FC2ブログ

プロフィール

管理人

Author:管理人
北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログを記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

<公式Facebook>


<公式Twitter>


<公式Instagram>

Amazon.co.jp(鉄道雑誌その他)

RSS

グリーン車なしのモノクラス編成で運行中の「オホーツク」・「大雪」

ここ最近、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」の一部列車でグリーン車なしのモノクラス編成によって運行されています。





1枚目は11月3日の特急「オホーツク4号」を札幌駅で、2枚目は翌4日の特急「オホーツク1号」を江別駅で撮影しました。通常は中間にグリーン車を連結した4両編成で運行されますが、グリーン車を連結しないモノクラス4両編成で運行されました。

グリーン車の代わりに連結されたのが、今や希少なとかち色の外装をまとう「キハ182-512」でした。キハ183系代走時の「宗谷」と「サロベツ」のように見えます。また、キロハ182形0番台が連結されていた今年6月末までの様子を思い出させてくれるような編成でもありました。

現在も一部の運用でモノクラス編成が継続されているようですが、とかち色の「キハ182-512」は編成中から外され、オールHET色の編成になっているようです。

情報を調べていると、7日19時現在、翌8日の特急「オホーツク3号」でもグリーン車が連結されないようで、少なくとも9日の一部の「オホーツク」・「大雪」までモノクラス編成は継続されるようです。



今年7月から(一部は6月30日から)札幌・旭川~網走間を走行する「オホーツク」・「大雪」でそれまでのキロハ182形0番台に代わり、ハイデッカーグリーン車が連結されるようになりました。後者は昨年の3月あるいは今年の3月で営業運転を終了した「北斗」からの転用車です。これに伴い、普通車についても所属先が函館運輸所(函ハコ)から札幌運転所(札サウ)に変更されています。

普通車とは異なり、グリーン車は必要最低限の両数しか製造されません。転用前はキロハ182形0番台が5両、キロ182形0番台が1両(予備)の計6両体制で運行していました。転用後は番台区分は省略しますが、ハイデッカーグリーン車が5両体制となり、実質稼働できる車両、あるいは使用できる車両が1両減りました。

2017年3月のダイヤ改正で網走方面の特急列車は車体の老朽化を理由に4往復中2往復を旭川駅発着に運行区間を縮小し、1日に使用するグリーン車の数を4両から3両に減らしました。このダイヤ改正直前までは車両繰りがつかず、モノクラス編成が一部でほぼ連日のように確認されていたため、札幌~網走間を4往復で運行する体制はもはや限界にきていました。

その後は今年の6月末までモノクラス編成で運行される日があったかもしれませんが、代走や編成変更を実施する機会は減り、特に0番台や200番台の撤退後は安定した輸送が続けられていました。

ですがここにきて、それまでよりも車齢が若い車両に置き換えられたものの、依然として車両不足の問題は100%解消されておらず、特にグリーン車が1両減らされたことにより、車両の検査や故障を伴った際はまだまだ編成変更を余儀なくされそうです。

ちなみに、現在は3枚目の写真の「キロ182-504」が苗穂工場に入場しているようで、これが少なからず影響しているのかもしれませんね。

今回は偶然かもしれませんが、この時期からグリーン車なしのモノクラス編成が確認されるようでは、冬期の運行が非常に心配になります。ハイデッカーグリーン車は5両あるとはいえ、これまでよりも1両が減らされています。特にこれからの時期は車両繰りに苦労する時期であり、車両数の少ない車両では代走等が頻繁に確認される時期でもあります。

5両あるのに対し、1日に少なくとも3両が使用される現状では、決して車両数に余裕があるとは言い難く、引き続き今回のようなグリーン車なしの編成変更が確認されることでしょう。運休が発生しないとはいえ、通常どおりの運行ができない以上、宗谷線特急とともに利用客からの信用を失いかねない事態です。


話題は逸れてしまいますが、JR西日本では「はまかぜ」が運行されていますが、現在はグリーン車を連結していません。かつてキハ189系に置き換えられる以前はキハ181系が使用され、グリーン車が1両連結されていました。しかし、キハ189系に置き換えられたと同時にグリーン車を廃止しました。廃止に伴う普通車等の代替車両は連結せず、グリーン車をまるまる1両廃止したという大胆な方針転換が図られましたね。

通常運行ですら支障が出るのであれば、思い切ってグリーン車を廃止にするのも一つの有効な手段です。北海道でもこうした大胆な発想を取り入れてほしいものです。JR北海道の弱点は、こうした大胆な方針転換ができないところにあります。元々網走方面のグリーン車利用は決して多いわけではありません。収益が見込めなければグリーン車を廃止するという選択肢もあります。


通常どおりの運行ができない場合が確認された以上、宗谷線特急とともに、「オホーツク」・「大雪」についても利用客を失いかねない危機的状況にある列車です。グリーン車をなくし、通年で通常運行ができるような思い切った方針転換も必要ではないかと感じています。










↓ブログランキングにご協力お願いします↓


にほんブログ村


人気ブログランキング

鉄道コム
関連記事
トラックバック
トラックバック送信先 :
コメント
8012:特別席病患者の戯れ言! by ピカチュウ親方 on 2018/11/08 at 02:39:14

