2019年3月ダイヤ改正以降のキハ261系「スーパー北斗」
キハ261系 - 2019年03月29日 (金)
3月ダイヤ改正以降のキハ261系「スーパー北斗」について紹介していきます。
3月ダイヤ改正で札幌~函館間の定期特急列車は12往復と変わらず、引き続き全ての列車が「スーパー北斗」ですが、キハ281系が充当されていた5往復のうち、2往復がキハ261系に置き換えられました。これにより、ダイヤ改正後はキハ281系が3往復、キハ261系が9往復の計12往復となっています。
今回はダイヤ改正以降見られるようになったシーンとともに、3月ダイヤ改正以降のキハ261系「スーパー北斗」の運用についても紹介します。

まずは、苗穂駅留置線の19時台の様子から。
毎日19時台になると、苗穂駅で特急「スーパー北斗24号」となる回送列車と特急「スーパーおおぞら11号」となる回送列車が同駅構内の留置線で待機しています。ダイヤ改正前はキハ281系とキハ283系の並びでしたが、ダイヤ改正後はキハ261系とキハ283系の並びに変更されています。
昨今「スーパーおおぞら」が7両編成に増結されていることから完全に並ぶシーンが実現していますが、これが所定の6両編成に戻ってしまうと、隣同士で待機することは変わりませんが、一方で完全に並ぶシーンではなくなります。6月などの日照時間が長い時期に再度リベンジいたいと考えていますが、その際に「スーパーおおぞら」が7両編成以上になってくれることを期待するしかないですね。

特急「スーパー北斗15号」で30分程度の遅れが発生した場合、車両はそのまま特急「スーパー北斗24号」発車時まで札幌駅4番線に待機することが多い傾向にあります。
もし札幌駅でそのまま待機になった際は5番線から発車する特急「スーパーおおぞら11号」との並びが実現します。定期的に見られる光景ではありませんが、今後も30分程度の遅延が発生した場合は、もしかしたら見られるかもしれないワンシーンです。

札幌駅に停車中の特急「スーパー北斗24号」です。
同列車はダイヤ改正以降、使用車両がキハ281系からキハ261系に変更されています。これにより、札幌方面、函館方面ともに札幌~函館間の最終列車はキハ261系になりました。
ちなみに、3月のダイヤ改正以降、キハ261系充当列車で初めて札幌~函館間を3時間30分台で走破する列車が登場しました。それが特急「スーパー北斗24号」で、所要時間は3時間38分です。「スーパー北斗」の中で特急「スーパー北斗14号」とともに2番目に所要時間が短い列車です。


そして、今回のダイヤ改正から特急「スーパー北斗23号」のみ、停車駅が従来の南千歳駅から千歳駅に変更されています。
南千歳駅周辺に民家はありませんが、各方面からの乗り換えの拠点駅として原則全ての定期列車が停車しています。しかし、特急「スーパー北斗23号」が発着する時間は、苫小牧方面へ戻る以外は既に南千歳駅から各方面へ向かう最終列車は発車しており、乗り換えの拠点駅としての機能を有していませんでした。
そこで、今回のダイヤ改正から南千歳駅を通過とし、新たにひとつ札幌寄りの千歳駅への停車に改められました。現行の定期列車で唯一、南千歳駅を通過する列車が新たに生まれました。
これにより、千歳市内へのアクセス向上が図られたほか、千歳駅から新札幌駅までの途中の各駅へ千歳駅で普通列車に接続することで特急「スーパー北斗23号」からの利用が可能になりました。
先日はまさかのキハ281系の代走に当たってしまいましたが、先日リベンジしてきました。通常の風景はこのようになっており、同一ホームで後続の普通列車との接続を図ります。

新札幌駅では引き続き、特急「スーパー北斗1号」と特急「スーパー北斗8号」が並ぶシーンが見られます。6枚目の写真は3月19日に同駅で撮影した際のものです。後者がキハ281系による代走でした。

