2018年度さっぽろ雪まつり輸送期間中の「スーパーおおぞら」~最大は8両編成でした!
繁忙期輸送 - 2019年03月01日 (金)
さっぽろ雪まつり輸送期間中の「スーパーおおぞら」についてです。
冬季はトマム方面の観光需要が増加することで、さっぽろ雪まつり輸送期間のみならず、昨今も引き続き連日1両から2両程度の増結が実施されています。しかし、かつての9両編成や10両編成といった長大編成は見られず、例外を除いて繁忙期輸送期間中でも8両編成までが最大となっています。
今年度のさっぽろ雪まつり輸送期間中も8両編成が最大でした。

まずは、2月4日に恵み野駅で撮影した特急「スーパーおおぞら3号」です。1両増結の7両編成でした。

次に、2月7日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーおおぞら3号」です。こちらも1両増結の7両編成でした。

3枚目は、2月8日に北広島市役所の5階から撮影した特急「スーパーおおぞら2号」です。
冬季は「スーパーおおぞら」のように長距離輸送の列車は遅れが発生しやすくなります。当日は25分遅れで運行されていました。
こちらも1両増結の7両編成でした。

4枚目は、苗穂駅で撮影した同駅留置線で待機中の特急「スーパーおおぞら7号」となる回送列車です。2両増結の8両編成でした。
後日知りましたが、実はこの8両編成は、グリーン車を増結した編成だったらしく、苗穂工場の入場に伴うものだったのかもしれません。翌日の特急「スーパーおおぞら1号」からの運用と編成は把握していませんが、期間中は8両編成で運行された列車がほとんどありませんでした。車両の検査を伴うやむなしの増結ということになりますが、この増結がなければ、期間中の「スーパーおおぞら」は連日7両編成で運行されていたと思います。

最後は、2月10日に恵庭カーブで撮影した特急「スーパーおおぞら2号」です。当日も20分ほど遅れていました。1両増結の7両編成でした。
キハ261系1000番台の増備が進み、いずれキハ283系の「スーパーおおぞら」も置き換えられることになるでしょう。
キハ261系に置き換える際、以前から問題視されていた燃料の問題や、所要時分の増加など気になる点はいくつかあります。航続可能距離は車体傾斜装置を停止させたことで以前よりも伸びているはずですが、気になるのは所要時分で、キハ283系と同等の性能を確保できるのかが注目です。ちなみに、車体傾斜装置ありの状態で札幌~帯広間はキハ283系と同等のダイヤで走行できることは過去のダイヤから既に証明されています。
以前、管理者が過去の「おおぞら」が現役だった際の時刻表を確認しながらダイヤを試算してみたところ、おそらく数分程度の所要時分増加は避けられないと思います。ただし、4時間切りのダイヤも可能である範囲内ということも把握できました。ただしそれは、札幌~南千歳間を現行の最速の27分で走行することが絶対条件であり、停車駅を極限まで絞らなければほぼ不可能だと思います。
「スーパーおおぞら」も迫る3月のダイヤ改正で一部列車の停車駅拡大が予定されており、都市間輸送としての役割が一層増します。利用の少ない追分~新夕張間の普通列車の代替の役割があります。年々僅かながら所要時分が全体的に増加している傾向があります。それでも今回は、思ったほど所要時分の増加はされておらず、中には所要時分の増加が見られない列車もあります。大幅な輸送改善は見込めませんが、「スーパーおおぞら」もかつての速達列車の役割から一変し、都市間輸送の役割を担う列車として時代とともにその役割が変化しつつありますね。
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冬季はトマム方面の観光需要が増加することで、さっぽろ雪まつり輸送期間のみならず、昨今も引き続き連日1両から2両程度の増結が実施されています。しかし、かつての9両編成や10両編成といった長大編成は見られず、例外を除いて繁忙期輸送期間中でも8両編成までが最大となっています。
今年度のさっぽろ雪まつり輸送期間中も8両編成が最大でした。

まずは、2月4日に恵み野駅で撮影した特急「スーパーおおぞら3号」です。1両増結の7両編成でした。

次に、2月7日に新札幌駅で撮影した特急「スーパーおおぞら3号」です。こちらも1両増結の7両編成でした。

3枚目は、2月8日に北広島市役所の5階から撮影した特急「スーパーおおぞら2号」です。
冬季は「スーパーおおぞら」のように長距離輸送の列車は遅れが発生しやすくなります。当日は25分遅れで運行されていました。
こちらも1両増結の7両編成でした。

4枚目は、苗穂駅で撮影した同駅留置線で待機中の特急「スーパーおおぞら7号」となる回送列車です。2両増結の8両編成でした。
後日知りましたが、実はこの8両編成は、グリーン車を増結した編成だったらしく、苗穂工場の入場に伴うものだったのかもしれません。翌日の特急「スーパーおおぞら1号」からの運用と編成は把握していませんが、期間中は8両編成で運行された列車がほとんどありませんでした。車両の検査を伴うやむなしの増結ということになりますが、この増結がなければ、期間中の「スーパーおおぞら」は連日7両編成で運行されていたと思います。

最後は、2月10日に恵庭カーブで撮影した特急「スーパーおおぞら2号」です。当日も20分ほど遅れていました。1両増結の7両編成でした。
キハ261系1000番台の増備が進み、いずれキハ283系の「スーパーおおぞら」も置き換えられることになるでしょう。
キハ261系に置き換える際、以前から問題視されていた燃料の問題や、所要時分の増加など気になる点はいくつかあります。航続可能距離は車体傾斜装置を停止させたことで以前よりも伸びているはずですが、気になるのは所要時分で、キハ283系と同等の性能を確保できるのかが注目です。ちなみに、車体傾斜装置ありの状態で札幌~帯広間はキハ283系と同等のダイヤで走行できることは過去のダイヤから既に証明されています。
以前、管理者が過去の「おおぞら」が現役だった際の時刻表を確認しながらダイヤを試算してみたところ、おそらく数分程度の所要時分増加は避けられないと思います。ただし、4時間切りのダイヤも可能である範囲内ということも把握できました。ただしそれは、札幌~南千歳間を現行の最速の27分で走行することが絶対条件であり、停車駅を極限まで絞らなければほぼ不可能だと思います。
「スーパーおおぞら」も迫る3月のダイヤ改正で一部列車の停車駅拡大が予定されており、都市間輸送としての役割が一層増します。利用の少ない追分~新夕張間の普通列車の代替の役割があります。年々僅かながら所要時分が全体的に増加している傾向があります。それでも今回は、思ったほど所要時分の増加はされておらず、中には所要時分の増加が見られない列車もあります。大幅な輸送改善は見込めませんが、「スーパーおおぞら」もかつての速達列車の役割から一変し、都市間輸送の役割を担う列車として時代とともにその役割が変化しつつありますね。
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