2018年度に特急気動車17両と721系24両の老朽取替を実施
近郊形電車 - 2018年12月03日 (月)
今年の新製車両は、快速「エアポート」の将来的な増発に伴う、733系3000番台の6両編成×4本とキハ261系の増備も19両でした。後者については、キハ281系による「スーパー北斗」や、札幌と釧路を結ぶ「スーパーおおぞら」など、これらの列車を置き換えるにしては両数が足りず、次年度以降も増備することで両数を次第に揃え、本格的に置き換えていくものだと思っていますが、先日発表及び更新された「安全投資と修繕に関する5年間の計画」で今年度も車両に動きがあるようです。


この資料は、先日更新されたJR北海道のパンフレットです。ホームページから確認することができます。
その中の「安全投資と修繕に関する5年間の計画」によると、今年度は特急気動車17両の老朽取替と721系24両の老朽取替を実施するようで、2018年度(来年3月まで)に完了予定としています。
ここからは2つにそれぞれ分けてみていきましょう。
・特急気動車
特急気動車については、17両が今年度中に老朽取替が実施される予定です。しかし、実際に既存のキハ183系、キハ281系、キハ283系からどの特急気動車が対象なのかは不明です。
ですが、先日それに含まれるであろう一部車両が苗穂駅前に現れましたね。

苗穂駅移転開業直後に、新駅舎前に苗穂運転所(札ナホ)に所属するキハ183系7両が写真のように留置されるようになりました。これら7両はキハ183系のうち、400番台や500番台にあたります。今年7月から(一部列車は6月30日)札幌・旭川~網走間を結ぶ「オホーツク」・「大雪」で編成変更が実施されており、それとともに、室蘭本線を使って車両を方向転換させています。これら留置されている7両の一部車両では、7月以降は営業運転に入る機会がなくなり、方向転換すら実施されていない車両もあることから、引き続き今後も「オホーツク」・「大雪」で使用する予定のない車両と判断することができます。
加えて、一部の方向転換している車両も同じ場所に留置されているのであれば、今後しばらくの間使う見込みのない車両と判断することができます。
500番台から改番された400番台は過去に波動輸送用として出力適正化・パワーダウンを実施したことで最高運転速度も110km/hになっています。残存しているキハ183系は400番台の6両を除いて最高運転速度が120km/h対応の車両であり、1500番台などと一緒に使用できるとはいえ、最高運転速度110km/hの車両を営業運転に使用してしまうと、遅延が発生した際などにその回復運転が難しくなります。現在の「オホーツク」・「大雪」では最高運転速度110km/h対応のダイヤですが、遅延対策として、編成変更後もダイヤは従来のものを使用しています。長距離運転ゆえ、冬期になれば遅延が発生しやすくなる列車です。そのためにも、無理な所要時間短縮は控え、ダイヤは従来のものを使用しながら、性能に余裕を持たせて遅延時に回復運転が可能なように対策をしておくこそ、安定した輸送につながるのではないでしょうか。
そのためには、最高運転速度110km/hの車両を残しておく必要がありません。キハ261系の増備で余剰となった函館から転属してきた車両も苗穂に多く異動となり、車両の負担軽減のために実施した一部特急列車の旭川駅発着措置で、ようやくキハ183系苗穂車にも多少なりとも車両繰りに余裕が生まれたとみていいでしょう。
加えて、400番台や500番台の先頭車3両が含まれていますが、これらの車両は高出力化やキハ184形0番台を有効活用するのと引き換えに、サービス用の電源装置を搭載しない車両です。相方のキハ184形0番台を失って以降、営業運転では専ら中間車としての役割が多く、もはや先頭車としての機能を例外を除いて失っています。よって、使用状況が限られることから、400番台や500番台の先頭車についても、お役御免になった可能性があります。
少なくともこれら7両は上述の理由から、残存するキハ183系の中では早い段階で廃車となるでしょう。7月から営業運転に入らない状況をみると、もう使用する予定はなく、対象車両17両のうちに含まれているかもしれませんね。
キハ183系はマイナーチェンジ版の500番台以降の車両といえど、車齢的には500番台・1500番台は32年、1550番台なども30年を迎えており、北海道という厳しい条件下で長年使用してきたことを考えると、老朽化は否めません。まずはキハ183系を優先的に置き換えていくのかもしれませんね。
・721系
一方、管理者も驚きなのが721系の一部老朽取替です。これは、今年度に733系3000番台を6両編成×4本の計24両を投入したことによるものです。

