789系0番台HE-102編成+HE-202編成苗穂工場出場試運転
785・789系 - 2019年03月06日 (水)
紹介するのを忘れていましたが、2月20日に789系0番台HE-102編成+HE-202編成(SAPPOROラッピング編成)が苗穂工場を出場しました。
その試運転の様子を撮影してきたので紹介します。

苗穂工場出場後、電車の試運転が行われる際は、以前は旧苗穂駅7番線から幌向駅まで向かっていました。同駅構内で出場直後の車両を撮影することができましたね。
しかし現在は、苗穂駅が約300㍍ほど札幌寄りに移転してしまったため、出場列車を間近で撮影することはできなくなりました。苗穂駅移転後も幌向駅方面へ向けて発車する際は、これまでの位置とほぼ変わらないようです。

新しい苗穂駅の4番線側から撮影してみても、アングルは厳しく、新駅舎での撮影はほぼ無理といっていいでしょう。


時間があったので、幌向駅の一つ手前の豊幌駅まで行きました。苗穂工場出場の割には、既に旭川方先頭車「クロハ789-102」の前照灯の一部が切れています。冬季は何度か撮影練習を兼ねて「ライラック」を撮影していますが、前照灯が切れている車両を多く見かけました。「カムイ」や「すずらん」で使用する1000番台ではほとんど見かけません。冬季に車両不具合が多かったりと、何かと道央圏転用後の問題が浮かび上がってきましたね。
ちなみに、電車試運転は苗穂駅から幌向駅へ、そこから札幌運転所(札サウ)に向けて戻る流れです。かつては、函館本線の滝川駅まで試運転が実施されていたようです。しかも昨今のように1回だけでなく複数回にわたって試運転が実施されていたようです。しかし現在は人員削減や手間を省くために幌向駅で折り返すようになったそうです。

復路は厚別カーブで撮影しました。こちらの前照灯は異常ありませんでした。
HE-102編成+HE-202編成が苗穂工場を出場した当日は、「ライラック」に使用する789系0番台で2本目の車両不具合が発生した日でした。一部列車が運休となり、789系1000番台による代走が4運用中2運用で発生するなど、定期運用そのものが危機的状況になりました。
「ライラック」で使用する789系0番台は6両編成×6本がありますが、このうち、苗穂工場入場(出場試運転)で1本使用できず、2本で車両不具合が発生していたことにより、フル稼働させても3編成しか動かせませんでした。ちょうど悪いタイミングで苗穂工場に入場していた形になります。
3月に入り、北海道は例年よりも暖かく、降雪もほぼ確認されません。これにより、降り積もった雪も例年よりも早いスピードで融け始めています。同時に、冬季になると車両不具合が発生する789系0番台「ライラック」ですが、気温も例年より高く、雪の中を走行するわけではないので、故障も見られなくなりました。代走はなく、安定した輸送が続いています。
あまりにも冬季の故障が多いのであれば、0番台と1000番台の役割を逆転させるのもアリでしょう。つまり789系0番台を「すずらん」でも活用する方法です。苫小牧・室蘭方面はかつてのフィールドだった函館地区と気候が似ており、道内でも降雪量が比較的少ないです。かつてと同じような条件下で使用できるので、故障対策を考慮するのであれば、「すずらん」での使用を視野に入れ、「ライラック」を必要最低限に絞り、札幌~旭川間のメインを「カムイ」にする方法もいいでしょう。その方が冬季も車両故障なく、安定した輸送がキープされるのではないでしょうか。
とにかく、冬季における車両故障が目立ちます。今後は一部の編成で重要機器取替工事が控えているようなので、それで冬季のトラブルが改善できるかどうか期待したいです。
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その試運転の様子を撮影してきたので紹介します。

苗穂工場出場後、電車の試運転が行われる際は、以前は旧苗穂駅7番線から幌向駅まで向かっていました。同駅構内で出場直後の車両を撮影することができましたね。
しかし現在は、苗穂駅が約300㍍ほど札幌寄りに移転してしまったため、出場列車を間近で撮影することはできなくなりました。苗穂駅移転後も幌向駅方面へ向けて発車する際は、これまでの位置とほぼ変わらないようです。

新しい苗穂駅の4番線側から撮影してみても、アングルは厳しく、新駅舎での撮影はほぼ無理といっていいでしょう。


時間があったので、幌向駅の一つ手前の豊幌駅まで行きました。苗穂工場出場の割には、既に旭川方先頭車「クロハ789-102」の前照灯の一部が切れています。冬季は何度か撮影練習を兼ねて「ライラック」を撮影していますが、前照灯が切れている車両を多く見かけました。「カムイ」や「すずらん」で使用する1000番台ではほとんど見かけません。冬季に車両不具合が多かったりと、何かと道央圏転用後の問題が浮かび上がってきましたね。
ちなみに、電車試運転は苗穂駅から幌向駅へ、そこから札幌運転所(札サウ)に向けて戻る流れです。かつては、函館本線の滝川駅まで試運転が実施されていたようです。しかも昨今のように1回だけでなく複数回にわたって試運転が実施されていたようです。しかし現在は人員削減や手間を省くために幌向駅で折り返すようになったそうです。

復路は厚別カーブで撮影しました。こちらの前照灯は異常ありませんでした。
HE-102編成+HE-202編成が苗穂工場を出場した当日は、「ライラック」に使用する789系0番台で2本目の車両不具合が発生した日でした。一部列車が運休となり、789系1000番台による代走が4運用中2運用で発生するなど、定期運用そのものが危機的状況になりました。
「ライラック」で使用する789系0番台は6両編成×6本がありますが、このうち、苗穂工場入場(出場試運転)で1本使用できず、2本で車両不具合が発生していたことにより、フル稼働させても3編成しか動かせませんでした。ちょうど悪いタイミングで苗穂工場に入場していた形になります。
3月に入り、北海道は例年よりも暖かく、降雪もほぼ確認されません。これにより、降り積もった雪も例年よりも早いスピードで融け始めています。同時に、冬季になると車両不具合が発生する789系0番台「ライラック」ですが、気温も例年より高く、雪の中を走行するわけではないので、故障も見られなくなりました。代走はなく、安定した輸送が続いています。
あまりにも冬季の故障が多いのであれば、0番台と1000番台の役割を逆転させるのもアリでしょう。つまり789系0番台を「すずらん」でも活用する方法です。苫小牧・室蘭方面はかつてのフィールドだった函館地区と気候が似ており、道内でも降雪量が比較的少ないです。かつてと同じような条件下で使用できるので、故障対策を考慮するのであれば、「すずらん」での使用を視野に入れ、「ライラック」を必要最低限に絞り、札幌~旭川間のメインを「カムイ」にする方法もいいでしょう。その方が冬季も車両故障なく、安定した輸送がキープされるのではないでしょうか。
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