さようなら石勝線・夕張支線126年の歴史に幕
その他あれこれ - 2019年04月01日 (月)
夕張市内を走る石勝線・夕張支線(新夕張~夕張間16.1km)が3月31日をもって営業を終了しました。
夕張支線は1892年11月、前身となる北海道炭礦鉄道室蘭線の支線として開業から126年と5か月で役目を終えました。主に石炭輸送を担った路線でしたが、炭鉱衰退とともに過疎化で利用客は減少の一途を辿りました。
2016年に夕張市が代替交通に向けた協力を条件にJR北海道へ廃止を提案し、その後合意に至り、昨年3月にJR北海道が単独で維持することが困難とされる道内の10路線13区間のうち、初めて路線の廃止・バス転換が正式決定しました。
JR北海道の路線廃止は、2016年12月に廃止された留萌本線留萌~増毛間以来となります。当該区間が廃止された際は既にJR北海道は単独で維持することが困難な路線10路線13区間を既に発表していましたが、鉄道路線を廃止する場合、廃止とする日の1年前までにその旨を国土交通大臣へ届け出なければなりません。これは、鉄道事業法第二十八条の二で定められています。
留萌本線の留萌~増毛間の廃止について、2015年8月10日付でJR北海道のニュースリリースから発表されています。JR北海道が単独で維持することが困難な路線を発表したのが翌2016年11月なので、よって今回の夕張支線がJR北海道で単独で維持することが困難な路線に指定された中で一番最初に廃止された路線・区間になります。
詳細は追々紹介していきたいと思いますが、まずは本当のラストの様子を何枚か紹介します。

あまり撮影者がいなかったのが南清水沢駅のすぐ清水沢方です。写真のように障害物が点在していますが、あまり大きくもないので、細かいことを気にしなければ列車を間近で撮影できるおすすめの場所でした。

撮影者が大勢いた鹿ノ谷~夕張間のファッション踏切。

営業運転最終日にも関わらず、撮影者がほとんど確認されなかった西川町通踏切。奥が清水沢駅です。
障害物の多い踏切ですが、清水沢の跨線橋と一緒に撮影することができるので、夕張支線らしい1枚が撮影できる場所でした。

夕張駅で並ぶ特急「スーパーとかち8号」と夕張行き普通列車。
3月のダイヤ改正から、特急「スーパーとかち4号」と特急「スーパーとかち8号」は新夕張駅2番線に発着するようになりました。後者は同駅で隣同士で停車するシーンが見られました。
早速、新夕張駅では3・4番線ホームの立ち入りが禁止されているようで、このシーンも夕張支線廃止とともに見られなくなりました。

出発進行!!
最終日は車掌も乗務していました。ホーム側の乗降扉も全て扱われていました。

夕張駅から最終列車発車後から1時間後には、夕張駅のホームの駅名標の撤去作業が実施されました。
詳細は後日順次お伝えしていきたいと思います。
管理者も激動の3日間でした。というのも2日連続ですすきのでした。
土曜日も行く予定でしたが、金曜日から飲み過ぎて諦めて・・・。日曜日は前日の土曜日19時から当日の朝7時まで12時間飲み続け、1回帰宅して風呂に入って、髪を切りに行って、昼過ぎに現地入りしました。本当は最終日ぐらいは車で回りたかったところですが、間違いなく酒が残っていたので、車で行くことは断念しました。
夕張に到着する直前、後輩から連絡があり、実家に帰るということで「今日夕張のレースイで打ち合わせしているから迎えに来て」と誤魔化して迎えに来てもらい、2人で牛タン食べて帰りました。よくほぼ丸2日寝ないで生きていたなと思います。
運がよかったこともありましたが、普段使っているSDを忘れて読み込み速度が遅かったり、これまでと同じように列車やバスの移動のため、撮影場所が偏ったりして、最終日はあまり納得いく写真は撮影できませんでした。
ほかにも、3月はホワイトデーというものがありまして、2月に後輩から1つずつ、同級生から1つ、先輩から1つの計4個もらいました。いずれも毎年もらう義理ですが、今年はダイヤ改正と夕張支線などで夢中になりすぎて忘れてしまい、先輩や同級生から「信じられない」や「考えられない」と言われ、呆れられています。義理なのにどうして言われなければならないのか。本人たちの目の前では言えないので、ブログに書かせてください。
いずれにせよ、何ごとにも夢中になりすぎるのはよくないですね。今後の反省点として生かします。
近々、ほかの施設とともに廃止後の様子も見に行きたいと思います。機会があればお伝えしますね。
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夕張支線は1892年11月、前身となる北海道炭礦鉄道室蘭線の支線として開業から126年と5か月で役目を終えました。主に石炭輸送を担った路線でしたが、炭鉱衰退とともに過疎化で利用客は減少の一途を辿りました。
2016年に夕張市が代替交通に向けた協力を条件にJR北海道へ廃止を提案し、その後合意に至り、昨年3月にJR北海道が単独で維持することが困難とされる道内の10路線13区間のうち、初めて路線の廃止・バス転換が正式決定しました。
JR北海道の路線廃止は、2016年12月に廃止された留萌本線留萌~増毛間以来となります。当該区間が廃止された際は既にJR北海道は単独で維持することが困難な路線10路線13区間を既に発表していましたが、鉄道路線を廃止する場合、廃止とする日の1年前までにその旨を国土交通大臣へ届け出なければなりません。これは、鉄道事業法第二十八条の二で定められています。
留萌本線の留萌~増毛間の廃止について、2015年8月10日付でJR北海道のニュースリリースから発表されています。JR北海道が単独で維持することが困難な路線を発表したのが翌2016年11月なので、よって今回の夕張支線がJR北海道で単独で維持することが困難な路線に指定された中で一番最初に廃止された路線・区間になります。
詳細は追々紹介していきたいと思いますが、まずは本当のラストの様子を何枚か紹介します。