写真の快速「エアポート」用の733系3000番台が今年度に6両編成×4本の計24両を投入しました。今年度増備された車両は新たに前照灯がLEDとなり、函館地区で活躍する「はこだてライナー」用の1000番台と同一仕様となりました。札幌圏では従来車と異なるため、すぐに見分けがつきます。
車両を増備した背景としては、当初は従来車の老朽取替が目的ではなく、以前から快速「エアポート」について混雑に対応できないことを理由に増発が検討されていました。快速列車でありながら、特急列車並みの速達性をもつ列車として空港アクセスのみならず、通勤・通学から普段の足として幅広い方々から多く利用されています。その結果、普通列車よりも利用が多く、快速「エアポート」に利用が集中してしまい、データイム毎時4本、15分間隔運転でも対応しきれない問題を抱えていました。
加えて、新千歳空港を発着する航空機の発着枠を拡大したことで、外国人観光客などの利用の増加も混雑の背景として挙げられ、同列車の混雑緩和は喫緊の課題として取り上げなければなりませんでした。
これにより、現在の本数よりも3割程度増やし、現在のデータイム15分間隔の毎時4本運転から、データイム12分間隔の毎時5本運転で検討され、そのために快速「エアポート」用の車両を増やす必要がありました。そのために増やした車両が今年度増備された6両編成×4本になります。
本来であれば、今年度増備された6両編成×4本は2019年ごろに順次完成し、試験走行を経て東京五輪開催前の2020年3月ダイヤ改正時に運行を開始する計画でした。しかし、上述の「安全投資と修繕に関する5年間の計画」で記されているとおり、計画は前倒して実施されることになり、これにより、当初計画されていなかった721系の一部を置き換えることが新たに加えられました。
当初の計画では、2020年度以降に初期車の一部を廃車とする計画でしたが、計画がかなり前倒しされていますね。
2015年に711系が引退しましたが、これも快速「エアポート」用の733系3000番台を新たに製造することで置き換えに成功しています。711系を直接置き換えたのではなく、学園都市線など、6両編成での運用が組まれる普通列車を快速「エアポート」用の編成を用いるなどし、ここから3両編成を捻出したことで間接的に置き換えたというものです。
昨今では、函館本線や千歳線の普通列車も日中や夕方の時間帯に6両編成の普通列車が増えており、学園都市線では車両繰りの関係上、日中でも6両編成で運行される普通列車が多くあり、快速「エアポート」用の編成の充当も目立ちます。このことから、今回の721系の一部置き換えについても、6両編成の運用にエアポート編成を優先的に充当させることで3両編成を捻出し、置き換えることが可能ではないかと予想しています。
しかしながら、721系で24両は決して少ない両数ではありません。3両編成だと8本、6両固定編成だと4本がそれぞれ置き換えられる計算です。
では、どういった車両が置き換え対象になるのでしょうか。

一番有力であるのが、721系のうち1988年から製造されている最初期グループの1次車です。機器更新も実施されておらず、登場時からサイリスタ位相制御車のままです。
実はこの1次車に属される車両というのが、3両編成×8本(F-1編成~F-8編成)になります。合計24両となり、老朽取替を実施する両数と一致します。しかし、F-7編成はVVVFインバータ制御車へ更新されており、同車とほかの未更新車7編成を同一扱いにするとは考えにくいです。
もしかしたら、F-9編成以降の車両で該当する車両があるのかもしれませんが、いずれにしても、機器更新を実施しておらず、車齢30年を考慮すると老朽取替の対象車になってもおかしくはありません。

次に、快速「エアポート」用の721系です。こちらは3100番台・3200番台が6両編成×4本存在し、こちらも全て置き換えるとすると、24両で両数が一致します。
しかし、1次車などとは異なり、これら4本は従来のサイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御へと変更されており、電動車を減らしたことで電力・保守低減とともに、車両の延命化が図られています。
また、721系を残すうえで軸となる列車は快速「エアポート」です。要は考え方です。
主に普通列車で充当する3両編成を廃車にしても、快速「エアポート」への運行に影響はありません。一方、エアポート用の6両編成を廃車にすると、万が一、車両が足りなくなった場合、3両編成を2本連結して6両編成にするなどして緊急時の対応は可能でしょうか?
後者には無理があり、快速「エアポート」として充当する以上、編成中にuシートを設けなければなりません。逆にエアポート編成を残しておいても、普通列車として運行することは可能であり、実際にそれは現在の一部列車で日頃から実施されています。
よって、721系を老朽取替するには、車齢や機器未更新だからという理由のほかにも、今後長期的な車両繰りを考慮した場合、上述のことを踏まえると、エアポート編成は逆に残しておかなければならないでしょう。
あくまで管理者の憶測にすぎませんが、特急気動車にしても721系にしても、いずれにしても「安全投資と修繕に関する5年間の計画」で老朽取替と明記されている以上、今年度も従来車の動向に変化があるとみて間違いないと思われます。
今回取り上げている老朽取替のような動きがみられるのは、まだまだキハ183系の一部車両だけです。これが現実的になってくるのは年明けの2月あたりからだと思われ、来年3月に実施されるであろうダイヤ改正を前に営業運転から撤退する特急気動車や721系が出てくるかもしれませんね。
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この資料は、先日更新されたJR北海道のパンフレットです。ホームページから確認することができます。
その中の「安全投資と修繕に関する5年間の計画」によると、今年度は特急気動車17両の老朽取替と721系24両の老朽取替を実施するようで、2018年度(来年3月まで)に完了予定としています。
ここからは2つにそれぞれ分けてみていきましょう。
・特急気動車
特急気動車については、17両が今年度中に老朽取替が実施される予定です。しかし、実際に既存のキハ183系、キハ281系、キハ283系からどの特急気動車が対象なのかは不明です。
ですが、先日それに含まれるであろう一部車両が苗穂駅前に現れましたね。

