キハ260形1400番台が営業運転開始
キハ261系 - 2018年12月30日 (日)
2018年度に増備されたキハ261系1000番台の増結用中間車が営業運転を開始しています。

後日お伝えしますが、今年度の年末年始輸送期間中は、キハ261系による「スーパー北斗」は現時点で最大9両編成が確認されています。


1日に使用する車両数がダイヤ改正の度に増えつつあるため、今年度に増備された増結用中間車についても、3月のダイヤ改正を前に順次営業運転を開始しています。
管理者が確認したのは「キハ260-1401」です。ほかにも、「キハ260-1402」や「キハ260-1403」が順次営業運転を開始しているようです。9両編成がほぼ連日確認される特急「スーパー北斗3号」からの1.5往復の運用と、特急「スーパー北斗8号」からの1.5往復の計3往復の運用で確認することができるようです。
従来まで増結用中間車は1300番台でした。今年度増備車から1400番台に切り替わっています。仕様変更の詳細は不明ですが、車体の材質?加工方法?が変更されていることと、乗降扉付近に小さな窓が設置されるようになりました。もしかしたら、簡易運転台の準備工事が実施されているのかもしれません。
1300番台の増結用中間車には簡易運転台の準備工事すら実施されておらず、同工事が実施されているのは、キハ260形1100番台(函館・帯広方ユニットの中間車)とキハ260形1200番台(札幌方ユニットの中間車)です。後者については、1400番台と同じように乗降扉付近に小窓が設けられています。
キハ261系1000番台は今後も増備される計画ですが、転機が訪れるのは北海道新幹線が札幌まで延伸したときでしょう。おそらく、現在札幌~函館間で運行されている「スーパー北斗」で大量の余剰車が生まれることで、道内各地の特急気動車をこれに置き換えると予想しています。
しかし、北海道の気動車特急で長大編成が必要な列車は多くありません。現状では「スーパー北斗」と「スーパーおおぞら」ぐらいです。長大編成を必要としない、または短編成化によって北海道の鉄道が過去に実施してきたことといえば、中間車の先頭車化改造です。キハ183系や781系などで実施されてきました。
キハ261系1000番台は、キハ283系のように増結用車両として先頭車を組み込む運用は現時点では想定していないため、増結の際は必ず1両単位で連結できる1300番台や1400番台の中間車を使用します。なぜ中間車を大量に増備するかというと、先頭車両は中間車両に比べて製造コストがかかるようです。過去に、2003年に増備された721系8次車では、高価な先頭車(制御車)の製造を避け、中間車のみ製造した経緯があります。これがキハ261系1000番台にも生かされていると思います。
しかし、これら大量の中間車は北海道新幹線の札幌延伸で「スーパー北斗」の運用が終了した際、大量の余剰車を抱えることになるでしょう。他の特急列車に転用するとなれば、長大編成は必要ありません。そこで転用策としての最良の方法は、現段階で中間車として稼働している車両を、将来的に先頭車として使用できるように準備工事を実施しておくことではないでしょうか。
管理者の転用後のイメージとしては、車体側面の形状が似ているJR四国の2600系・2700系特急気動車あたりを連想しています。
詳細な車両データが公表されていないため、現時点ではあくまで予想で記事を作成するしかできませんが、毎年増備され続けている車両とはいえ、製造年度によって細部が変更されています。今月発表された来年3月のダイヤ改正資料では、新たに「スーパー北斗」2往復がキハ261系1000番台に置き換えられます。加えて資料から今後を予想すると、札幌~函館間の特急列車はまもなくキハ261系1000番台に一本化されるような雰囲気で、今後もますます勢力が拡大されます。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

後日お伝えしますが、今年度の年末年始輸送期間中は、キハ261系による「スーパー北斗」は現時点で最大9両編成が確認されています。


1日に使用する車両数がダイヤ改正の度に増えつつあるため、今年度に増備された増結用中間車についても、3月のダイヤ改正を前に順次営業運転を開始しています。
管理者が確認したのは「キハ260-1401」です。ほかにも、「キハ260-1402」や「キハ260-1403」が順次営業運転を開始しているようです。9両編成がほぼ連日確認される特急「スーパー北斗3号」からの1.5往復の運用と、特急「スーパー北斗8号」からの1.5往復の計3往復の運用で確認することができるようです。
従来まで増結用中間車は1300番台でした。今年度増備車から1400番台に切り替わっています。仕様変更の詳細は不明ですが、車体の材質?加工方法?が変更されていることと、乗降扉付近に小さな窓が設置されるようになりました。もしかしたら、簡易運転台の準備工事が実施されているのかもしれません。
1300番台の増結用中間車には簡易運転台の準備工事すら実施されておらず、同工事が実施されているのは、キハ260形1100番台(函館・帯広方ユニットの中間車)とキハ260形1200番台(札幌方ユニットの中間車)です。後者については、1400番台と同じように乗降扉付近に小窓が設けられています。
キハ261系1000番台は今後も増備される計画ですが、転機が訪れるのは北海道新幹線が札幌まで延伸したときでしょう。おそらく、現在札幌~函館間で運行されている「スーパー北斗」で大量の余剰車が生まれることで、道内各地の特急気動車をこれに置き換えると予想しています。
しかし、北海道の気動車特急で長大編成が必要な列車は多くありません。現状では「スーパー北斗」と「スーパーおおぞら」ぐらいです。長大編成を必要としない、または短編成化によって北海道の鉄道が過去に実施してきたことといえば、中間車の先頭車化改造です。キハ183系や781系などで実施されてきました。
キハ261系1000番台は、キハ283系のように増結用車両として先頭車を組み込む運用は現時点では想定していないため、増結の際は必ず1両単位で連結できる1300番台や1400番台の中間車を使用します。なぜ中間車を大量に増備するかというと、先頭車両は中間車両に比べて製造コストがかかるようです。過去に、2003年に増備された721系8次車では、高価な先頭車(制御車)の製造を避け、中間車のみ製造した経緯があります。これがキハ261系1000番台にも生かされていると思います。
しかし、これら大量の中間車は北海道新幹線の札幌延伸で「スーパー北斗」の運用が終了した際、大量の余剰車を抱えることになるでしょう。他の特急列車に転用するとなれば、長大編成は必要ありません。そこで転用策としての最良の方法は、現段階で中間車として稼働している車両を、将来的に先頭車として使用できるように準備工事を実施しておくことではないでしょうか。
管理者の転用後のイメージとしては、車体側面の形状が似ているJR四国の2600系・2700系特急気動車あたりを連想しています。
詳細な車両データが公表されていないため、現時点ではあくまで予想で記事を作成するしかできませんが、毎年増備され続けている車両とはいえ、製造年度によって細部が変更されています。今月発表された来年3月のダイヤ改正資料では、新たに「スーパー北斗」2往復がキハ261系1000番台に置き換えられます。加えて資料から今後を予想すると、札幌~函館間の特急列車はまもなくキハ261系1000番台に一本化されるような雰囲気で、今後もますます勢力が拡大されます。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
新たにキハ261系1000番台ST-1108編成が新塗色化されて営業運転開始 2019/01/14
-
キハ260形1400番台が営業運転開始 2018/12/30
-
新たにキハ261系0番台SE-202編成の前照灯がLEDとなって営業運転開始 2018/12/21
-