あまり撮影者がいなかったのが南清水沢駅のすぐ清水沢方です。写真のように障害物が点在していますが、あまり大きくもないので、細かいことを気にしなければ列車を間近で撮影できるおすすめの場所でした。

撮影者が大勢いた鹿ノ谷~夕張間のファッション踏切。

営業運転最終日にも関わらず、撮影者がほとんど確認されなかった西川町通踏切。奥が清水沢駅です。
障害物の多い踏切ですが、清水沢の跨線橋と一緒に撮影することができるので、夕張支線らしい1枚が撮影できる場所でした。

夕張駅で並ぶ特急「スーパーとかち8号」と夕張行き普通列車。
3月のダイヤ改正から、特急「スーパーとかち4号」と特急「スーパーとかち8号」は新夕張駅2番線に発着するようになりました。後者は同駅で隣同士で停車するシーンが見られました。
早速、新夕張駅では3・4番線ホームの立ち入りが禁止されているようで、このシーンも夕張支線廃止とともに見られなくなりました。

出発進行!!
最終日は車掌も乗務していました。ホーム側の乗降扉も全て扱われていました。

夕張駅から最終列車発車後から1時間後には、夕張駅のホームの駅名標の撤去作業が実施されました。
詳細は後日順次お伝えしていきたいと思います。
管理者も激動の3日間でした。というのも2日連続ですすきのでした。
土曜日も行く予定でしたが、金曜日から飲み過ぎて諦めて・・・。日曜日は前日の土曜日19時から当日の朝7時まで12時間飲み続け、1回帰宅して風呂に入って、髪を切りに行って、昼過ぎに現地入りしました。本当は最終日ぐらいは車で回りたかったところですが、間違いなく酒が残っていたので、車で行くことは断念しました。
夕張に到着する直前、後輩から連絡があり、実家に帰るということで「今日夕張のレースイで打ち合わせしているから迎えに来て」と誤魔化して迎えに来てもらい、2人で牛タン食べて帰りました。よくほぼ丸2日寝ないで生きていたなと思います。
運がよかったこともありましたが、普段使っているSDを忘れて読み込み速度が遅かったり、これまでと同じように列車やバスの移動のため、撮影場所が偏ったりして、最終日はあまり納得いく写真は撮影できませんでした。
ほかにも、3月はホワイトデーというものがありまして、2月に後輩から1つずつ、同級生から1つ、先輩から1つの計4個もらいました。いずれも毎年もらう義理ですが、今年はダイヤ改正と夕張支線などで夢中になりすぎて忘れてしまい、先輩や同級生から「信じられない」や「考えられない」と言われ、呆れられています。義理なのにどうして言われなければならないのか。本人たちの目の前では言えないので、ブログに書かせてください。
いずれにせよ、何ごとにも夢中になりすぎるのはよくないですね。今後の反省点として生かします。
近々、ほかの施設とともに廃止後の様子も見に行きたいと思います。機会があればお伝えしますね。
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