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2018年度に増備されたキハ261系1000番台7次車が営業運転開始

今年度も引き続き、キハ261系1000番台が増備され続けていますが、ようやく今年度に新製された7次車が営業運転を開始しました。





11月25日に新札幌駅で特急「スーパー北斗6号」を撮影しました。函館方に今年度増備されたST-1114編成(キロ261-1114+キハ260-1114)が連結されていました。

当日の特急「スーパー北斗19号」にも連結されていたようで、明日26日は特急「スーパー北斗4号」からの運用に入ることでしょう。



外観はそれまでの6次車以前のものを普及していますが、若干の変更点があるようです。

騒音防止に配慮したからか、0番台などと同様に電子ホーンが新たに設置され、前照灯の一部がLED化されています。また、客室内では5次車で変更されたグリーン車座席の形状が7次車になってさらに変更されたほか、先頭車の貫通扉の外側に設けられていた幌枠を設置するための工事も施行されていません。

貫通型でありながら、通常時は編成の中間に連結されることがないことから、7次車になって先頭車両のみの機能として特色が一層強くなりました。

写真ではわかりにくいですが、車体も素材か仕上げ方法が変更されており、既存車と見比べた際は一目瞭然です。このあたりは、残る7次車が順次営業運転が開始された際に取り上げていきたいと思います。

先日コメントをいただきましたが、キハ261系は今年度は19両が製造されます。このうち、既に営業運転を開始しているST-1113編成(キロ261-1113+キハ260-1113)も含まれているようで、これを除くと17両が投入されることになります。

今回確認したST-1114編成は、函館運輸所(函ハコ)に新たに配置されています。今年度の増備車が函館に配置されたことで、最後まで函館に残っていたキハ183系が方向転換を実施したうえで先日苗穂へ回送されたようで、「オホーツク」・「大雪」として順次営業運転を開始しています。おそらく、函館配置の車両については、最後まで残ったキハ183系を置き換える役目があったと思われ、これにより、車両故障などが発生した場合でも一部列車を除いて所定のキハ261系が充当されることになり、さらに安定輸送を実施できる体制となりました。

一方、これから甲種輸送で札幌入りする車両については、少なくともその一部が札幌運転所(札サウ)の配置となるようです。しかし、製造数が少ないため、どのように活用されていくか気になるところです。

管理者としては、来年度以降に増備される車両と合わせて既存の特急気動車を置き換えていくと予想しています。

今年度増備分については、投入数が少ないことから、営業列車を置き換えるまでには至りませんが、来年度以降も引き続き増備されることで、キハ261系の勢力がますます増え、いつか北海道の特急気動車がキハ261系に統一される日がやってくるでしょう。

車体形状は11年前の営業運転開始から大きく変わらないものの、時代の進歩に合わせて機器類は最新のものにアップグレードしています。長く製造し続けていることで車両そのものの信頼性も向上していることでしょう。

キハ261系の今後のさらなる発展を期待します。









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コメント
8057:イイですね by s-kamui on 2018/11/26 at 12:35:46

次の配置編成もゆくゆくスーパーとかちの運用に入ることになりますね。やっとスーパーとかちで比較的新しい車両が当たりそうです!

8058:261系増備編成 by GT-hiro on 2018/11/26 at 18:40:06

私見ですが、今後増備される車両では、N183系置き換えはもちろん、建造コスト削減やグリーン車を要しない臨時特急等の波動運用に対応させる観点から「グリーン車無し」編成が出る可能性もゼロではないと思います。

8060: by ERGA-1064 on 2018/11/27 at 19:38:35

札転配属分に関しては当面余裕があるので札幌~釧路、札幌~網走間で試験・教習運転ということもあり得そうですね。
また、函館配属分に関しては現在2往復してる281系のうち1往復を置き換えて281系の延命を目論んでるかも知れませんね。

8061:残り50両のキハ261系 by バターロール on 2018/11/27 at 20:12:09

7次車は2018年度~2022年度にかけて67両製造予定なので残り丁度50両です。ここで残り50両がどのような配分となるか予想してみました。

まず函館方面ですが、自身はこのST1114-1214編成が最後と予想します。理由は函ハコには先頭車ユニットが9編成あります。どこかの記事でコメントしたと思いますが札幌~函館間の12往復は1.5往復×8運用でやり繰りできます。予備を1編成用意しておくとこの9編成で足ります。また今日神戸を出発した9両のキハ261系ですがどうやら先頭車ユニットが札サウで残り中間車5両が函ハコとなるようです。よって函ハコには数え間違いがなければ増結用中間車が36両いるわけです。8運用のうちいくつかの運用の増結を考慮したとしても十分な車両数となります。

函ハコ
先頭×9、中間車36両

よって残り50両は残るキハ183系、キハ283系の置き換え用と予想します。

まずキハ183系置き換え用ですが、現在オホーツク・大雪の運用が3運用あります。仮に運転体系の見直しがないと仮定すると予備を含めて4編成用意すれば足ります。一応増結用中間車を4両用意すると合計20両になります。つまり5両×
4編成です。

続いてキハ283系置き換え用ですが、現在おおぞらの運用が4運用あります。札サウには2編成、釧クシには3編成用意し、増結用の中間車は10両用意します。そして札サウに既存の車両と合わせて以下のように配分しなおす予想します

とかち用(3運用、基本編成4両)
先頭×4、中間車4両

おおぞら用(札サウ、2運用、基本編成6両)
先頭×3、中間車7両

おおそら用(釧クシ、2運用、基本編成6両)
先頭×3、中間車7両

こうすれば予備編成はそれぞれ1編成いるので万が一にも対応できると思います。増結にもある程度対応できます(おおぞら、とかちが以前のような長編成を組むのは考えにくい)

