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【代走レポート】2月9日の下りの特急「宗谷」をノースレインボーエクスプレスで代走

2月9日の下りの特急「宗谷」がノースレインボーエクスプレスで代走しました。



本来であれば、6時55分ごろに札幌駅1番線に入線し、一旦桑園方引き上げ線へ向かい、札幌駅8番線に入線する流れですが、当日は苗穂運転所(札ナホ)構内で凍結によるポイント不転換が発生した影響により、先行の特急「オホーツク1号」も出区時刻が遅れていました。

よって、特急「宗谷」は江別方面の下り線やや千歳方面の上り線の列車の合間のタイミングが上手く取れず、札幌駅入線が所定発車時刻の7時30分前になりました。

入線時刻が遅れたため、札幌駅にも8番線へ直接入線となりました。

1枚目の写真は、苗穂方の引き上げ線で待機している特急「ライラック3号」となる回送列車です。普段は見られない光景なので、ズーム&トリミングで無理やり掲載しました。



前日に臨時「北斗85号」の撮影で耳を凍らせていたので、痛みに耐えながらようやく入線してきました。



10分ほど停車し・・・



10分遅れの7時40分ごろ、排煙を上げながら稚内へ向けて出発しました。

ノースレインボーエクスプレスの代走は前日8日の特急「サロベツ1号」から始まりました。旭川まで回送されたところまでは順調でしたが、大寒波によって新旭川駅構内で凍結によるポイント不転換が発生したようで、2時間50分遅れで旭川駅を発車したようです。

そして、宗谷本線内でキハ261系との性能差と列車の行き合いによって、上りの特急「宗谷」は稚内駅を約3時間遅れで出発。最終的に札幌には3時間半遅れの午前3時前に到着したようです。

そこから、3時間のインターバルを挟み、下りの特急「宗谷」に充当され、稚内へ向かいました。

しかし、これで終わりではなく・・・

この後、函館本線で除雪車で車両不具合が発生した影響により、再び3時間遅れで稚内を目指したそうです。さらに、その折り返しの特急「サロベツ4号」で5号車のドアが閉まらないトラブルが発生し、4時間近い遅れが発生したようです。そして、その折り返しとなる特急「サロベツ3号」も所定より3時間遅れた23時06分ごろに旭川駅を発車したようで、稚内には翌10日の深夜3時ごろに到着したようです。

そして、また3時間程度のインターバルを挟み、10日の特急「サロベツ2号」から営業運転に入り、当日の上りの特急「宗谷」で代走が終了しました。Twitterの方では、故障したドアに無理やりガムテープで応急処置した様子の写真がアップされており、痛々しい光景でした。車齢30年弱が経過し、そろそろ限界なのかもしれませんね。

そんなこんなで、緊急事態が連続して発生しておそらく3日間休む間もなく働いたノースレインボーエクスプレスでした。これ以降は代走運転はなく、安定した輸送が続いています。

先日、キハ261系5000番台(仮称)の投入が発表されました。用途は多客臨時列車、イベント列車、定期列車の代替輸送等です。まさに、昨今のノースレインボーエクスプレスの役割と同じです。

キハ261系5000番台が投入されることで、もしかしたら、これまで活躍してきたリゾート気動車もお役御免になるかもしれませんね。

今後はノースレインボーエクスプレスでの代走もしっかりと記録しておいた方がよさそうです。











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コメント
8333: by BK on 2019/02/18 at 18:40:57 (コメント編集)

こんにちは。今回の道北遠征でも見事に代走に当たりました(汗)
下り宗谷と上りサロベツ2号に乗車しました。
8日もサロベツ3号が40分遅れたのでうまい具合に音威子府での交換が見れました。
私自身も滞在中、TLに何度か上げましたが、ノースレインボーの不具合は痛々しく感じました。
下り宗谷の座席指定でしたので和寒過ぎた時に車掌が運転士に扉の状態が悪いので発車に時間が掛かると伝えているのを目撃しました。
あと、サロベツ3号が稚内到着3時過ぎにも関わらず、サロベツ2号で入線時に給油のみならず付着していた氷塊を洗車にて取り除き、車輪廻りもキレイにされていたのには驚きました。
深夜~明け方の作業にも関わらず現場の方々の奮闘には頭が下がりますね

仕様年数を考えるとノースレインボーの終わりも近い気がした今回の北海道遠征でした。

8334: by 管理人 on 2019/02/19 at 02:13:38

>>「BK」さん、コメントありがとうございます。

こんばんは。

代走期間中は輸送障害によってノースレインボーエクスプレスは深夜3時頃に札幌や稚内に到着していたので、苗穂や稚内での折り返し整備は大変だったと思います。

およそ3時間の間に給油作業に加え、車体に付着した氷を落とす作業もあります。おそらく、翌日の運用が始まるまでギリギリのスケジュールだったと思います。特に床下の氷は落とさなければ、走行中に床下の氷塊が落下し、バラスト飛散を招く場合があり、危険を伴います。極力落として運行した方がいいですよね。

特に車両を整備する部門は人員不足なだけに、且つ深夜の時間帯の限られた時間の中でよく翌日の運用まで間に合ったと思います。仰るとおり、現場の方の奮闘には頭が下がります。

3時間の折り返し時間といえば、普段旭川運転所で「サロベツ」が折り返す時間と同程度のものです。それを考えると、ノースレインボーエクスプレスの運用は過酷そのものであり、壊れても仕方がないような感じです。

キハ261系5000番台も製造が決まり、ノースレインボーエクスプレスの今後が気になる時期になってきましたね。

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