【代走レポート】12月16日の特急「サロベツ3号」をキハ183系一般車で代走
代走・編成変更 - 2018年12月18日 (火)
久々の代走レポートです。
12月16日の特急「サロベツ3号」がキハ183系一般車による代走運転となりました。

まずは、折り返しとなる特急「サロベツ4号」の到着時の様子から紹介していきます。
旭川駅でキハ183系同士が並びました。手前が特急「サロベツ4号」の回送列車で、奥が網走へ向かう特急「大雪3号」です。手前の柱のようなものは停止位置表示で、これを避けて撮影することはできませんでした。
特急「サロベツ4号」を取り上げた理由はこれだけではありません。実は、旭川駅に定時(16時48分着)で到着したことには驚きました。
旭川~稚内間の最速達列車は上り・下りともに「宗谷」で3時間40分です。これに対し、特急「サロベツ4号」は3時間47分となっています。列車の交換待ちの影響も考えましたが、時刻表上で確認すると、それは特急「サロベツ1号」の方が該当します。この影響で当該列車も所要時間が同程度ということを考えると、交換待ち合わせがないと思われる特急「サロベツ4号」は、全体的にゆとりのあるダイヤが組まれていると思います。
これは120km/h対応車だからできることです。今年3月ダイヤ改正までは代走時は基本的に110km/h対応車が使用されていました。その際は遅延によって旭川駅で接続する特急「ライラック36号」にも間に合いませんでした。キハ183系による代走は継続されていますが、こうして少しづつ対応は改善されているようですね。

そして、特急「サロベツ3号」の話題に移ります。
本来であれば、キハ261系0番台はこの間に旭川運転所(旭アサ)に一旦入区し、燃料を補給してから再び営業運転に入ると思われます。なのでどちらの運用とも旭川駅で折り返す際、折り返し時刻が3時間以上設けられていますね。
まずは、旭川駅で接続する特急「ライラック35号」との並びを撮影しました。場所は異なりますが、まるでかつての函館駅の様子そのものです。稚内方面の特急列車との接続は、特急「ライラック15号」と特急「サロベツ1号」を除いて5番線・6番線で行います。3番線・4番線のように売店が設けられていないので、乗り継ぎの際は買い物をするには難しい状況です。

実は、特急「サロベツ4号」入線時は「試運転」幕でした。特急「サロベツ3号」入線時再び確認してみると、今度は2号車が「特急北斗 札幌」の表示となっていました。今はもう臨時列車でしか見ることができませんね。

発車直前の様子です。ヘッドマークは代走時に使われることが多くなった「特急」でした。
編成は以下のとおりでした。
<稚内⇔札幌:キハ183系>
上記の4両編成でした。
3号車に今や貴重なとかち色「キハ182-512」が連結されていました。
今回の代走は、12月14日の特急「サロベツ3号」から始まりました。同日にキハ261系に車両不具合が発生し、この関係で特急「サロベツ1号」が運休となりました。このようになった場合、車両繰りの関係で特急「サロベツ4号」も運休となります。
そして、特急「サロベツ3号」から急遽運用に入り、翌15日に一度札幌に戻ってきたものの、キハ261系は復帰とならず、編成は組み替えられずにそのまま充当されたようです。一昨年と昨年は12月は中旬頃まで代走運転が相次ぎ、定期運用が壊滅的な状況にまで陥っていましたが、今年はそのようなことはなく、安定した輸送が続けられていると思ったのもつかの間、やはりキハ183系による代走運転が実施されてしまいました。
それにしても、一昨年から今年まで3年分12月だけ比較しても、今年は代走を実施する機会が各段に減っており、例年に比べて安定した輸送が続けられています。代走車両は昨日の上りの特急「宗谷」で終了し、本日の下りの特急「宗谷」から所定のキハ261系に戻っているようです。
今後はクリスマスシーズンの輸送や年末年始輸送が控えています。繁忙期における代走運転は避けたいところです。増結で6両編成が確認されるのか注目です。
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12月16日の特急「サロベツ3号」がキハ183系一般車による代走運転となりました。

