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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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苗穂工場で解体中の「マヤ34-2008」

10月18日に苗穂工場に入場した「マヤ34-2008」ですが、ここ最近になって解体作業が実施されています。







南北を結ぶ自由通路が新たに設けられたことで、またこうして廃車された車両の解体の様子をお伝えすることができそうです。

1枚目から3枚目は11月30日に撮影したものです。この時点で既に車両の解体に向けた作業が進められていました。この時点ではまだ車内に残されていた機材の撤去が実施されていたと思います。





そして、4枚目と5枚目が12月2日に撮影したものです。2日間で解体作業は進められ、ほぼ台車のみの状態になっていました。ちなみに、切断した車体の一部が今も解体現場に残っており、週明けには廃材として撤去されることでしょう。



解体される前の車両がこちらです。

マヤ34形は、1959年から1981年にかけて製造した軌道検測用の事業用客車です。このうち、北海道で活躍していた2008は、1978年に製造されたグループで、従来車から小変更が実施されています。電源機関用ラジエーターの大型化、片側の車体側面中央に扉の追加設置、側面窓配置の変更と妻面窓の小型化などが実施されています。

老朽化により、後継車「マヤ35-1」の投入によって40年にわたる活躍を終えました。

2013年のレール幅改ざんが発覚後、同車は一度軌道を検測するシステムを改修しています。理由は、レール幅改ざんの問題でJR北海道社内のルール通りに線路検査を行っていなかったことによるものです。これは過去に、「THE JRHokkaido No,314」の「未来へつなぐ61」に掲載されていました。

順調に活躍していた同車ですが、上述のレールデータ改ざんの問題で一時、老朽化した軌道検測用車両を使用していることを理由に、JR北海道はマスコミから大きく批判されました。ですが、あくまでレール幅の改ざんは人間によって故意に行ったものであり、老朽化した同車はここでは全く関係ありません。

本当に何度も記載しますが、無能な報道機関によって取り上げられた内容でした。ちなみに、レールデータ改ざんと検測車絡みの問題については、その後内容が進展することなく、ひっそりと終わりました。

ぜひとも九州で現役で使われていることに対し、どのような答えが返ってくるのか聞いてみたいものです。

話題が逸れてしまいましたが、同車の後継車となるのが「マヤ35-1」です。



JR北海道の新しい検測車です。昨年の5月から今年の3月まで車両性能の確認及び、検測装置のデータ検証などの各種試験が実施されていました。そして、4月10日から本格的に使用されています。

最高運転速度は110km/hで、キハ40形気動車に牽引される場合は最高運転速度が95km/hになります。100km/h近くで走行しながらレールの歪みなどを測定できるようです。

新型の軌道検測車ということで、検測効率が向上しています。主に以下の3点です。


・積雪時の軌道変位が可能に(測定方法の変更)

これまでの「マヤ34-2008」は、車輪をレールに接触させて測定を実施していましたが、冬期は雪や氷が挟まって正確な測定ができませんでした。そこで「マヤ35-1」では、積雪時にも計測を可能にする光と磁気のセンサーを使うタイプに測定方法を変更することで雪や氷がレールや車輪に付着していても測定することが可能になります。


・構造物との距離を光波により連続かつ自動で測定可能に(従来は人が定規で測定)

従来、トンネルや駅ホームなどと車両の距離を人が定規を用いて測定したものを、新たにレーザーで計測する仕組みを導入し、高精度で効率的な検査が可能になります。


・線路の状況を撮影する画像処理装置の搭載

線路や沿線の状況を常時収録し、著大な軌道変位量を測定した箇所における道床状態の確認が可能になります。


最新の設備を投入したことで、これまでよりも効率よく検測作業を実施することが可能になります。

特に2つ目は注目ポイントです。別々に保有していた検測車の機能を「マヤ35-1」に集約することで老朽化した検測車を減らし、且つ全体の車両数も減らすことでコスト削減に貢献しています。

2つ目の機能も合わせ持ったことで、これまでの「オヤ31-32」の機能を有していることから、お役御免となって先日五稜郭車両所で解体されたのではないでしょうか。

こうしてまた、長らく北海道の鉄道を支えてきた貴重な車両が消滅してしまうことになります。後継車となる「マヤ35-1」はまさにJR北海道の経営がひっ迫しているという激動が予想される状況の中で使用されていきます。同車についても「マヤ34-2008」のように道内各地の路線を検測し、歴史に刻む名車となるような活躍を期待しています。











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