2018年度さっぽろ雪まつり輸送期間中の臨時「北斗74号」・臨時「北斗85号レポート
臨時列車 - 2019年02月13日 (水)
2018年度さっぽろ雪まつり輸送期間が終了しました。
輸送障害や代走の影響からか、期間中の各方面の輸送実績は数値的にはあまりよろしくありませんでしたが、さっぽろ雪まつりは過去最多の273万人以上が訪れたようで、これもインバウンド需要が好調なことが伺えます。
さっぽろ雪まつり輸送期間中は、札幌から各方面へ向かう特急列車も増結が実施されます。加えて函館方面は輸送力増強のため、今回も臨時の「北斗」が設定されました。
今回紹介する臨時「北斗74号」と臨時「北斗85号」は、過去にもあまり例がない「北斗」の列車名でありながら、洞爺駅発着の列車として運行されました。車両はキハ283系による4両編成でした。
列車を撮影してきたので紹介したいと思います。
【臨時「北斗74号」】

まずは2月3日に回送列車も撮影することができたので紹介します。
臨時「北斗74号」の運転は2月4日からでしたが、洞爺駅発の臨時「北斗85号」は2月1日からの設定のため、1日から3日にかけては臨時「北斗74号」のスジで臨時「北斗85号」運行のために、キハ283系の回送列車が運行されました。
撮影場所は恵庭市を通る川沿大通りの橋の上です。当日は記憶にある限りでは、千歳駅で設備点検を実施していたはずで、千歳方面の列車に大幅な遅れが発生していました。また、札幌方面については、快速「エアポート」などが折り返し列車の到着遅れによってこちらも遅れが発生していたと思います。
この回送列車は10時前に恵庭駅を通過していきました。これにより、折り返しとなる臨時「北斗85号」にも遅れが発生したはずです。

期間中は札幌駅でも撮影してきました。臨時「北斗74号」のものがちゃんと用意されていました。
発車番線は臨時「北斗84号」と同じ4番線で、発車時刻も同じです。

ヘッドマークはHOKUTOのものが使用されていました。キハ283系のヘッドマークは明るい中では少々見えにくく、札幌駅のような周囲が薄暗い状況下の方がヘッドマークとともに列車を撮影するには適しています。

事前の情報では指定席が3両で自由席が1両でしたが、実際は3号車も自由席だったようで、指定席が2両、自由席が2両の4両編成でした。それでも、確認した当日は利用客は悲しいほどいませんでしたよ。
ちなみに、キハ283系の行き先に「洞爺」はないと思われ、側面は「北斗」の表示はされず、「臨時」の表示でした。

洞爺へ向けて発車しました。

別の日には、苗穂駅で撮影してみました。この日は普通列車との並走バトルが展開されました。ちなみに、右側の普通列車は江別へ向かう133Mです。先行する特急「宗谷」が遅れた影響で札幌駅を3分ほど遅れて発車したようです。
【臨時「北斗85号」】
この時期は日没時刻が早いこともあり、札幌圏で札幌方面に向かうキハ283系の4両編成を撮影するのは難しいです。ですが、今回は洞爺駅発で、札幌駅に昼過ぎに到着するダイヤが組まれているので、撮影しやすかったと思います。


時間の関係で新札幌駅の立体駐車場の隅と苗穂ストレートの2箇所でしか撮影することができませんでした。
苗穂ストレートで撮影した日は、北海道に大寒波をもたらした日です。それでも臨時「北斗85号」は定時で通過していきました。外レート区間にも関わらず、手前の札幌方先頭車は車体が傾いていますね。不具合でしょうか?
所定では特急「スーパー北斗5号」の後に設定されていますが、運行期間中は同列車に30分程度の遅れが発生し、臨時「北斗85号」が先行したこともあったようです。その結果、特急「スーパー北斗5号」に乗車予定だった利用客を拾い、一部日程では混雑が確認されたようです。

苗穂ストレートでの撮影当時の気温が-12℃で、強風で地吹雪も時々発生していました。写真は臨時「北斗85号」通過前に苗穂ストレートで撮影した快速「エアポート126号」です。とにかくヤバかったです。
体感的には-20℃弱ぐらいだったと思います。そのような中で撮影していたので、身体にもすぐに変化が表れ、耳が痛くなったり、下を向いただけで気を失いそうになりました。
用事のついでに苗穂に寄ったわけですが、さすがに止めておくべきだったかもしれませんね。
耳の痛みは3日以上経過した現在もまだ完全に回復していません。というのも、撮影を終えて暖かい場所に入ってまもなく、しもやけを通り越して耳に激痛が走り、知り合いの眼科医に確認したところ、軽い凍傷のようなものらしく、回復傾向に向かっているのであれば、徐々に治っていくとのことです。それでも、しばらくは極端に寒い場所への移動は制限すべきとの伝達がありました。
ということで、しばらくは撮影を控えようと思います。
話題は戻りますが、期間中に車両の組み替えは実施していないと思われ、以下の4両編成で運行されていました。
<洞爺⇔札幌:キハ283系>
上記の4両編成でした。いずれも札幌運転所(札サウ)所属車でした。
2号車の「キハ282-3004」以外の3両については、年末年始の臨時「北斗84号」・臨時「北斗91号」にも使用されていた車両です。先頭車については、洞爺方(前回函館方)と札幌方は年末年始輸送期間中と全く同じでした。
臨時の「北斗」は3月以降また計画されているようです。車両はまだ不明ですが、近年の傾向からキハ183系やキハ283系が使用される可能性が高いと思われます。時期が近くなったら運行前に取り上げたいと思います。
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輸送障害や代走の影響からか、期間中の各方面の輸送実績は数値的にはあまりよろしくありませんでしたが、さっぽろ雪まつりは過去最多の273万人以上が訪れたようで、これもインバウンド需要が好調なことが伺えます。
さっぽろ雪まつり輸送期間中は、札幌から各方面へ向かう特急列車も増結が実施されます。加えて函館方面は輸送力増強のため、今回も臨時の「北斗」が設定されました。
今回紹介する臨時「北斗74号」と臨時「北斗85号」は、過去にもあまり例がない「北斗」の列車名でありながら、洞爺駅発着の列車として運行されました。車両はキハ283系による4両編成でした。
列車を撮影してきたので紹介したいと思います。
【臨時「北斗74号」】

