キハ261系1000番台ST-1115編成が営業運転開始
キハ261系 - 2019年02月05日 (火)
昨年11月下旬に甲種輸送で北海道入りしたキハ261系1000番台ST-1115編成(キロ261-1115+キハ260-1115)が営業運転を開始しました。

写真は全て2月4日に撮影しています。
1枚目は札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗4号」です。函館方に今回新たに営業運転を開始したST-1115編成が連結されていました。現時点で函館方・帯広方で一番新しいユニットになります。


ST-1101編成から始まった函館方・帯広方ユニットは、落成から13年を経て15本が揃いました。その間、製造されなかった時期もあり、中には、キハ283系の事故廃車の代替として製造された車両もあります。そして、昨今は既存の特急気動車の老朽取替用に製造されており、来年度以降も両数を増やしていくことでしょう。
同じキハ261系1000番台ですが、製造時期によって投入する目的がさまざまであり、且つ仕様も細部が変更されており、デビュー時とほぼ同じ形状を維持しながら中身は年々熟成されています。


発車時の様子を撮影しました。8両目までしか確認できませんが、実は9両編成で運行されていました。今年に入ってから10両編成は確認されず、繁忙期輸送期間中においても最大は9両編成となっています。
さっぽろ雪まつり期間中は10両編成で運行されるのか不明ですが、指定席の予約端末を調べたら、記憶にある限りでは期間中後半は9両編成で運行されることもあるようなので、機会があればどこかで撮影してみようと思います。
今回取り上げているST-1115編成は、どうやら、2月3日の特急「スーパー北斗19号」から営業運転を開始しているようです。そして、翌4日は最終的に特急「スーパー北斗20号」で函館滞泊になるので、車両の組み替えがなければ、5日の特急「スーパー北斗9号」から営業運転に入ることでしょう。
当初、札幌運転所(札サウ)の配置になるという情報を得ていましたが、「スーパー北斗」で営業運転に入っているということは函館運輸所(函ハコ)の所属と思われ、引き続き「スーパー北斗」として活躍することでしょう。
その代わり、これまで函館運輸所に所属していた一部のキハ261系が札幌運転所に帰還しているようで、詳細については後日記事にしたいと思います。
迫る3月のダイヤ改正で「スーパー北斗」に変化があり、キハ281系で運行される5往復のうち、2往復がキハ261系に置き換えられます。今年度増備した車両は、キハ281系の一部の運用を置き換える分と、函館運輸所に波動用として最後まで残っていたキハ183系機関換装車8両の代替の役割があります。
最後まで残っていたキハ183系については、既に函館運輸所から苗穂運転所(札ナホ)に転配されており、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」での使用を開始しています。車両の統一がより図られることにより、キハ183系も転配が完了したことで、「スーパー北斗」については「代走」というものがほとんどなくなる安定した輸送が期待されます。
反面、キハ281系から置き換えられる列車については、所要時分が若干増加するわけですが、その代わり新しい車両で運行されることになるので、このあたりは許容範囲内ではないでしょうか。心配された所要時分増加も思っていたほど抑えられており、キハ261系充当列車では初めて札幌~函館間の所要時分が3時間30分台の列車が登場します。車体傾斜装置を搭載していないとはいえ、キハ281系に匹敵する性能を有していることがわかりますね。
ダイヤ改正後の「スーパー北斗」の話題についても、追々取り上げていきたいと思いますが、函館方面ではいち早く、そしてようやく車両統一化の利点が生かされてきました。引き続き、既存の特急気動車の置き換えを進め、いずれは全道の特急列車を置き換え、安定した輸送が実施されることを期待しています。
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写真は全て2月4日に撮影しています。
1枚目は札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗4号」です。函館方に今回新たに営業運転を開始したST-1115編成が連結されていました。現時点で函館方・帯広方で一番新しいユニットになります。


ST-1101編成から始まった函館方・帯広方ユニットは、落成から13年を経て15本が揃いました。その間、製造されなかった時期もあり、中には、キハ283系の事故廃車の代替として製造された車両もあります。そして、昨今は既存の特急気動車の老朽取替用に製造されており、来年度以降も両数を増やしていくことでしょう。
同じキハ261系1000番台ですが、製造時期によって投入する目的がさまざまであり、且つ仕様も細部が変更されており、デビュー時とほぼ同じ形状を維持しながら中身は年々熟成されています。


発車時の様子を撮影しました。8両目までしか確認できませんが、実は9両編成で運行されていました。今年に入ってから10両編成は確認されず、繁忙期輸送期間中においても最大は9両編成となっています。
さっぽろ雪まつり期間中は10両編成で運行されるのか不明ですが、指定席の予約端末を調べたら、記憶にある限りでは期間中後半は9両編成で運行されることもあるようなので、機会があればどこかで撮影してみようと思います。
今回取り上げているST-1115編成は、どうやら、2月3日の特急「スーパー北斗19号」から営業運転を開始しているようです。そして、翌4日は最終的に特急「スーパー北斗20号」で函館滞泊になるので、車両の組み替えがなければ、5日の特急「スーパー北斗9号」から営業運転に入ることでしょう。
当初、札幌運転所(札サウ)の配置になるという情報を得ていましたが、「スーパー北斗」で営業運転に入っているということは函館運輸所(函ハコ)の所属と思われ、引き続き「スーパー北斗」として活躍することでしょう。
その代わり、これまで函館運輸所に所属していた一部のキハ261系が札幌運転所に帰還しているようで、詳細については後日記事にしたいと思います。
迫る3月のダイヤ改正で「スーパー北斗」に変化があり、キハ281系で運行される5往復のうち、2往復がキハ261系に置き換えられます。今年度増備した車両は、キハ281系の一部の運用を置き換える分と、函館運輸所に波動用として最後まで残っていたキハ183系機関換装車8両の代替の役割があります。
最後まで残っていたキハ183系については、既に函館運輸所から苗穂運転所(札ナホ)に転配されており、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」での使用を開始しています。車両の統一がより図られることにより、キハ183系も転配が完了したことで、「スーパー北斗」については「代走」というものがほとんどなくなる安定した輸送が期待されます。
反面、キハ281系から置き換えられる列車については、所要時分が若干増加するわけですが、その代わり新しい車両で運行されることになるので、このあたりは許容範囲内ではないでしょうか。心配された所要時分増加も思っていたほど抑えられており、キハ261系充当列車では初めて札幌~函館間の所要時分が3時間30分台の列車が登場します。車体傾斜装置を搭載していないとはいえ、キハ281系に匹敵する性能を有していることがわかりますね。
ダイヤ改正後の「スーパー北斗」の話題についても、追々取り上げていきたいと思いますが、函館方面ではいち早く、そしてようやく車両統一化の利点が生かされてきました。引き続き、既存の特急気動車の置き換えを進め、いずれは全道の特急列車を置き換え、安定した輸送が実施されることを期待しています。
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