キハ281系の置き換えで見られなくなったシーン
キハ281系 - 2019年03月17日 (日)
今回のダイヤ改正でキハ281系による「スーパー北斗」5往復のうち、2往復が新たにキハ261系に置き換えられました。
今回はその2往復で充当されていた列車でしか見ることができなかったシーンを紹介していきましょう。


その中でも、これが一番印象的でした。
特急「スーパー北斗24号」になる回送列車と特急「スーパーおおぞら11号」となる回送列車の並びです。両列車はそれぞれ折り返し時間が豊富に設けられており、苗穂駅構内の留置線で札幌駅入線まで待機する姿が見られました。


日照時間が長い6月前後だと、明るい中での撮影も可能でした。いずれも2代目駅舎時代に撮影しています。
残念ながら新駅舎になってから3月のダイヤ改正まで明るい時間帯での撮影はできませんでした。
元々特急「スーパーおおぞら11号」として折り返すキハ283系は同留置線で折り返していましたが、2016年3月ダイヤ改正(北海道新幹線開業)から特急「スーパー北斗24号」となる回送列車も同留置線で待機場所が変更されるようになりました。
元々は札幌駅の苗穂方引き上げ線で同ダイヤ改正前までの特急「スーパー北斗18号」入線まで待機していましたが、急行「はまなす」廃止の影響もあり、札幌駅発車時刻が30分繰り下げられたことで折り返し時間がさらに増え、札幌駅線路容量の関係でさらに遠い苗穂駅構内の留置線で待機場所が変更になったと思われます。
キハ283系は臨時運用でしか函館方面に入線しなくなったこともあり、キハ281系とキハ283系という北海道の鉄道の高速化を担った特急気動車同士が並ぶシーンは貴重なものでした。これもダイヤ改正からキハ261系に変更されているようです。


また午前10時前には、特急「スーパーとかち2号」だった回送列車が、特急「スーパーとかち3号」になるまでの間、苗穂駅構内の留置線で待機していますが、その横を特急「スーパー北斗1号」が通過します。後者が定刻の場合実現しない場合もありますが、5分程度遅れが発生していればほぼ必ず実現します。これもダイヤ改正後はキハ261系の横をキハ261系が通過していくシーンになっているはずです。
5枚目と6枚目の写真はそれぞれ別の日に撮影していますが、見事にキハ261系側はST-1206編成、キハ281系も試作車の先頭車が充当されており、ミラクルが起きました。かつては同じ函館運輸所(函ハコ)所属でしたが、前者が異動になり、今では別々の列車で使用されるようになりました。こうした細かい点を含めれば、本当にダイヤ改正前しか見られなかった光景ですね。
車種がキハ261系に変更されたことにより、変更された2往復はいずれも所要時間が増加していますが、中にはキハ261系充当列車で初めて札幌~函館間を3時間30分台で結ぶ列車が登場し、車体傾斜装置を作動させなくても高性能ぶりは健在のようです。
また、話題はガラリと変わりますが、キハ281系からキハ261系に車種変更された2往復について、どうやら運用も2往復そのまま引き継がれているようです。管理者は今、
「えっ!?キハ261系って札幌~函館間を2往復できるの!?」
とても驚いている限りです。
実はキハ261系には当初、燃費が悪く、札幌~釧路間を往復できないという噂が何度も飛び交っていました。
その噂はあくまで車体傾斜装置を使用していた時代のことですが、車体傾斜装置を稼働させた状態で札幌~釧路間を往復することはできないようです。ちなみに、おそらく車体傾斜装置を稼働させた状態で札幌~帯広間を2往復はできないはずで、同装置を作動させなくても同区間を2往復することは過去のダイヤで不可能であろうことがわかっています。
にも関わらず、札幌~函館間あ2往復できる。不思議なことです。
キハ183系の車両繰りの関係(苗穂への転配など)もあったと思いますが、2往復できる体力があるのなら、もっと早い段階で置き換えることも可能だったはずです。例えば、2号➡7号➡16号➡23号など。
それでも実施しなかったということは理由が別にあるかもしれませんね。あくまで素人の見方ですが、車体傾斜装置を取っ払った代わりに、できた空きスペース分の燃料タンクを増設し、航続可能距離を伸ばしたとか。
とても車体傾斜装置を取っ払ったとはいえ、車体傾斜装置を稼働した状態で往復できなかった札幌~釧路間のおよそ2倍にあたる札幌~函館間2往復という距離を車体傾斜装置を稼働させなかったとはいえ、走れるものなのか?
最初の噂が嘘だったのか、非常に興味深いところです。長くなるので、後日記事にしますね。
いずれにしても、車体傾斜装置を停止させていることで航続可能距離が長くなっていることがわかったので、将来的に札幌~釧路間や網走方面への列車も充当が難なくできそうですね。
いずれこれらの写真でダイヤ改正後のキハ261系化された際の写真も撮影したいです。
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今回はその2往復で充当されていた列車でしか見ることができなかったシーンを紹介していきましょう。