どうせならキロ9位は残しておいた方が良かった様に思えるのは私だけ?。

特別席病患者の私としてはグリーンが無くなるのは嫌ですが、1両を満たす需要が無く存在意義が見出だせないのでは致し方無いですね。

しかしまぁナンと言いますかねぇ。

かつてのJR北海道は、グリーンから先に売れると聞き、実際10時打ちの時点でも希望は没で、別席を何とか確保、何て事もよくありました、それでグリーン2両なんて言うのもざらでしたが、そう言えば最近はそこまでの利用は、少なくとも宗谷・石北系統では見掛けませんね。

あの時グリーンを利用、いやJR北海道を利用してた人は何処へ逝ったのでしょうか。

8013:G車 by ハマヒデ on 2018/11/08 at 10:23:21 (コメント編集)

こんにちわ。
ご指摘の通り石北系のロの利用者数確かに少ないでしょうし、以前はキロハでしたので僅かながらハの座席分意味ありましたね。
現在のキロの連結意義は低下していることは確かですね。ファン的には残して欲しいですが。
宗谷系、石北系の特急車については何か手を打たないといけないはずですが、利用者の比較的多い函館系、石勝系に優先され、ある意味軽視されているようにも見えます。

8014:発想の転換 by 千葉日台 on 2018/11/08 at 21:54:28

中途半端が一番良くないと思います。

グリーン車を廃止するなら廃止する、続けるなら色々なアイデアを出す・・・。

今更キロ182を製造するのは不可能です。かといって261系とキハ183系の連結も困難です。

元お座敷のキハ183が2両あります。あれの座席を改造してグリーンにする。先頭車グリーンが不可能であればそれを普通車にして中間車の400番台2両をグリーン車改造にするとか。

費用はかかりますが、車両新製よりは安く済むはずです。

勿論これのデメリットもあるかも知れませんが、様々な視点から対応を考える時期に来ていると思います。

8015: by 管理人 on 2018/11/09 at 22:02:38

>>「ピカチュウ親方」さん、コメントありがとうございます。

そもそも6月末まで使用されていたキロハ182形0番台が利用率が低い「オホーツク」向けの改造車でした。改造当初と現在ではさらに利用率が減っていると思われ、車両を活用できるとはいえ、利用率が低下しているのであれば、連結するか、しないかの決断のときが来ていると思います。

かつては特に「スーパーおおぞら」でグリーン車の人気があったと思います。自由席よりもグリーン席や指定席から埋まり、基本6両編成でありながら、増結が常態化していました。これももはや昔の話で、現在は利用客を確保することすら非常に厳しい状況になっています。

対抗する交通機関の利便性が向上したことも背景にありますが、「スーパーおおぞら」の場合は減速・減便の影響が大きいと思います。

いずれにしても、記事中のとおり、1000番台でグリーン車を製造し続けることはあまりにもリスキーであり、将来的な輸送を見据え、グリーン車が本当に必要かどうか判断するときだと思います。

8016: by 管理人 on 2018/11/09 at 22:12:34

>>「ハマヒデ」さん、コメントありがとうございます。

キロハが生まれた時点で利用率が低いということはわかっていたので、そこから何も改善点が見られないことは不思議なことです。

収益を優先しなければならず、それが結果的に収益が期待される、収益が見込まれる路線に集中投資する傾向がみられ、網走・稚内方面は後回しになっています。

それが以前から指摘しているとおり、代走が多いことにも反映していると思いますが、列車を定期的に設定している以上は通常運行することができる最低限のルール(代走が発生しないなど)が必要です。

グリーン車を廃止にしたら、逆に普通車は余裕があるので、安定した輸送が今よりも実施できることが期待されますね。

8017: by 管理人 on 2018/11/09 at 22:16:55

>>「千葉日台」さん、コメントありがとうございます。

代走や編成変更が最も中途半端ですよね。

安定した輸送が実施できなければ、以前から指摘しているとおり、本当に利用客を失います。

元々キロハが生まれている時点で利用率が少ないというのは明白でした。そこから大きな改善点が見られないのが逆に不思議なくらいです。

車両があり、サービス維持も一つの方針ですが、今のJR北海道はコスト削減も必要なことです。1つの車両を稼働させないことで、如何に燃料代等を節約できるかなど、改善を検討する時期に差しかかっています。

無理のない高速化などとともに、まだまだ改善点はありそうですね。

8018:それならば by 旅人 on 2018/11/11 at 10:01:04 (コメント編集)

今さらな話ですが、キハ183系500番台が全車、北斗に転用した時、何故キロ183ー508を廃車にしたか不思議でなりません。
あの後から究極に車両が足りなくなってきたわけで、JR北海道のやることは分けがわかりません。
一番、金をかけない方法は足りない分、キハ182ー500番台をキロ
182に改造した方がいいと思います。シートはキロハ182の廃車発生品を転用すればOKでしょ。もしくは北斗からオホーツクに転用する時、キハ1831500を半室グリーンに転用すべきではなかったのではないでしょうか?