苗穂駅移転開業直後に、新駅舎前に苗穂運転所(札ナホ)に所属するキハ183系7両が写真のように留置されるようになりました。これら7両はキハ183系のうち、400番台や500番台にあたります。今年7月から(一部列車は6月30日)札幌・旭川~網走間を結ぶ「オホーツク」・「大雪」で編成変更が実施されており、それとともに、室蘭本線を使って車両を方向転換させています。これら留置されている7両の一部車両では、7月以降は営業運転に入る機会がなくなり、方向転換すら実施されていない車両もあることから、引き続き今後も「オホーツク」・「大雪」で使用する予定のない車両と判断することができます。
加えて、一部の方向転換している車両も同じ場所に留置されているのであれば、今後しばらくの間使う見込みのない車両と判断することができます。
500番台から改番された400番台は過去に波動輸送用として出力適正化・パワーダウンを実施したことで最高運転速度も110km/hになっています。残存しているキハ183系は400番台の6両を除いて最高運転速度が120km/h対応の車両であり、1500番台などと一緒に使用できるとはいえ、最高運転速度110km/hの車両を営業運転に使用してしまうと、遅延が発生した際などにその回復運転が難しくなります。現在の「オホーツク」・「大雪」では最高運転速度110km/h対応のダイヤですが、遅延対策として、編成変更後もダイヤは従来のものを使用しています。長距離運転ゆえ、冬期になれば遅延が発生しやすくなる列車です。そのためにも、無理な所要時間短縮は控え、ダイヤは従来のものを使用しながら、性能に余裕を持たせて遅延時に回復運転が可能なように対策をしておくこそ、安定した輸送につながるのではないでしょうか。
そのためには、最高運転速度110km/hの車両を残しておく必要がありません。キハ261系の増備で余剰となった函館から転属してきた車両も苗穂に多く異動となり、車両の負担軽減のために実施した一部特急列車の旭川駅発着措置で、ようやくキハ183系苗穂車にも多少なりとも車両繰りに余裕が生まれたとみていいでしょう。
加えて、400番台や500番台の先頭車3両が含まれていますが、これらの車両は高出力化やキハ184形0番台を有効活用するのと引き換えに、サービス用の電源装置を搭載しない車両です。相方のキハ184形0番台を失って以降、営業運転では専ら中間車としての役割が多く、もはや先頭車としての機能を例外を除いて失っています。よって、使用状況が限られることから、400番台や500番台の先頭車についても、お役御免になった可能性があります。
少なくともこれら7両は上述の理由から、残存するキハ183系の中では早い段階で廃車となるでしょう。7月から営業運転に入らない状況をみると、もう使用する予定はなく、対象車両17両のうちに含まれているかもしれませんね。
キハ183系はマイナーチェンジ版の500番台以降の車両といえど、車齢的には500番台・1500番台は32年、1550番台なども30年を迎えており、北海道という厳しい条件下で長年使用してきたことを考えると、老朽化は否めません。まずはキハ183系を優先的に置き換えていくのかもしれませんね。
・721系
一方、管理者も驚きなのが721系の一部老朽取替です。これは、今年度に733系3000番台を6両編成×4本の計24両を投入したことによるものです。

