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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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2018年度お盆輸送期間中の「スーパーとかち」~5両編成を多く確認!

お盆輸送期間中の定期特急列車の様子についての記事も終わらせなければなりません。

今回は札幌~帯広間を結ぶ「スーパーとかち」についてです。そして後日最後になるキハ261系「スーパー北斗」を掲載します。

「スーパーとかち」は、全盛期は速達タイプの「スーパーおおぞら」に引けをとらない速達性が魅力的でしたが、現在は所要時間が延びてしまい、かつてのキハ183系による「とかち」または「スーパーとかち」と同程度の所要時間となってしまいました。

近年はダイヤ改正を機に数分単位での時刻修正はあるものの、抜本的な運行時刻の見直し等は実施されておらず、加えて高速道路が延伸開業し、都市間バスの勢力も拡大したことで厳しい輸送状況が続いています。

そのような中、今年度のお盆輸送期間中は5両編成が多く確認されました。



まずは、8月12日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち1号」です。1両増結の5両編成でした。



2枚目は、8月15日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。こちらも1両増結の5両編成でした。


本来であればもっと紹介できるはずでしたが、雨の影響などで運休が発生し、撮影するには至りませんでした。

お盆輸送期間中は5両編成が多く確認されるとともに、最大も5両編成だったと思います。繁忙期輸送期間中にしては増結両数が少なかった「スーパーとかち」でした。

同列車に使用されるキハ261系1000番台は、札幌運転所(札サウ)に所属しています。2017年3月ダイヤ改正を機に(一部車両を除く)、それまでキハ261系1000番台55両が一括で札幌運転所に配置されていましたが、半数の27両が函館運輸所(函ハコ)に転属となりました。

札幌運転所に残留したのは先頭車を含むユニットが帯広方と札幌方の5本ずつと増結用中間車8両の計28両です。ただし、2017年3月に札幌運転所構内で「キハ260-1308」で外妻部分が損傷されているのが確認され、修繕のため、一時的に営業運転から離脱していました。そのため、稼働できる車両は27両になっていました。

同車も今年の6月から営業運転に復帰しています。ようやく札幌運転所に所属する全ての車両が出揃ったわけですが、依然として「スーパー北斗」中心の車両配置となっており、「スーパーとかち」の増結が抑制されている傾向にあります。

基本編成が4両に減車され、1両単位で連結できる増結用中間車が常時使用することはなくなったとはいえ、3運用全体で8両しか増結用車両が充てられません。これでは増結運転そのものや利用者を増やす策そのものを諦めてしまっているという見方をせざるを得ません。確かに、料金は対抗する都市間バスよりも高く、所要時間的にも都市間バスやマイカーに対して圧倒的に有利な状況とは言えません。

基本編成が減車されたとはいえ、インバウンド需要増加を見越して大型の荷物置場が普通車に設置されました。冬期は新千歳空港からトマムへの外国人観光客が増え、「スーパーとかち」も一時的に利用が増える傾向にあります。利用客を増やす工夫は見られますが、一方で車両数に限りがあり、多くの利用客を迎え入れる体制とはなっていません。

それは今後の車両の増備次第で解消されることですが、利用客を増やさなければ、列車そのものの存続が危うくなります。利用客を少しでも増やすために、まずは以前から記載しているとおり、現状よりも所要時間の短縮が必要です。走行区間の石勝線と根室本線は単線でありながら、運行時刻を工夫すれば、車両の性能はそのままに、10分程度の時間短縮は容易に実施することが可能です。現在多く見られる途中の信号場での対向列車の待ち合わせがなければ、「スーパーとかち」の速達性はさらに高まることになるでしょう。

元々速達性とともに発展してきたわけですが、一番のセールスポイントである速達性を欠いた現状の輸送では、その分料金が値下がりするわけでもないので、単純に割高と捉えてしまう場合もあるでしょう。その対策として「えきねっとトクだ値」を「スーパーおおぞら」と「スーパーとかち」ともに設定しているわけですが、会員登録は必須で、支払方法もクレジットカードのみの対応だったはずです。サービスを利用すれば安く移動できることは確かですが、それまでの指定席往復割引きっぷ(Rきっぷ)や得割きっぷと比べて融通が利かなくなってしまったのも事実です。

基本編成の減車という輸送適正化が図られたばかりですが、そもそも運行時刻を変更するなり工夫しなければ、さらなる利用客減に追い打ちをかけるだけです。運行時刻の変更及び、所要時間の短縮は喫緊の課題として取り組まなければなりません。せめて2時間30分台の所要時間でなければ、対抗することは難しいでしょう。これでも厳しいかもしれませんね。

使用する車両はキハ261系1000番台で、まだまだ老朽化によって置き換えられる車両ではありません。新たに車両を製造する必要はなく、現有の資産でやり繰りすることが可能です。函館方面の特急列車の世代交代が一段落した現在、兄貴分の「スーパーおおぞら」とともに、今度は石勝線特急の見直しに着手してもらいたいですね。











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