まずは、折り返しとなる特急「サロベツ4号」の到着時の様子から紹介していきます。
旭川駅でキハ183系同士が並びました。手前が特急「サロベツ4号」の回送列車で、奥が網走へ向かう特急「大雪3号」です。手前の柱のようなものは停止位置表示で、これを避けて撮影することはできませんでした。
特急「サロベツ4号」を取り上げた理由はこれだけではありません。実は、旭川駅に定時(16時48分着)で到着したことには驚きました。
旭川~稚内間の最速達列車は上り・下りともに「宗谷」で3時間40分です。これに対し、特急「サロベツ4号」は3時間47分となっています。列車の交換待ちの影響も考えましたが、時刻表上で確認すると、それは特急「サロベツ1号」の方が該当します。この影響で当該列車も所要時間が同程度ということを考えると、交換待ち合わせがないと思われる特急「サロベツ4号」は、全体的にゆとりのあるダイヤが組まれていると思います。
これは120km/h対応車だからできることです。今年3月ダイヤ改正までは代走時は基本的に110km/h対応車が使用されていました。その際は遅延によって旭川駅で接続する特急「ライラック36号」にも間に合いませんでした。キハ183系による代走は継続されていますが、こうして少しづつ対応は改善されているようですね。

そして、特急「サロベツ3号」の話題に移ります。
本来であれば、キハ261系0番台はこの間に旭川運転所(旭アサ)に一旦入区し、燃料を補給してから再び営業運転に入ると思われます。なのでどちらの運用とも旭川駅で折り返す際、折り返し時刻が3時間以上設けられていますね。
まずは、旭川駅で接続する特急「ライラック35号」との並びを撮影しました。場所は異なりますが、まるでかつての函館駅の様子そのものです。稚内方面の特急列車との接続は、特急「ライラック15号」と特急「サロベツ1号」を除いて5番線・6番線で行います。3番線・4番線のように売店が設けられていないので、乗り継ぎの際は買い物をするには難しい状況です。

実は、特急「サロベツ4号」入線時は「試運転」幕でした。特急「サロベツ3号」入線時再び確認してみると、今度は2号車が「特急北斗 札幌」の表示となっていました。今はもう臨時列車でしか見ることができませんね。

発車直前の様子です。ヘッドマークは代走時に使われることが多くなった「特急」でした。
編成は以下のとおりでした。
<稚内⇔札幌:キハ183系>
キハ183-1553 | キハ182-501 | キハ182-512 | キハ183-1501 |
上記の4両編成でした。
3号車に今や貴重なとかち色「キハ182-512」が連結されていました。
今回の代走は、12月14日の特急「サロベツ3号」から始まりました。同日にキハ261系に車両不具合が発生し、この関係で特急「サロベツ1号」が運休となりました。このようになった場合、車両繰りの関係で特急「サロベツ4号」も運休となります。
そして、特急「サロベツ3号」から急遽運用に入り、翌15日に一度札幌に戻ってきたものの、キハ261系は復帰とならず、編成は組み替えられずにそのまま充当されたようです。一昨年と昨年は12月は中旬頃まで代走運転が相次ぎ、定期運用が壊滅的な状況にまで陥っていましたが、今年はそのようなことはなく、安定した輸送が続けられていると思ったのもつかの間、やはりキハ183系による代走運転が実施されてしまいました。
それにしても、一昨年から今年まで3年分12月だけ比較しても、今年は代走を実施する機会が各段に減っており、例年に比べて安定した輸送が続けられています。代走車両は昨日の上りの特急「宗谷」で終了し、本日の下りの特急「宗谷」から所定のキハ261系に戻っているようです。
今後はクリスマスシーズンの輸送や年末年始輸送が控えています。繁忙期における代走運転は避けたいところです。増結で6両編成が確認されるのか注目です。
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