苗穂駅移転開業まであと1週間
駅 - 2018年11月09日 (金)
苗穂駅の移転開業は11月17日(土)です。来週の土曜日ということで1週間後に迫りました。
管理者も非常に楽しみで今からワクワクしております。
今回の記事は移転開業に伴うこれまでのおさらいと見納めとなる光景を中心に少し紹介していきたいと思います。


新駅舎となる建物の写真は10月中旬に撮影したものです。
南口昇降棟前の月極駐車場は、契約が新駅舎使用開始前までのはずで、車が駐車していないほぼ空き地と化しています。移転する苗穂駅は札幌市が進める苗穂駅周辺の再開発事業の一環として進められています。特に劇的に変わるのが南口側で、高層の共同住宅が設けられる予定です。面積は1515坪で南口広場を含めた周辺は2021年度に完成を目指す予定です。戸数は160戸で、予定では南口を挟んだ25階建てのツインタワーが計画され、低層部には商業施設や医療施設が設けられる予定です。再開発に伴い、高齢者の方々に対しても住みやすさが求められるようで、コンパクトシティの推進が図られるようです。

北口周辺については新たに高層マンションが建設される予定はありません。大型ショッピング施設「アリオ札幌」へのアクセス向上のために一役買うでしょう。


こちらが現在の苗穂駅舎です。この駅舎を使用するのも、あと1週間となりました。
管理者は天気が急変しやすい秋ということもあり、天気がよかった10月中に一部を除いて一通りもう撮り納めしました。今週末は最後の様子を確認しようと、撮影者が多くなるかもしれませんね。

改札口付近の様子です。写真は掲載しませんが、特に駅ホームと改札口の間の通路では古さを感じます。高齢者が多くなる中で駅構内はエレベーターやエスカレーター等が設置されておらず、現行の駅舎では非常に不便な状況でした。
こうして課題となっていた利便性向上策は、橋上化された新駅舎ではエレベーターを2基備え、さらに南口と北口と昇降棟にもそれぞれ1基ずつ設置されることになり、通路と新駅舎合わせて4基のエレベーターが設置されることになります。これで高齢者の方や身体の不自由な方も階段を昇り降りせずに列車に乗ったり、線路を挟んで南北の行き来をすることができます。


おそらく新駅舎では、この駅名標はなくなるはずです。札幌駅側のホーム末端に近い場所に札幌方面ホーム、江別・千歳方面ホームにそれぞれ1つずつあります。
ちょうど苗穂工場の建物と駅名標を同じアングルに収めることができます。写真は10月末に撮影した写真で、現在は葉っぱが散ってしまいました。もう少し見栄えのよい写真をInstagramの方で近々投稿します。
苗穂駅は1910年5月16日に函館本線の駅として開業しました。後に現在の千歳線が乗り入れ、今はなき定山渓鉄道も東札幌駅を経由して乗り入れるようになりました。
現在の駅舎は2代目にあたり、1935年10月に使用を開始しました。北海道命名から150年、そして駅舎は築83年を経て新駅舎と引き継がれます。
木造2階建とはいえ、よく一年を通じて気候の厳しい北海道でよく83年間も耐えてくれました。途中途中で補修や修繕があったと思いますが、先日の北海道胆振東部地震でも倒壊せず、無事に新駅舎へバトンタッチすることができそうです。
「苗穂」は、北海道の鉄道の聖地ということもあり、管理者もよく利用していた駅でした。ブログを通じてになりますが、撮影してきた写真をブログ記事で掲載し続け、閲覧者の方々とコメントでやりとりし、管理者自身も少なからずブログを通じて成長できたと思っています。そういった意味では、現在の苗穂駅は人生の中で欠かせない思い出の地となり、それが1週間後に新駅舎に生まれ変わるということが、現在でも信じられません。
ですが、大規模な地震が多くなっている昨今、新たな耐震基準や施設の老朽化、加えて高齢者や身体の不自由な方に対して不便であることは否めません。駅舎は変わってしまいますが、今度はしばらく封印されていた苗穂工場の全景が確認できるようになり、苗穂運転所(札ナホ)の西出区線付近からの列車の出入りの様子も違ったアングルからも確認できるようになるでしょう。
新駅舎も利用者やファンに対して愛着のあるものになってほしいと思います。
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今回の記事は移転開業に伴うこれまでのおさらいと見納めとなる光景を中心に少し紹介していきたいと思います。