通常のシーンがこちらになります。見事にキハ261系による「スーパー北斗」が並ぶシーンが見られます。これもダイヤ改正以降ならではの光景ですね。
今回のダイヤ改正で新たに以下の2往復がキハ261系の運転に変更されています。
かねてからキハ261系には燃費が悪いという情報をいただいており、且つ札幌~函館間を車両の組み替えがなければ1往復しかしない運用もあったことから、これをさらに片道分運用を増やし、全ての列車で1.5往復とすることで燃料不足等の問題から解決できると思われていましたが、実際はキハ281系の運用をそのまま受け継ぎ、札幌~函館間を2往復する運用が新たに生まれました。
これに伴い、運用変更も生じているようです。ダイヤ改正から数日かけてようやくキハ261系「スーパー北斗」の運用を把握することができました。詳細は以下のとおりです。
☆Aグループ☆
<1日目>
<2日目>
<3日目>
<4日目>
☆Bグループ☆
<1日目>
<2日目>
<3日目>
おそらく、ダイヤ改正以降は上記のとおりの運用になっていると思われます。
ダイヤ改正以前は、ダイヤ改正後と同じく全て「スーパー北斗」でしたが、最後まで「北斗」として残り、昨年置き換えられた3往復のみ、キハ261系充当列車の中では孤立した運用でした。ダイヤ改正以降当該3往復は1.5往復ずつ双方のグループに分けられています。
上記はあくまで組み替えがない場合の運用であり、函館運輸所(函ハコ)に滞泊する際は車両が組み替えられる場合があります。3日目や4日目が終了後、組み替え等がなければ、また双方のグループの1日目から営業運転に入ることでしょう。
まずは、ダイヤ改正後のキハ261系「スーパー北斗」について紹介することができ一安心です。近々、キハ261系についてのコラムも記載していきたいと思います。
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3月ダイヤ改正で札幌~函館間の定期特急列車は12往復と変わらず、引き続き全ての列車が「スーパー北斗」ですが、キハ281系が充当されていた5往復のうち、2往復がキハ261系に置き換えられました。これにより、ダイヤ改正後はキハ281系が3往復、キハ261系が9往復の計12往復となっています。
今回はダイヤ改正以降見られるようになったシーンとともに、3月ダイヤ改正以降のキハ261系「スーパー北斗」の運用についても紹介します。

まずは、苗穂駅留置線の19時台の様子から。
毎日19時台になると、苗穂駅で特急「スーパー北斗24号」となる回送列車と特急「スーパーおおぞら11号」となる回送列車が同駅構内の留置線で待機しています。ダイヤ改正前はキハ281系とキハ283系の並びでしたが、ダイヤ改正後はキハ261系とキハ283系の並びに変更されています。
昨今「スーパーおおぞら」が7両編成に増結されていることから完全に並ぶシーンが実現していますが、これが所定の6両編成に戻ってしまうと、隣同士で待機することは変わりませんが、一方で完全に並ぶシーンではなくなります。6月などの日照時間が長い時期に再度リベンジいたいと考えていますが、その際に「スーパーおおぞら」が7両編成以上になってくれることを期待するしかないですね。

特急「スーパー北斗15号」で30分程度の遅れが発生した場合、車両はそのまま特急「スーパー北斗24号」発車時まで札幌駅4番線に待機することが多い傾向にあります。
もし札幌駅でそのまま待機になった際は5番線から発車する特急「スーパーおおぞら11号」との並びが実現します。定期的に見られる光景ではありませんが、今後も30分程度の遅延が発生した場合は、もしかしたら見られるかもしれないワンシーンです。

札幌駅に停車中の特急「スーパー北斗24号」です。
同列車はダイヤ改正以降、使用車両がキハ281系からキハ261系に変更されています。これにより、札幌方面、函館方面ともに札幌~函館間の最終列車はキハ261系になりました。
ちなみに、3月のダイヤ改正以降、キハ261系充当列車で初めて札幌~函館間を3時間30分台で走破する列車が登場しました。それが特急「スーパー北斗24号」で、所要時間は3時間38分です。「スーパー北斗」の中で特急「スーパー北斗14号」とともに2番目に所要時間が短い列車です。


そして、今回のダイヤ改正から特急「スーパー北斗23号」のみ、停車駅が従来の南千歳駅から千歳駅に変更されています。
南千歳駅周辺に民家はありませんが、各方面からの乗り換えの拠点駅として原則全ての定期列車が停車しています。しかし、特急「スーパー北斗23号」が発着する時間は、苫小牧方面へ戻る以外は既に南千歳駅から各方面へ向かう最終列車は発車しており、乗り換えの拠点駅としての機能を有していませんでした。
そこで、今回のダイヤ改正から南千歳駅を通過とし、新たにひとつ札幌寄りの千歳駅への停車に改められました。現行の定期列車で唯一、南千歳駅を通過する列車が新たに生まれました。
これにより、千歳市内へのアクセス向上が図られたほか、千歳駅から新札幌駅までの途中の各駅へ千歳駅で普通列車に接続することで特急「スーパー北斗23号」からの利用が可能になりました。
先日はまさかのキハ281系の代走に当たってしまいましたが、先日リベンジしてきました。通常の風景はこのようになっており、同一ホームで後続の普通列車との接続を図ります。

