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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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789系0番台の行先表示器が順次更新中



789系0番台は北海道新幹線開業までは道内と本州を結ぶ「スーパー白鳥」として活躍し、2017年3月ダイヤ改正を機に785系の一部を置き換えるべく、道央圏に転用されました。現在は札幌~旭川間の「ライラック」14往復に充当されています。

道央圏転用後はしばらく変化のなかった789系0番台ですが、ここ最近になって行先表示器の更新が順次実施されています。





2枚目と3枚目の写真が従来タイプのものです。2002年の東北新幹線八戸延伸時から活躍している車両は製造から16年が経過します。まだまだ使える車両とはいえ、機器の老朽・劣化が目立っていました。

その中でも行先表示器は特に老朽・劣化が目立ち、後に登場した789系1000番台も早々と一度交換され、キハ261系1000番台の1次車から4次車(過去に車体傾斜装置を搭載していた車両)については、機器そのものは新しいものに交換されていませんが、新塗色化とともに機器のブラッシュアップを実施し、不具合が解消されています。

それらを考慮すると、789系0番台も更新されないまま使用され続けていることが不思議なぐらいでした。ようやく9月下旬頃から順次新しいタイプに更新されています。





そして更新後のものがこちらです。表示の仕方そのものは変更ありませんが、配色が従来は萌黄色だったのに対し、強い青緑色の碧色タイプとなりました。写真ではわかりづらいと思いますが、実際に一目確認してみると違いは一目瞭然です。



ヘッドマークについては、道央圏転用時に従来の幕式(ロール式)からフルカラーLEDタイプに更新されており、こちらは引き続きそのまま使用されています。



比較として掲載しますが、こちらはキハ261系1000番台の5次車と6次車で見られる行先表示器です。「ライラック」で使用する789系0番台とは表示の仕方が異なりますが、配色は同じような碧色となっていることから、車体形状を含め、同一のパーツに更新されているものと推測しています。

789系とキハ261系では電車と気動車の大きな違いがありますが、エクステリアやインテリアの構造はほぼ同等であり、車種統一のメリットが生かされた形となります。部品を共通化することで車両メンテナンス向上につながり、人材不足に陥っているJR北海道では、こうしたパーツの統一化を実施することで短期間で検修を終え、即戦力になる人材を生み出すことができます。特急用車両は電車であれ気動車であれ、しばらくは789系やキハ261系のような車両が主軸となって活躍することでしょう。

ここ最近は、「宗谷」・「サロベツ」で使用するキハ261系0番台も重要機器取替工事施行とともに、行先表示器の更新が実施されています。キハ281系では既に全車での施行を終え、後継となるキハ283系でも行先表示器を更新する車両が徐々に増えてきました。このように、北海道の特急車両は現在、行先表示器の更新の真っただ中です。

789系0番台については、1次車と2次車の計30両で2018年年度から2021年度までの間に重要機器取替工事が実施されるようです。今回の更新もその一環と思われます。

ちなみに30両とは、2002年の営業運転開始時から使用されている(一部車両は2005年度増備)HE-101編成+HE-201編成~HE-104編成+HE-204編成の6両編成×4本と2005年年度に増備し、翌年3月のダイヤ改正から営業運転を開始したHE-105編成+HE-205編成の6両編成×1本で計30両を指しているのではないでしょうか。

HE-106編成+HE-206編成については、唯一東北新幹線新青森延伸以降の増備のため、現時点では対象外となっているようです。

785系は2017年3月のダイヤ改正を機に、登場時から基本編成で使用されていた5両編成×5本が廃車・解体となりました(一部を除く)。同車の機器更新・リニューアルが2005年から2007年にかけて実施されたとすると、789系0番台についても、残り10年~13年程度の活躍ということになるでしょう。

道央圏転用から1年半が経過し、萌黄色の斬新な車体が札幌圏でも見慣れてきたことでしょう。北海道における電車特急の車両の寿命は30年弱です。789系0番台は人生の半分を道内⇔本州輸送として担いました。

781系や785系とは使用状況や使用する線区が異なっているため、道央圏での活躍はこれらの車両に比べて短いものになりそうです。置き換えが実施される時期は、ちょうど北海道新幹線の札幌延伸前後と予想し、新幹線が札幌へやってくるという話題と同時に、在来線についても大きな変革の瞬間(とき)が訪れそうです。それまでの間は、北海道という厳しい土地で石狩平野を春夏秋冬駆け抜けてもらいたいと思います。










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コメント
7945:よい配色になりましたね by s-kamui on 2018/09/29 at 21:04:32

これに伴い、遠くからも益々視認性が向上したことでしょう。列車の表札とも言えるものなので如何に使いやすくできるか課題にもなります。

次はキハ261系1000台1~4次車の番ですね。

7946: by 管理人 on 2018/10/01 at 22:20:53

>>「s-kamui」さん、コメントありがとうございます。

消耗品で経年劣化は仕方ないとはいえ、それをいつまでも使っていることは問題があります。やはり利用者側からすると、少しでもそうした不具合箇所等は目にしたくありません。

いずれキハ261系1000番台の4次車までの車両も交換対象になると思いますが、新塗色化とともに機器の不具合が解消しているので、新しいタイプに交換するのはまだ先になりそうな気がします。

同じキハ261系1000番台とはいえ、7次車や8次車・・・と続くと、現在採用しているものより高品質なLED機器が搭載されるようになり、1次車から4次車についても5次車や6次車タイプのものではなく、より最新のものが採用されるのかもしれませんね。

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