これは思い付きで考えたものなのでこの通りになるとはもちろん思っていませんが、一つの考えとして見てもらえたら幸いです。

長文失礼しました

8062: by 管理人 on 2018/11/28 at 11:34:33

>>「s-kamui」さん、コメントありがとうございます。

札幌に配置されるとしても、投入数が少ないことで方面別の全ての列車を置き換えることは現段階では難しいと思います。

一定数が揃うまで「スーパーとかち」などで使用し、増結用中間車が多く投入されることから、繁忙期輸送時の増結も7両編成以上が期待されるかもしれませんね。

8063: by 管理人 on 2018/11/28 at 11:36:31

>>「GT-hiro」さん、コメントありがとうございます。

グリーン車なしの編成については、札幌方ユニットを多く製造すれば済むので、実現はそう難しくないと思いますよ。宗谷本線や石北本線向けにぜひ検討してもらいたいですね。

8065: by 管理人 on 2018/11/28 at 13:08:24

>>「ERGA-1064」さん、コメントありがとうございます。

先頭車ユニットが1本ずつ加わることで、キハ283系による代走はついに見納めになるかもしれませんね。加えて、乗務員訓練や走行試験などを実施し、次年度以降に生かされることでしょう。

キハ261系の函館入りとほぼ同時に、函館に残っていた代走用のキハ183系が苗穂へ異動したので、完全な予備車両もキハ261系になったと思います。キハ281系を置き換えるのはまだ先になる可能性が高いと思います。

8066: by 管理人 on 2018/11/28 at 13:23:05

>>「バターロール」さん、コメントありがとうございます。

詳しい情報をありがとうございます。予備車両はもっと札幌にも函館にも釧路にも持っておくと思いますよ。

キハ261系化されて仕様が統一されることで運用を共通化できることもポイントです。例えば、帯広・釧路方面だと「スーパーとかち」と「スーパーおおぞら」の運用を共通化してしまってもいいわけです。札幌~釧路間については、キハ261系の燃料消費の問題もありますから、「スーパーおおぞら」のみで固定して運用を組ませると給油等の問題で運用効率が悪くなってしまうかもしれません。

「スーパーとかち」と組み合わせることでこれを多少なりとも解決できると思います。これはかつてキハ183系の「おおぞら」と「とかち」でもやっていましたね。

いただいたコメント内容は大変参考になるので、今後の置き換えについての一参考にさせていただきます。ありがとうございました。

8067: by ナナッシー on 2018/11/28 at 20:45:42

こんばんは
キハ281系は予備車が少ないので、次回のダイヤ改正から現状5往復(2往復、1.5往復×2)を3往復(1.5往復×2)にし、9往復をキハ261系、3往復をキハ281系にすると思いますよ。

8068: by ERGA-1064 on 2018/11/28 at 21:02:34

再度コメントさせていただきます。
今年度導入された7次車によって運用に余裕が生まれたことで、修学旅行等の集約臨とか音楽ライブ増発便にもキハ261が使われる可能性も出てくるのでは?と思うのです。
札幌市立中学においては数年前に飛行機利用が解禁となり、関東地方へ出向く学校もあるようですが、北海道新幹線開業や首都圏におけるホテル確保の難しさなどの問題から列車利用・道南や東北地方への旅行に戻すという回帰現象も見られるようです。
波動用183が淘汰されそうな気配漂う今、修学旅行向け需要がある以上集約臨向け261は必要不可欠でしょう。今年度の増備ぶんは予備車確保、集約臨向け、将来の釧路・網走方面導入に向けた試運転等、様々な思惑があってのことでしょうか?と思った次第です。

8070: by 管理人 on 2018/11/29 at 22:27:56

>>「ナナッシー」さん、コメントありがとうございます。

キハ261系1000番台が函館入りしたとほぼ同時に、波動用として残っていたキハ183系7両が苗穂へ転出しています。これにより、少なくとも波動・代走用として新製車は役割もあるわけですから、そのような状況下でキハ281系の一部まで置き換えることは可能でしょうか?

実施するのであれば、もう1ユニットずつ製造しなければ、キハ281系の一部置き換えは難しいのではないでしょうか。

8071: by 管理人 on 2018/11/29 at 22:42:02

>>「ERGA-1064」さん、コメントありがとうございます。

管理者の世代は鉄道利用で東北まで足を運びました。やはり、中学の国語科と社会科で取り上げる内容は東北地方の建造物だったり、歴史だったりします。それを考えたらホテルの予約等を考慮する以前に、東北に足を運んだ方が中学校の学習内容に沿った内容で施設等を見学することができるので、東北地方への修学旅行の方が適していると思います。

必ずしも集約臨などとしてキハ261系を待機させておく必要はありません。集約臨は主に札幌市内の中学校向けに出しますから、札幌側からキハ183系なりを用意すれば問題ありません。

もちろん、用意しておくことに越したことはないですが、これまで稀に実施されていた山線経由で函館と札幌を結ぶことなど、現時点ではキハ261系ができないことも集約臨を運行する際は含まれており、果たして今後、キハ261系が集約臨などの輸送にも対応できる車両になっていくのか気になるところです。

今年度も過去に2回ほどキハ183系による「スーパー北斗」の代走列車が確認されており、このキハ183系が先日キハ261系の投入とともに苗穂へ転出していることから、完全な予備に関しては、キハ261系になったとみて間違いないと思われます。加えて、予備車両の役割とともに集約臨などの輸送も函館車で実施できるのか気になりますね。

それだったら、本数が揃わずにまだ本格的な稼働が実施されないであろう札幌車の予備を活用した方が現実的です。

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