その中でも、これが一番印象的でした。
特急「スーパー北斗24号」になる回送列車と特急「スーパーおおぞら11号」となる回送列車の並びです。両列車はそれぞれ折り返し時間が豊富に設けられており、苗穂駅構内の留置線で札幌駅入線まで待機する姿が見られました。


日照時間が長い6月前後だと、明るい中での撮影も可能でした。いずれも2代目駅舎時代に撮影しています。
残念ながら新駅舎になってから3月のダイヤ改正まで明るい時間帯での撮影はできませんでした。
元々特急「スーパーおおぞら11号」として折り返すキハ283系は同留置線で折り返していましたが、2016年3月ダイヤ改正(北海道新幹線開業)から特急「スーパー北斗24号」となる回送列車も同留置線で待機場所が変更されるようになりました。
元々は札幌駅の苗穂方引き上げ線で同ダイヤ改正前までの特急「スーパー北斗18号」入線まで待機していましたが、急行「はまなす」廃止の影響もあり、札幌駅発車時刻が30分繰り下げられたことで折り返し時間がさらに増え、札幌駅線路容量の関係でさらに遠い苗穂駅構内の留置線で待機場所が変更になったと思われます。
キハ283系は臨時運用でしか函館方面に入線しなくなったこともあり、キハ281系とキハ283系という北海道の鉄道の高速化を担った特急気動車同士が並ぶシーンは貴重なものでした。これもダイヤ改正からキハ261系に変更されているようです。


また午前10時前には、特急「スーパーとかち2号」だった回送列車が、特急「スーパーとかち3号」になるまでの間、苗穂駅構内の留置線で待機していますが、その横を特急「スーパー北斗1号」が通過します。後者が定刻の場合実現しない場合もありますが、5分程度遅れが発生していればほぼ必ず実現します。これもダイヤ改正後はキハ261系の横をキハ261系が通過していくシーンになっているはずです。
5枚目と6枚目の写真はそれぞれ別の日に撮影していますが、見事にキハ261系側はST-1206編成、キハ281系も試作車の先頭車が充当されており、ミラクルが起きました。かつては同じ函館運輸所(函ハコ)所属でしたが、前者が異動になり、今では別々の列車で使用されるようになりました。こうした細かい点を含めれば、本当にダイヤ改正前しか見られなかった光景ですね。
車種がキハ261系に変更されたことにより、変更された2往復はいずれも所要時間が増加していますが、中にはキハ261系充当列車で初めて札幌~函館間を3時間30分台で結ぶ列車が登場し、車体傾斜装置を作動させなくても高性能ぶりは健在のようです。
また、話題はガラリと変わりますが、キハ281系からキハ261系に車種変更された2往復について、どうやら運用も2往復そのまま引き継がれているようです。管理者は今、
「えっ!?キハ261系って札幌~函館間を2往復できるの!?」
とても驚いている限りです。
実はキハ261系には当初、燃費が悪く、札幌~釧路間を往復できないという噂が何度も飛び交っていました。
その噂はあくまで車体傾斜装置を使用していた時代のことですが、車体傾斜装置を稼働させた状態で札幌~釧路間を往復することはできないようです。ちなみに、おそらく車体傾斜装置を稼働させた状態で札幌~帯広間を2往復はできないはずで、同装置を作動させなくても同区間を2往復することは過去のダイヤで不可能であろうことがわかっています。
にも関わらず、札幌~函館間あ2往復できる。不思議なことです。
キハ183系の車両繰りの関係(苗穂への転配など)もあったと思いますが、2往復できる体力があるのなら、もっと早い段階で置き換えることも可能だったはずです。例えば、2号➡7号➡16号➡23号など。
それでも実施しなかったということは理由が別にあるかもしれませんね。あくまで素人の見方ですが、車体傾斜装置を取っ払った代わりに、できた空きスペース分の燃料タンクを増設し、航続可能距離を伸ばしたとか。
とても車体傾斜装置を取っ払ったとはいえ、車体傾斜装置を稼働した状態で往復できなかった札幌~釧路間のおよそ2倍にあたる札幌~函館間2往復という距離を車体傾斜装置を稼働させなかったとはいえ、走れるものなのか?
最初の噂が嘘だったのか、非常に興味深いところです。長くなるので、後日記事にしますね。
いずれにしても、車体傾斜装置を停止させていることで航続可能距離が長くなっていることがわかったので、将来的に札幌~釧路間や網走方面への列車も充当が難なくできそうですね。
いずれこれらの写真でダイヤ改正後のキハ261系化された際の写真も撮影したいです。
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