がキハ183系一般車による代走運転となりました。



写真は新札幌駅発車直後の様子です。わかりづらいですが、奥から3両目(所定のグリーン車の位置)に先頭車が連結されています。車番は確認できませんでしたが、今年の3月ダイヤ改正以降も函館運輸所(函ハコ)に残留した8両のうちの7両が使用されたようです。

今回確認した代走は、前日29日に登別駅で特急「スーパー北斗6号」で車両不具合が発生し、一度は運行を再開させたものの、次の停車駅である東室蘭駅で運転を打ち切り、東室蘭~函館間が部分運休となりました。どうやら、発電用エンジンの不具合か何かだったようです。

これにより、同日の特急「スーパー北斗19号」がキハ183系一般車による代走運転となり、翌30日に特急「スーパー北斗4号」に入った形となります。折り返しとなる特急「スーパー北斗11号」には所定のキハ261系が充当されたようです。

8月26日から27日にかけても函館本線の赤井川駅構内の線路点検の影響でキハ183系一般車による代走運転が実施されたばかりでした。しかし、前回の代走が苗穂運転所(札ナホ)所属車でグリーン車が連結されていたのに対し、今回は函館運輸所所属車によるモノクラス編成での代走運転でした。

函館運輸所にキハ261系が増え続けているとはいえ、現時点では必ずしもキハ261系が定期運用から車両故障時等の緊急時まで全てを担いきれていないようです。今年度は19両が増備され、少なくともその一部は函館運輸所に配置されます。果たして、今回のような緊急時にける対応も全てキハ261系とすることが目的なのか、将来的にキハ281系を置き換えるための計画的な増備なのか気になるところです。

いずれにしても、函館運輸所に残るキハ183系も「オホーツク」・「大雪」で使用する車両としていずれ苗穂運転所への転配が予想され、加えて、キハ261系が増備され続ければ、キハ183系一般車による「北斗」の代走を見る機会も次第に減ることが予想されます。キハ183系による代走運転は、前回のような札幌駅発車時点で折り返し列車の遅れが解消されない場合のみになると思われ、この場合に限り、苗穂運転所から代走車両としてキハ183系が用意されるかもしれませんね。

初期車が引退し、どちらかというと注目度がそれまでよりも低くなっているキハ183系ですが、マイナーチェンジ車についても車齢が30年を超える車両が出てきました。いずれ北海道の特急気動車はキハ261系に一本化される計画で、置き換えの際はキハ281系やキハ283系と比較して車齢を考えてもいち早く実施される可能性が高いです。

可能な限り、今回のような非日常の記録を大事にしたいですね。












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