新札幌駅では引き続き、特急「スーパー北斗1号」と特急「スーパー北斗8号」が並ぶシーンが見られます。6枚目の写真は3月19日に同駅で撮影した際のものです。後者がキハ281系による代走でした。

通常のシーンがこちらになります。見事にキハ261系による「スーパー北斗」が並ぶシーンが見られます。これもダイヤ改正以降ならではの光景ですね。
今回のダイヤ改正で新たに以下の2往復がキハ261系の運転に変更されています。
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗1号」 | 函館(6:02発)➡札幌(9:48着) |
特急「スーパー北斗10号」 | 札幌(10:44発)➡函館(14:27着) |
特急「スーパー北斗15号」 | 函館(14:53発)➡札幌(18:41着) |
特急「スーパー北斗24号」 | 札幌(20:00発)➡函館(23:38着) |
かねてからキハ261系には燃費が悪いという情報をいただいており、且つ札幌~函館間を車両の組み替えがなければ1往復しかしない運用もあったことから、これをさらに片道分運用を増やし、全ての列車で1.5往復とすることで燃料不足等の問題から解決できると思われていましたが、実際はキハ281系の運用をそのまま受け継ぎ、札幌~函館間を2往復する運用が新たに生まれました。
これに伴い、運用変更も生じているようです。ダイヤ改正から数日かけてようやくキハ261系「スーパー北斗」の運用を把握することができました。詳細は以下のとおりです。
☆Aグループ☆
<1日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗19号」 | 函館(17:51発)➡札幌(21:35着) |
<2日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗4号」 | 札幌(6:53発)➡函館(10:38着) |
特急「スーパー北斗11号」 | 函館(12:15発)➡札幌(16:04着) |
特急「スーパー北斗20号」 | 札幌(16:39発)➡函館(20:27着) |
<3日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗3号」 | 函館(7:37発)➡札幌(11:27着) |
特急「スーパー北斗12号」 | 札幌(12:16発)➡函館(16:05着) |
特急「スーパー北斗17号」 | 函館(16:37発)➡札幌(20:33着) |
<4日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗6号」 | 札幌(8:39発)➡函館(12:23着) |
☆Bグループ☆
<1日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗9号」 | 函館(10:48発)➡札幌(14:41着) |
特急「スーパー北斗18号」 | 札幌(15:39発)➡函館(19:24着) |
特急「スーパー北斗23号」 | 函館(19:54発)➡札幌(23:40着) |
<2日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗8号」 | 札幌(9:32発)➡函館(13:23着) |
特急「スーパー北斗13号」 | 函館(13:53発)➡札幌(17:41着) |
特急「スーパー北斗22号」 | 札幌(18:08発)➡函館(21:56着) |
<3日目>
列車名 | 運行時刻 |
特急「スーパー北斗1号」 | 函館(6:02発)➡札幌(9:48着) |
特急「スーパー北斗10号」 | 札幌(10:44発)➡函館(14:27着) |
特急「スーパー北斗15号」 | 函館(14:53発)➡札幌(18:41着) |
特急「スーパー北斗24号」 | 札幌(20:00発)➡函館(23:38着) |
おそらく、ダイヤ改正以降は上記のとおりの運用になっていると思われます。
ダイヤ改正以前は、ダイヤ改正後と同じく全て「スーパー北斗」でしたが、最後まで「北斗」として残り、昨年置き換えられた3往復のみ、キハ261系充当列車の中では孤立した運用でした。ダイヤ改正以降当該3往復は1.5往復ずつ双方のグループに分けられています。
上記はあくまで組み替えがない場合の運用であり、函館運輸所(函ハコ)に滞泊する際は車両が組み替えられる場合があります。3日目や4日目が終了後、組み替え等がなければ、また双方のグループの1日目から営業運転に入ることでしょう。
まずは、ダイヤ改正後のキハ261系「スーパー北斗」について紹介することができ一安心です。近々、キハ261系についてのコラムも記載していきたいと思います。
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