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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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2018年度さっぽろ雪まつり輸送期間中の「スーパーとかち」~最大は6両編成でした!

昨日21時22分ごろ、胆振地方を中心とした最大震度6弱の強い地震が発生しました。

およそ半年前の昨年9月の北海道胆振東部地震の余震のようで、引き続き警戒が必要です。特に震源地に近い道民の皆さんは注意してくださいね。

本来であれば、別の記事を作成する予定でしたが、昨夜の情報をお伝えしたく、さっぽろ雪まつり輸送期間中の「スーパーとかち」について記事を差し替え致します。

先日の年末年始輸送期間中の「スーパーとかち」は、最大7両編成が確認されましたが、今回のさっぽろ雪まつり輸送期間中については、7両編成は確認されなかったものの、最大6両編成で運行されていました。

冬季はトマム方面へ向けて訪日外国人の利用が多くなることから、平日でも増結が実施され、昨今は逆に所定の4両編成を確認することが難しくなっています。週末も5両編成や6両編成で運行されており、「スーパーとかち」の利用も一年を通じて比較的利用が多くなる時期です。



まずは、2月4日に白石駅で撮影した特急「スーパーとかち4号」から紹介していきます。

冬季は特に帯広・釧路方面の特急列車は遅延が発生しやすいです。当日も10分程度遅れて同駅を通過していきました。



次に、2月5日に千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。以前紹介しましたが、帯広方に函館からやってきたST-1106編成が連結されていました。



3枚目は、2月7日に苗穂駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」となる回送列車です。2両増結の6両編成でした。



最後に、2月8日に北広島市役所の5階から撮影した特急「スーパーとかち3号」です。1両増結の5両編成でした。

5両編成や6両編成になっても自由席は札幌方先頭車の1両だけです。情報を探していると、トマム方面へ訪日外国人を中心に自由席利用も多いようで、1両では不足する場合もあるようです。場合によっては、同じキハ261系を使用する「宗谷」・「サロベツ」のように自由席の増結も今後検討する必要があるのではないでしょうか?

所要時分もキハ183系と変わらない列車もあるので、列車として見直すべき箇所はたくさんありそうですね。


昨日発生した地震の影響で、帯広・釧路方面と函館方面から札幌へ向かう特急列車で大幅な遅れが発生しているようです。22日午前2時30分現在、特急「スーパー北斗21号」と特急「スーパー北斗23号」が苫小牧駅で抑止、特急「スーパーとかち10号」が追分駅で抑止、特急「スーパーおおぞら12号」が新夕張駅で抑止しています。さらに、全国ニュースにもなっていますが、千歳線の北広島~千歳間で駅と駅の間で列車が数本立ち往生し、約260人が列車内に閉じ込められているようです。この中に、帯広へ向かう特急「スーパーとかち9号」が含まれており、Kitacaエリア列車運転状況より、島松~恵庭間で立ち往生しているようです。サービス時間外のため、記事作成中の運行情報は把握できませんが、ほかの特急列車も抑止されていることから、引き続き立ち往生しているのかもしれませんね。

この影響で、22日は石勝線の千歳~夕張間が始発から13時30分ごろまで普通列車が運転見合わせ、室蘭本線の苫小牧~岩見沢間が始発から12時ごろまで運転見合わせ、日高本線の苫小牧~鵡川間が始発から10時ごろまで運転見合わせとなっています。

また、22日の「スーパー北斗」、「スーパーおおぞら」、「スーパーとかち」の一部列車でも運休が発生しています。詳しくは、JR北海道のホームページをご確認ください。

昨年9月の胆振東部地震発生時と比べると、被害は大きくなく、人的被害の報告もありません。震源地に近い厚真町では、2箇所で土砂崩れが確認されているようですが、人が土砂に巻き込まれた等の報告もありません。今後も引き続き余震に注意しなければなりませんが、まずは大規模な地震が発生したにも関わらず、大きな被害が出ていないことは幸いです。

昨日運行分の特急列車がいまだに途中の区間で抑止していますが、その抑止されている先の区間は、いずれも胆振東部地震の影響で安全確認のために長らく徐行運転を余儀なくされた区間であり、それが石勝線の南千歳~追分間と千歳線の南千歳~沼ノ端間です。抑止されているということは、地震の影響で線路に何らかの影響が出たのか、あるいは安全確認のために抑止せざるを得ないのかのいずれかだと予想しています。いずれの区間も列車が高速で走行し、駅間距離も長いため、線路点検を実施するにしても短時間で終えることは難しいでしょう。

これらの区間が地震の影響で遮断されてしまったか、あるいは折り返し準備が間に合わない等の理由から運休を決めたのではないでしょうか。今回の地震は大きな被害は今のところ出ていませんが、鉄道には22日以降、影響が少なからず出そうですね。


地震が発生したことにより、さっぽろ雪まつり輸送期間中の「スーパーとかち」の話題について取り上げ、且つ地震発生場所付近を走行することから、地震の影響についても少し紹介させていただきました。

記事の題名が内容から大幅に逸れてしまったことをお詫び致します。











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コメント
8341:揺らぐ大地、揺らぐJR北海道! by ピカチュウ親方 on 2019/02/22 at 08:24:22

先ずは御無事で何よりです。

昨年9月に続きですからねぇ。

ホント勘弁して欲しいですね。

こう言う地震が発生すると列車が運休し、JR北海道の貴重な収入が減るのも心配ですね。

8342: by 管理人 on 2019/02/23 at 16:05:47

>>「ピカチュウ親方」さん、コメントありがとうございます。

地震発生により、線路や設備の補修、列車の運休などで、収支のさらなる悪化は心配されます。

胆振地方の地震は、今後もさらに警戒が必要ですね。

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