新駅舎となる建物の写真は10月中旬に撮影したものです。
南口昇降棟前の月極駐車場は、契約が新駅舎使用開始前までのはずで、車が駐車していないほぼ空き地と化しています。移転する苗穂駅は札幌市が進める苗穂駅周辺の再開発事業の一環として進められています。特に劇的に変わるのが南口側で、高層の共同住宅が設けられる予定です。面積は1515坪で南口広場を含めた周辺は2021年度に完成を目指す予定です。戸数は160戸で、予定では南口を挟んだ25階建てのツインタワーが計画され、低層部には商業施設や医療施設が設けられる予定です。再開発に伴い、高齢者の方々に対しても住みやすさが求められるようで、コンパクトシティの推進が図られるようです。

北口周辺については新たに高層マンションが建設される予定はありません。大型ショッピング施設「アリオ札幌」へのアクセス向上のために一役買うでしょう。


こちらが現在の苗穂駅舎です。この駅舎を使用するのも、あと1週間となりました。
管理者は天気が急変しやすい秋ということもあり、天気がよかった10月中に一部を除いて一通りもう撮り納めしました。今週末は最後の様子を確認しようと、撮影者が多くなるかもしれませんね。

改札口付近の様子です。写真は掲載しませんが、特に駅ホームと改札口の間の通路では古さを感じます。高齢者が多くなる中で駅構内はエレベーターやエスカレーター等が設置されておらず、現行の駅舎では非常に不便な状況でした。
こうして課題となっていた利便性向上策は、橋上化された新駅舎ではエレベーターを2基備え、さらに南口と北口と昇降棟にもそれぞれ1基ずつ設置されることになり、通路と新駅舎合わせて4基のエレベーターが設置されることになります。これで高齢者の方や身体の不自由な方も階段を昇り降りせずに列車に乗ったり、線路を挟んで南北の行き来をすることができます。


おそらく新駅舎では、この駅名標はなくなるはずです。札幌駅側のホーム末端に近い場所に札幌方面ホーム、江別・千歳方面ホームにそれぞれ1つずつあります。
ちょうど苗穂工場の建物と駅名標を同じアングルに収めることができます。写真は10月末に撮影した写真で、現在は葉っぱが散ってしまいました。もう少し見栄えのよい写真をInstagramの方で近々投稿します。
苗穂駅は1910年5月16日に函館本線の駅として開業しました。後に現在の千歳線が乗り入れ、今はなき定山渓鉄道も東札幌駅を経由して乗り入れるようになりました。
現在の駅舎は2代目にあたり、1935年10月に使用を開始しました。北海道命名から150年、そして駅舎は築83年を経て新駅舎と引き継がれます。
木造2階建とはいえ、よく一年を通じて気候の厳しい北海道でよく83年間も耐えてくれました。途中途中で補修や修繕があったと思いますが、先日の北海道胆振東部地震でも倒壊せず、無事に新駅舎へバトンタッチすることができそうです。
「苗穂」は、北海道の鉄道の聖地ということもあり、管理者もよく利用していた駅でした。ブログを通じてになりますが、撮影してきた写真をブログ記事で掲載し続け、閲覧者の方々とコメントでやりとりし、管理者自身も少なからずブログを通じて成長できたと思っています。そういった意味では、現在の苗穂駅は人生の中で欠かせない思い出の地となり、それが1週間後に新駅舎に生まれ変わるということが、現在でも信じられません。
ですが、大規模な地震が多くなっている昨今、新たな耐震基準や施設の老朽化、加えて高齢者や身体の不自由な方に対して不便であることは否めません。駅舎は変わってしまいますが、今度はしばらく封印されていた苗穂工場の全景が確認できるようになり、苗穂運転所(札ナホ)の西出区線付近からの列車の出入りの様子も違ったアングルからも確認できるようになるでしょう。
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