8019: by ナナッシー on 2018/11/11 at 16:24:37

こんにちは
現状オホーツク2往復、大雪2往復ですが、オホーツクを3往復にして、大雪は廃止でも構わないと思います。
乗車率から踏まえて札幌〜網走間は1日3往復でも良さげです。

8020: by 管理人 on 2018/11/11 at 18:49:18

>>「旅人」さん、コメントありがとうございます。

2009年10月に「とかち」がキハ261系1000番台に置き換えられた際にハイデッカーグリーン車の506から508の3両は営業運転を離脱し、翌3月で除籍されました。その後、早々と解体されてしまいましたね。

廃車となった当時は、管理者も勿体ないという印象でした。今となっては、廃車とはせずに一時余剰気味でも活用すべきでしたね。残しておけば、2016年度末のように、グリーン車連結すらままならない状況の改善や、昨今のモノクラス編成の運行を防げたかもしれません。

よく考えないで車両繰りをした結果が、今に至っているわけです。

最近は車両の改造すら実施しても本当に最小限にする傾向があります。特急車両の内装リニューアル等も実施される様子もありません。ということは、仰っているグリーン車化も当然ないわけで、それだけ資金が不足し、窮地に立たされている状況が伺えます。改造しようにもそれを実施する人が確保できないのかもしれません。

利用が少ないのであれば、思い切ってグリーン車をなくす方法もありです。逆に昨今の状況下で車両のグリーン車化改造をしてしまうと、必ずしも車両数が安定しているとはいえない昨今、また車両不足で所定編成の運行に支障が出ることに繋がりかねませんよ?

新形式も投入できない、既存の車両のリニューアルもできない。本当にピンチですね。

8021: by 管理人 on 2018/11/11 at 18:53:40

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

旭川駅発着列車を減らすことで「ライラック」と「カムイ」の輸送改善につながりますね。例えば、現在はごちゃごちゃに設定している運用を、始発駅基準で00分を「ライラック」、30分を「カムイ」とし、利用者にわかりやすくすることが可能です。

網走方面については、一部の時間帯で列車の設定が偏っており、石北本線内を4往復維持したとはいえ、利便性を維持しているとは思えません。札幌直通とすることで電車特急の代替としても活用でき、運行コストを抑えることにもつながります。

ある意味で3往復化は有効な手段かもしれませんね。参考になりました。

8029: by 南の虎 on 2018/11/14 at 15:38:22

まずそもそもキロ182-500は3両が廃車されております。8年前に現在のような惨状が予想されていなかったからかもしれませんが、もったいなかったなと思います(当時で車齢22年くらいか)。
どうもこのあたり、JR北の車両投入計画がいまいち見えないんですよね・・・

で、グリーン車が足りないということで、もう、グリーン車は、石北線には必要ないとも思えます。フルムーン客のためにどんな田舎にでもグリーン車は連結されていたものですが、もはやフルムーンという言葉もあまり聞かなくなりました。
普通車の座席もそこそこ良くなっており、グリーン車はもう要らないんじゃないかと思います。
もちろん、グリーン車はグリーン車でとてもいいんですけどね。。。

8033: by 管理人 on 2018/11/15 at 00:44:59

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

2009年度末に3両ものハイデッカーグリーン車が除籍された際は、勿体ないという印象のほかに、何を考えているのだろう・・・。と思っていた次第です。

それよりも老朽化したグリーン車はありました。将来的に次世代特急気動車が投入され、それがキハ281系といった振り子式車両の後継車として100両以上製造する計画があったはずです。そして、比較的収益の乏しい列車などにはキハ261系を充当させる計画だったと思います。

これら高速化計画が後々控えていたため、高速化とはあまり縁のない車両については、あまり後先のことを考えないで廃車にしたのだと思います。結果的に後に予備車両不足に陥り、高速走行ゆえの車両への負荷が問題視されるようになり、資金難に陥ってしまい、将来的な高速化や高性能車両の投入はできなくなったため、過去の甘い判断がここにきて影響していると思います。

仮につい最近まで「とかち」が運行されていて、キハ261系1000番台に全て置き換えられたとするならば、その余剰車は全て廃車にすることなく活用しているでしょうね。

網走方面の特急列車でグリーン車と普通車の違いは、シートや床が高いなどの違いもありますが、編成変更の際の資料で取り上げていた点はコンセントの有無です。しかし、旧「サロベツ」用の車両も一部で稼働しており、コンセントつきの車両が充当される場合もあります。

普通車がグレードアップされ、各席にコンセントが備われば、グリーン席の必要性はなくなります。燃料代もバカにはできず、利用客が減少傾向にあるのであれば、「はまかぜ」のように思い切って3両編成にしてみるのも一つの手段として検討すべきだと思います。

キハ181系やキハ183系スラントノーズ車は先頭車の定員数が少ないですが、その後、キハ189系やN183系以降の車両はそれよりも定員数が確保されており、減車分をある程度補うことは可能だと思います。

利用が少ないのであれば、繁忙期のみの連結にするなど、利用状況に応じて変えていくべきだと思います。

▼このエントリーにコメントを残す