写真の快速「エアポート」用の733系3000番台が今年度に6両編成×4本の計24両を投入しました。今年度増備された車両は新たに前照灯がLEDとなり、函館地区で活躍する「はこだてライナー」用の1000番台と同一仕様となりました。札幌圏では従来車と異なるため、すぐに見分けがつきます。
車両を増備した背景としては、当初は従来車の老朽取替が目的ではなく、以前から快速「エアポート」について混雑に対応できないことを理由に増発が検討されていました。快速列車でありながら、特急列車並みの速達性をもつ列車として空港アクセスのみならず、通勤・通学から普段の足として幅広い方々から多く利用されています。その結果、普通列車よりも利用が多く、快速「エアポート」に利用が集中してしまい、データイム毎時4本、15分間隔運転でも対応しきれない問題を抱えていました。
加えて、新千歳空港を発着する航空機の発着枠を拡大したことで、外国人観光客などの利用の増加も混雑の背景として挙げられ、同列車の混雑緩和は喫緊の課題として取り上げなければなりませんでした。
これにより、現在の本数よりも3割程度増やし、現在のデータイム15分間隔の毎時4本運転から、データイム12分間隔の毎時5本運転で検討され、そのために快速「エアポート」用の車両を増やす必要がありました。そのために増やした車両が今年度増備された6両編成×4本になります。
本来であれば、今年度増備された6両編成×4本は2019年ごろに順次完成し、試験走行を経て東京五輪開催前の2020年3月ダイヤ改正時に運行を開始する計画でした。しかし、上述の「安全投資と修繕に関する5年間の計画」で記されているとおり、計画は前倒して実施されることになり、これにより、当初計画されていなかった721系の一部を置き換えることが新たに加えられました。
当初の計画では、2020年度以降に初期車の一部を廃車とする計画でしたが、計画がかなり前倒しされていますね。
2015年に711系が引退しましたが、これも快速「エアポート」用の733系3000番台を新たに製造することで置き換えに成功しています。711系を直接置き換えたのではなく、学園都市線など、6両編成での運用が組まれる普通列車を快速「エアポート」用の編成を用いるなどし、ここから3両編成を捻出したことで間接的に置き換えたというものです。
昨今では、函館本線や千歳線の普通列車も日中や夕方の時間帯に6両編成の普通列車が増えており、学園都市線では車両繰りの関係上、日中でも6両編成で運行される普通列車が多くあり、快速「エアポート」用の編成の充当も目立ちます。このことから、今回の721系の一部置き換えについても、6両編成の運用にエアポート編成を優先的に充当させることで3両編成を捻出し、置き換えることが可能ではないかと予想しています。
しかしながら、721系で24両は決して少ない両数ではありません。3両編成だと8本、6両固定編成だと4本がそれぞれ置き換えられる計算です。
では、どういった車両が置き換え対象になるのでしょうか。

一番有力であるのが、721系のうち1988年から製造されている最初期グループの1次車です。機器更新も実施されておらず、登場時からサイリスタ位相制御車のままです。
実はこの1次車に属される車両というのが、3両編成×8本(F-1編成~F-8編成)になります。合計24両となり、老朽取替を実施する両数と一致します。しかし、F-7編成はVVVFインバータ制御車へ更新されており、同車とほかの未更新車7編成を同一扱いにするとは考えにくいです。
もしかしたら、F-9編成以降の車両で該当する車両があるのかもしれませんが、いずれにしても、機器更新を実施しておらず、車齢30年を考慮すると老朽取替の対象車になってもおかしくはありません。

次に、快速「エアポート」用の721系です。こちらは3100番台・3200番台が6両編成×4本存在し、こちらも全て置き換えるとすると、24両で両数が一致します。
しかし、1次車などとは異なり、これら4本は従来のサイリスタ位相制御からVVVFインバータ制御へと変更されており、電動車を減らしたことで電力・保守低減とともに、車両の延命化が図られています。
また、721系を残すうえで軸となる列車は快速「エアポート」です。要は考え方です。
主に普通列車で充当する3両編成を廃車にしても、快速「エアポート」への運行に影響はありません。一方、エアポート用の6両編成を廃車にすると、万が一、車両が足りなくなった場合、3両編成を2本連結して6両編成にするなどして緊急時の対応は可能でしょうか?
後者には無理があり、快速「エアポート」として充当する以上、編成中にuシートを設けなければなりません。逆にエアポート編成を残しておいても、普通列車として運行することは可能であり、実際にそれは現在の一部列車で日頃から実施されています。
よって、721系を老朽取替するには、車齢や機器未更新だからという理由のほかにも、今後長期的な車両繰りを考慮した場合、上述のことを踏まえると、エアポート編成は逆に残しておかなければならないでしょう。
あくまで管理者の憶測にすぎませんが、特急気動車にしても721系にしても、いずれにしても「安全投資と修繕に関する5年間の計画」で老朽取替と明記されている以上、今年度も従来車の動向に変化があるとみて間違いないと思われます。
今回取り上げている老朽取替のような動きがみられるのは、まだまだキハ183系の一部車両だけです。これが現実的になってくるのは年明けの2月あたりからだと思われ、来年3月に実施されるであろうダイヤ改正を前に営業運転から撤退する特急気動車や721系が出てくるかもしれませんね。
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