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2018年9月後半のキハ283系充当の臨時「北斗91号」レポート

今回は9月後半分の臨時「北斗91号」について取り上げます。

9月は臨時「北斗91号」のみ運行されました。車両は札幌運転所(札サウ)所属のキハ283系(一部日程でキハ183系)が使用されました。函館への送り込みは臨時「北斗84号」のスジを使って回送されました。



9月運行分の最終週は苫小牧駅で撮影しました。





最終週の編成は、4両中2両が9月から一部車両で施行されているフルカラーLEDタイプの行先表示器に交換された車両が連結されました。スーパーではない列車のため、表示の仕方は日本語ローマ字ともにシンプルです。

定期列車は「スーパーおおぞら」のみですが、札幌運転所(札サウ)所属の車両については、臨時の「北斗」も不定期で使用されます。使用する車両によって今後も見られることでしょう。

編成は以下のとおりでした。

<函館⇔札幌:キハ283系>

キハ283-16キハ282-108キハ282-106キハ283-18



上記の4両編成でした。いずれも札幌運転所(札サウ)所属車でした。フルカラーLEDに交換された車両は「キハ283-16」と「キハ282-108」でした。


<<おまけ>>



実は9月第三週目の臨時「北斗91号」も撮影しました。当日は室蘭本線の洞爺~豊浦間にて倒木が発生した影響で午前中の列車に大幅な遅れが発生し、臨時「北斗91号」となるキハ283系の回送列車も途中で抑止となっていたはずです。

これにより、函館駅出発時刻が遅れ、最終的に2時間35分遅れで新札幌駅に到着しました。直前まで2時間30分遅れということで対向列車と被らずに撮影できるかと思いきや、直前でさらに+5分延び、結果的に1822Mと被ってしまいました。

せっかく撮影したので、おまけという形で掲載させていただきます。

話題は戻りますが、キハ283系の一部車両で昨今実施されている行先表示器の交換は車番が若い車両よりも後から登場した車両を中心に施行されているようです。正確には、2001年製の5次車(20両)の一部が該当し、これまで更新された車両はこの5次車の中に含まれているはずです。

5次車は客用扉にドアチャイムが設置されたり、側窓については、製造当初からポリカーボネート製の保護カバーを装着しています。

北海道の特急気動車は今後、キハ183系・キハ281系・キハ283系・キハ261系の4車種あるうち、キハ261系に一本化することが報道されています。車両を統一することで予備車両を共通化できる利点を生かし、全体の車両数の抑制を図り、車両メンテナンス向上をはかるねらいがあります。

キハ283系についても、いずれはキハ261系に置き換えられることでしょう。それが実際にいつになるか不明ですが、キハ261系は年々増備され続けており、一定の車両数が揃うとともに、釧路方面での乗務員による習熟試運転並びに走行試験等を実施して置き換えられると予想しています。

キハ283系の今後について、同車の一部を除いて、キハ261系が都市間輸送の中核を担うことになるようです。これは将来的に実質キハ261系の世代交代を意味していると思われます。今回のフルカラーLEDへの更新は、従来機器が入手困難によるやむを得ない措置のほかに、経年の浅い一部車両は廃車せずに残すという意味があるのかもしれません。

「一部を除いて」ということで、これが何を指し示すのかは現時点では不明ですが、札幌~函館間で臨時列車としても使用されていることから、一部車両は廃車にせず、波動輸送用として残す可能性も否定できません。いずれにしても、今後4次車までの車両で行先表示器の交換が実施されるのか注目です。

臨時「北斗91号」の次回の運転は10月6日~10月8日の3日間です。車両は今回と同じく、キハ283系が使用されます。地震の影響で沼ノ端~南千歳間で徐行運転を実施していることにより、南千歳、新札幌、札幌の到着時刻が20分前後遅れることが予想され、利用する際は注意が必要です。










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