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ブルーシートで冬囲いされたキハ183系国鉄色復元車

先日、久しぶりに苗穂工場敷地内にある鉄道技術館の一般開放に行ってきました。







施設内見学のほかにも、目的はこれです。キハ183系の国鉄色復元車2両が冬を前にブルーシートに覆われました。先頭部分が向かい合わせで置かれているようです。



今年の1月1日からおよそ3カ月にわたって、北海道の安平町(あびらちょう)でキハ183系スラントノーズ車を保存すべく、北海道鉄道観光資源研究会が主催のクラウドファンディング『北海道・鉄道史の誇り。往年の「特急おおぞら」を国鉄色で未来へ』プロジェクトが実施されました。

無事に最終目標金額まで達成し、「キハ183-214」を道の駅「あびらD51ステーション」に、「キハ183-220」を安平町鉄道資料館(旧追分機関区)にそれぞれ展示する予定です。

しかし、9月6日に発生した胆振東部地震の影響により、9月に予定されていた安平町への輸送が延期されることになりました。これに伴い、展示予定の車両は苗穂工場敷地内で冬を越すことになり、厳冬期の風雪から守るため、車体をブルーシートで被う冬囲いが実施されました。

なぜ冬囲いをするかというと、風雪や走行中(営業列車)に塗装面が傷つきます。そして割れた塗装面の隙間に入り込んだ細かい雪が水となり、やがて気温が下がることで凍結し、膨張することで塗装面破損という状況が起こります。綺麗に保管しておくためには、その分手間も必要なのです。

これら保存予定の2両については、道の駅「あびらD51ステーション」がオープンする4月19日以降に安平町に移動する予定です。

地震の発生で少なくとも「あびらD51ステーション」の軌道に影響を受けているようです。公開されている写真を確認した限りでは、線路が若干歪んで見えます。オープンも来年の4月オープン予定だったものが、2019年春オープンになっていたりと、具体的なオープン予定日が把握できていません。情報を探していると、11月30日付で道の駅で販売するオリジナルソフトクリームの試作の記事を見つけました。そこには、4月19日(金)オープンと記載されていることから、もしかしたらオープン当初はキハ183系国鉄色車の展示は間に合わないのかもしれませんね。



11月中旬には、苗穂工場敷地内で国鉄色に復元された状態で留置されていた保存車両の1両を確認することができました。地震が発生していなければ、今年の苗穂工場の一般公開時に我々一般人に初お披露目が実施される予定でした。

国鉄色が見られるのは来春までのお預けになりそうですが、必ずや来春に道の駅「あびらD51ステーション」と安平町鉄道資料館に無事に保存されることを期待しています。











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