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733系3000番台B-3102編成+B-3202編成の苗穂工場試運転列車

3月19日に733系3000番台B-3102編成(クハ733-3102+モハ733-3102+サハ733-3102)+B-3202編成(クハ733-3202+モハ733-3202+サハ733-3202)が苗穂工場を出場し、往路は苗穂~幌向間、復路は幌向~札幌運転所(手稲)間で試運転を実施しました。



午前中に時間があったので、久しぶりに苗穂工場からの試運転列車の有無を確認しに苗穂駅へ行きました。

すると運よく、733系3000番台B-3102編成+B-3202編成が苗穂工場を出場する様子が見えたので、往路だけ撮影することにしました。写真は試運転実施前の様子を特急「スーパーとかち2号」の回送列車とともに撮影しました。

残念ながら新駅舎は旧駅舎のようにホームから試運転を控えた苗穂工場出場列車を撮影することができなくなってしまいました。このアングルが限界だと思います。



試運転列車を初めて野幌駅で撮影してみました。奥に札幌方面へ向かう721系が見えますが、これは手稲に向かう区間快速「いしかりライナー」です。対向列車に被りそうになるくらいけっこうギリギリで野幌駅を通過していくようです。

ちなみに、国鉄分割民営化直後は昨今よりも細かく検査や試運転を実施していたようです。例えば今回取り上げている試運転も幌向駅まででなく、滝川駅まで試運転を行っていたようです。人員不足などによって、一部の検査や試運転区間の短縮が実施されているようです。

江別・岩見沢方面で快速「エアポート」で主に使用する721系や733系の6両固定編成は日々確認することができます。日中は普通列車や区間快速「いしかりライナー」のほとんどが3両編成で運行されているので難しいですが、早朝や深夜は6両編成の普通列車に充当されていたり、中には普通列車にも関わらず、エアポート運用に含まれている列車も数本あります。なので、江別・岩見沢方面で快速「エアポート」で主に使用する721系や733系の6両固定編成を確認することは、昨今はあまり珍しいことではありません。uシートにも乗車券だけで使用できるので、充当された際はラッキーですね。



話題は逸れますが、試運転列車の後続にキハ201系による区間快速「いしかりライナー」がやってきます。江別方面へ向かう列車で唯一快速運転となる列車です。

稀にダイヤ改正を機に運用が電車に変更され、今となっては本数が少なくなってしまいましたが、ダイヤ改正でも改正前の本数を維持しているようです。形は731系や733系に似ていますが、気動車のためパンタグラフはありません。活躍の場のほとんどが電化区間ということで少々勿体ない使われ方がされています。

逆に731系や733系といった電車と同等の性能を有していることから、電化区間の普通列車でも使用できるという見方もできますね。

電車が苗穂工場を出場した日は、その試運転列車のほかに、貴重なキハ201系も後を追いかけるので、11時台の函館本線は撮影するにはおすすめです。










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コメント
8459:千歳線の改良計画 by 龍 on 2019/04/11 at 11:11:56 (コメント編集)

JR北海道が北海道新幹線と共に経営基盤として重要視しているのが、新千歳空港アクセス輸送の強化です。長期経営計画によると、主に以下の計画が進行中または検討中です。

・快速「エアポート」の増発※1時間当たり4往復→5往復化(2020年春ダイヤ改正)
・快速「エアポート」無料公衆無線LANサービス(2020年度までに全22編成に導入)
・北海道ボールパーク開業対応(2023年春)(北広島駅の改修)
・北海道ボールパーク新駅の検討
・快速「エアポート」用の721系の733系への更新(2023〜2024年度、定員増:762名→821名)
・快速「エアポート」7両編成化の検討
・JR貨物とのダイヤ調整による千歳線の輸送力拡大の検討
・新千歳空港アクセス鉄道の抜本改良の検討(新千歳空港駅スルー化等)

特に下の2つに関しては、鉄道設備の抜本的な改良ということで非常に重要になってきます。札幌貨物ターミナル駅〜新札幌駅間の貨物列車用アプローチ線は単線であり、現状の千歳線の鉄道設備では上り貨物列車が下り線を通り抜けて、次の下り列車が走行するまで5分必要としていますが、これを複線化することで列車の運行間隔を短くする計画です。

また、現在単線となっている南千歳駅〜新千歳空港駅間を複線化し、さらに新千歳空港駅から苫小牧方面・帯広方面への線路を新設しスルー化することで特急列車や普通列車を新千歳空港駅に乗り入れできるようにします。これにより、南千歳駅を介して行われる各方面への乗り換えを解消すると共に、新千歳空港駅に乗り入れる列車の本数自体を増やすことができます。昨年5月の北海道建設新聞の記事によれば、新千歳空港駅自体も島式1面2線から島式3面4線と拡大し、ホーム有効長も従来より長く取る方針である模様です。なお、貨物列車は重量の関係で地下区間への出入口となる勾配の走行が困難であるという事情から、従来の線路を走行することになります。これも、貨物列車の待避という意味でJR貨物とのダイヤ調整が重要になります。

8465: by 管理人 on 2019/04/13 at 02:02:03

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

快速「エアポート」の改善点については期待されます。新千歳空港スルー化のほかにも、札幌~新千歳空港間(スルー化後)については、複々線化してようやく遅延などを完全に解消になると管理者はみています。

新千歳空港駅は旭川駅規模程度あってもいいと思っています。さらに10両編成対応など、将来性を見越した駅に生まれ変わってほしいです。スルー化で道内各方面への特急列車も停車可能になり、札幌~新千歳空港間の指定席着席サービスの投入などもいいですね。あとは南千歳駅はお役御免になるかもしれませんね。

新千歳空港は将来的にも北海道の玄関口として機能することになります。逆にほかの空港が成長する兆しもないので、空港アクセスに集中投資し、且つ北海道新幹線札幌延伸時には、空港が機能を失った際に代替輸送手段として重宝するという輸送体系が構築されれば、JR北海道は都市間バスに負けない鉄道会社に生まれ変わる気がします。

いずれにしても、新千歳空港関連の輸送改善は管理者としても期待しているところです。

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