2018年度年末年始輸送期間中の「スーパーとかち」~最大は7両編成でした!
繁忙期輸送 - 2019年01月16日 (水)
2018年度年末年始輸送期間中の「スーパーとかち」についてです。
昨年3月のダイヤ改正で所定の編成が5両編成から4両編成になりました。減車からまもなく1年が経ちますが、週末を中心に5両編成や多いときに6両編成で運行されていることが多く、引き続き減車前の姿を確認しやすい状況にあります。
それだけ、シーズンによって利用の変動が激しいことが伺えます。
帯広方面はこの時期になると、途中の占冠村のトマムでウィンタースポーツを中心に賑わいます。特に訪日外国人の増加により、新千歳空港からトマムへ向かう利用客が多く、「スーパーとかち」や前回取り上げた「スーパーおおぞら」については、南千歳~トマム間で利用が多く見込める時期です。
そのような中、今年度の年末年始輸送期間中は増結用中間車1両の修繕を終え、営業運転に復帰したことにより、最大7両編成で運行されました。

まずは、12月29日に千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。3両増結の7両編成で運行されました。
定期列車で3両も増結した列車は「スーパーとかち」のみだったと思います。同じキハ261系を使用する「スーパー北斗」ですら、2両増結の9両編成が最大でした。元々の編成が短く、1年を通じて利用変動が激しいことが伺えます。

次に、12月31日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち1号」です。1両増結の5両編成でした。
5両編成であれば、減車後も週末を中心に見る機会はたくさんあります。

3枚目は、12月31日に恵み野駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。昨年の本当の撮影納めになりました。
こちらも1両増結の5両編成でした。

ここから年明けになります。
1月2日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。2両増結の6両編成でした。
写真全体を明るくしすぎましたが、両数は確認することができるのでよしとしましょう。

そして、1月3日に恵庭市を通る川沿大通りの橋の上から撮影した特急「スーパーとかち3号」です。こちらも2両増結の6両編成でした。
先行する臨時「北斗88号」や、この後に通過した特急「スーパー北斗10号」などは晴れましたが、当該列車だけ通過時は曇ってしまいました。

そして、1月4日は北広島市役所の5階から撮影してみました。こちらも特急「スーパーとかち3号」で、2両増結の6両編成でした。

最後は、同日に南千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。こちらも2両増結の6両編成でした。
今年度の年末年始輸送期間中は5両編成から7両編成までを確認することができました。7両編成については年末のみ一部の運用だけだったので貴重なシーンになったことでしょう。近年繁忙期輸送期間中でも確認することが難しかった久々の7両編成でした。
今年3月にダイヤ改正が実施されます。兄貴分の「スーパーおおぞら」については、一部列車で停車駅拡大が実施されますが、「スーパーとかち」については変更点はなかったと思います。現在の本数とダイヤがほぼそのまま引き継がれます。
車両こそ高性能なキハ261系が使用されていますが、南千歳~帯広間は単線で列車交換の際に途中の信号場などでの停車が多く、高性能車両を使用していることがそのままダイヤに反映されていません。キハ183系で運行されていた「とかち」と同程度の所要時間になっている列車もあります。
そうした途中の信号場での運転停車をなくせば、最高運転速度や車体傾斜装置を復活させなくても数分程度の時間短縮が容易に可能なのが石勝線特急です。信号場設備を生かすためには、信号場を活用した運用を組まざるを得ませんが、途中の停車駅で列車を交換するなど、極力ストップ&ゴーを減らすことでさらなる所要時間短縮が望まれます。
次回のダイヤ改正で変更点がないのは残念ですが、訪日外国人の利用が増加しており、季節変動はあるものの、利用は増加している傾向にあると思います。利便性を確保すべく、ダイヤの見直しは定期的に実施してほしいと思います。
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昨年3月のダイヤ改正で所定の編成が5両編成から4両編成になりました。減車からまもなく1年が経ちますが、週末を中心に5両編成や多いときに6両編成で運行されていることが多く、引き続き減車前の姿を確認しやすい状況にあります。
それだけ、シーズンによって利用の変動が激しいことが伺えます。
帯広方面はこの時期になると、途中の占冠村のトマムでウィンタースポーツを中心に賑わいます。特に訪日外国人の増加により、新千歳空港からトマムへ向かう利用客が多く、「スーパーとかち」や前回取り上げた「スーパーおおぞら」については、南千歳~トマム間で利用が多く見込める時期です。
そのような中、今年度の年末年始輸送期間中は増結用中間車1両の修繕を終え、営業運転に復帰したことにより、最大7両編成で運行されました。

まずは、12月29日に千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。3両増結の7両編成で運行されました。
定期列車で3両も増結した列車は「スーパーとかち」のみだったと思います。同じキハ261系を使用する「スーパー北斗」ですら、2両増結の9両編成が最大でした。元々の編成が短く、1年を通じて利用変動が激しいことが伺えます。

次に、12月31日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち1号」です。1両増結の5両編成でした。
5両編成であれば、減車後も週末を中心に見る機会はたくさんあります。

3枚目は、12月31日に恵み野駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。昨年の本当の撮影納めになりました。
こちらも1両増結の5両編成でした。

ここから年明けになります。
1月2日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。2両増結の6両編成でした。
写真全体を明るくしすぎましたが、両数は確認することができるのでよしとしましょう。

そして、1月3日に恵庭市を通る川沿大通りの橋の上から撮影した特急「スーパーとかち3号」です。こちらも2両増結の6両編成でした。
先行する臨時「北斗88号」や、この後に通過した特急「スーパー北斗10号」などは晴れましたが、当該列車だけ通過時は曇ってしまいました。

そして、1月4日は北広島市役所の5階から撮影してみました。こちらも特急「スーパーとかち3号」で、2両増結の6両編成でした。

最後は、同日に南千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。こちらも2両増結の6両編成でした。
今年度の年末年始輸送期間中は5両編成から7両編成までを確認することができました。7両編成については年末のみ一部の運用だけだったので貴重なシーンになったことでしょう。近年繁忙期輸送期間中でも確認することが難しかった久々の7両編成でした。
今年3月にダイヤ改正が実施されます。兄貴分の「スーパーおおぞら」については、一部列車で停車駅拡大が実施されますが、「スーパーとかち」については変更点はなかったと思います。現在の本数とダイヤがほぼそのまま引き継がれます。
車両こそ高性能なキハ261系が使用されていますが、南千歳~帯広間は単線で列車交換の際に途中の信号場などでの停車が多く、高性能車両を使用していることがそのままダイヤに反映されていません。キハ183系で運行されていた「とかち」と同程度の所要時間になっている列車もあります。
そうした途中の信号場での運転停車をなくせば、最高運転速度や車体傾斜装置を復活させなくても数分程度の時間短縮が容易に可能なのが石勝線特急です。信号場設備を生かすためには、信号場を活用した運用を組まざるを得ませんが、途中の停車駅で列車を交換するなど、極力ストップ&ゴーを減らすことでさらなる所要時間短縮が望まれます。
次回のダイヤ改正で変更点がないのは残念ですが、訪日外国人の利用が増加しており、季節変動はあるものの、利用は増加している傾向にあると思います。利便性を確保すべく、ダイヤの見直しは定期的に実施してほしいと思います。
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