まずは2月3日に回送列車も撮影することができたので紹介します。
臨時「北斗74号」の運転は2月4日からでしたが、洞爺駅発の臨時「北斗85号」は2月1日からの設定のため、1日から3日にかけては臨時「北斗74号」のスジで臨時「北斗85号」運行のために、キハ283系の回送列車が運行されました。
撮影場所は恵庭市を通る川沿大通りの橋の上です。当日は記憶にある限りでは、千歳駅で設備点検を実施していたはずで、千歳方面の列車に大幅な遅れが発生していました。また、札幌方面については、快速「エアポート」などが折り返し列車の到着遅れによってこちらも遅れが発生していたと思います。
この回送列車は10時前に恵庭駅を通過していきました。これにより、折り返しとなる臨時「北斗85号」にも遅れが発生したはずです。

期間中は札幌駅でも撮影してきました。臨時「北斗74号」のものがちゃんと用意されていました。
発車番線は臨時「北斗84号」と同じ4番線で、発車時刻も同じです。

ヘッドマークはHOKUTOのものが使用されていました。キハ283系のヘッドマークは明るい中では少々見えにくく、札幌駅のような周囲が薄暗い状況下の方がヘッドマークとともに列車を撮影するには適しています。

事前の情報では指定席が3両で自由席が1両でしたが、実際は3号車も自由席だったようで、指定席が2両、自由席が2両の4両編成でした。それでも、確認した当日は利用客は悲しいほどいませんでしたよ。
ちなみに、キハ283系の行き先に「洞爺」はないと思われ、側面は「北斗」の表示はされず、「臨時」の表示でした。

洞爺へ向けて発車しました。

別の日には、苗穂駅で撮影してみました。この日は普通列車との並走バトルが展開されました。ちなみに、右側の普通列車は江別へ向かう133Mです。先行する特急「宗谷」が遅れた影響で札幌駅を3分ほど遅れて発車したようです。
【臨時「北斗85号」】
この時期は日没時刻が早いこともあり、札幌圏で札幌方面に向かうキハ283系の4両編成を撮影するのは難しいです。ですが、今回は洞爺駅発で、札幌駅に昼過ぎに到着するダイヤが組まれているので、撮影しやすかったと思います。


時間の関係で新札幌駅の立体駐車場の隅と苗穂ストレートの2箇所でしか撮影することができませんでした。
苗穂ストレートで撮影した日は、北海道に大寒波をもたらした日です。それでも臨時「北斗85号」は定時で通過していきました。外レート区間にも関わらず、手前の札幌方先頭車は車体が傾いていますね。不具合でしょうか?
所定では特急「スーパー北斗5号」の後に設定されていますが、運行期間中は同列車に30分程度の遅れが発生し、臨時「北斗85号」が先行したこともあったようです。その結果、特急「スーパー北斗5号」に乗車予定だった利用客を拾い、一部日程では混雑が確認されたようです。

苗穂ストレートでの撮影当時の気温が-12℃で、強風で地吹雪も時々発生していました。写真は臨時「北斗85号」通過前に苗穂ストレートで撮影した快速「エアポート126号」です。とにかくヤバかったです。
体感的には-20℃弱ぐらいだったと思います。そのような中で撮影していたので、身体にもすぐに変化が表れ、耳が痛くなったり、下を向いただけで気を失いそうになりました。
用事のついでに苗穂に寄ったわけですが、さすがに止めておくべきだったかもしれませんね。
耳の痛みは3日以上経過した現在もまだ完全に回復していません。というのも、撮影を終えて暖かい場所に入ってまもなく、しもやけを通り越して耳に激痛が走り、知り合いの眼科医に確認したところ、軽い凍傷のようなものらしく、回復傾向に向かっているのであれば、徐々に治っていくとのことです。それでも、しばらくは極端に寒い場所への移動は制限すべきとの伝達がありました。
ということで、しばらくは撮影を控えようと思います。
話題は戻りますが、期間中に車両の組み替えは実施していないと思われ、以下の4両編成で運行されていました。
<洞爺⇔札幌:キハ283系>
キハ283-4 | キハ282-3004 | キハ282-110 | キハ283-8 |
上記の4両編成でした。いずれも札幌運転所(札サウ)所属車でした。
2号車の「キハ282-3004」以外の3両については、年末年始の臨時「北斗84号」・臨時「北斗91号」にも使用されていた車両です。先頭車については、洞爺方(前回函館方)と札幌方は年末年始輸送期間中と全く同じでした。
臨時の「北斗」は3月以降また計画されているようです。車両はまだ不明ですが、近年の傾向からキハ183系やキハ283系が使用される可能性が高いと思われます。時期が近くなったら運行前に取り上げたいと思います。
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