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「保存か、解体かーー。」ニセコエクスプレスのクラウドファンディング終了まで24時間を切る!!

ニセコエクスプレスの保存を実現するクラウドファンディング『ニセコエクスプレスの、里帰り。キハ183-5001号を守り抜く!』の期限が迫っています!

タイムリミットは明日の午後11時。そう、ついに保存と解体の命運を分ける期限まで24時間を切りました!

これまで北海道では、クラウドファンディングで711系や24系、そしてまもなく「道の駅あびらD51ステーション」で展示されるキハ183系スラントノーズ車を含め、これら3件で車両の展示・保存が実現しています。

それでは、4例目となるニセコエクスプレスは・・・



5月26日22時現在、支援額は第一目標達成金額の82%にあたる¥7,113,000です。記事作成中も支援額が上昇しています。クラウドファンディングの締切が明日5月27日(月)の午後11時です。

もし目標金額が達成されなければ、ニセコエクスプレスの保存が実現せずに解体されてしまいます。このままだとクラウドファンディングの目標金額に達成されずに解体されてしまう可能性も出てきたわけです。

上述に「第一目標達成金額」と記載させていただきましたが、この第一目標達成金額である860万円を達成すると、先頭部分を7メートルのみ切断して里帰りとなります。1両まるまる保存するためには、第二目標達成金額である950万円になります。

第一目標達成金額と第二目標達成金額で差額は90万円です。差額が決して大きいわけではありません。これには理由があり、車体の一部を切断して保存するとなると、冬季に除雪をする際、窓ガラスの破損を伴う場合があり、これを防ぐために車庫を建設する予定です。この車庫建設の費用に充てられるため、目標金額の差があまり大きくないというわけです。

第二目標金額達成の場合、車体を1両まるまる保存することができるため、車体切断によって車体強度が落ちることはありません。しかし、専用の車庫を建設するには莫大な費用がかかることから、車庫の建設費用については、第二目標金額の支援から捻出されないようです。1両まるまる保存する場合は、冬季の管理を考慮して有島記念公園の敷地内に保存する計画です。

まだ目標金額に到達していませんが、昨年10月に先に解体された2両の車内外部品の一部を保守部品としてJR北海道から既に譲渡されています。あとは目標金額達成のみが待たれ、保存活動の土台は既に完成しつつあります。

第一目標達成金額と第二目標達成金額の使用用途はそれぞれ以下のとおりです。


【第一目標金額:860万円】

車体購入費の一部+輸送費・路盤整備費の一部+車庫建設費の一部=650万円

返礼品費用+Readyfor手数料=210万円   

   


【第二目標金額:950万円】

車体購入費の一部+輸送費・路盤整備費の一部=700万円

返礼品費用+Readyfor手数料=250万円



ここで、苗穂工場敷地内に留置され続けている最近の「キハ183-5001」の様子を写真で紹介します。







ここでニセコエクスプレスについて紹介します。

ニセコエクスプレスは1988年12月に団体・臨時列車用として新千歳空港からニセコ方面へアクセスする列車として北海道で4番目のジョイフルトレインとして誕生しました。

それまでのアルファコンチネンタルエクスプレス、フラノエクスプレス、トマムサホロエクスプレスが既存の車両の一部を活用した改造車だったのに対し、ニセコエクスプレスはJR北海道の苗穂工場で新製された完全自社製造車両です。「おおぞら」や「北斗」など、道内各地で活躍していた特急気動車と同様、形式はキハ183系とし、新たに5000番台を名乗りました。

全国的にも、ジョイフルトレインの車両は従来の余剰車両を活用した改造車が大半を占めましたが、車両を一から新製するという当時では珍しい導入例です。その後、クリスタルエクスプレス トマム&サホロやノースレインボーエクスプレスもJR北海道が自社製造しました。

他のリゾート気動車がハイデッカー構造をメインとしているのに対し、ニセコ方面という山岳路線の使用を想定し、床面はフラットな構造とされました。そのため、床面の嵩上げはJR東海のキハ85系と同程度の200mmに抑えられています。床面はフラットな構造でありながら、一般車両よりも床が嵩上げされている分、客室窓が721系などよりも低く感じられ、その分、北海道の雄大な車窓を堪能することができました。

床が嵩上げされていますが、その分屋根が高いため、室内空間は犠牲にされることなく、そのまま広い空間が維持されていました。

引退した編成を含むその他5編成を含め、完全にフラットな構造を採用した編成はニセコエクスプレスのみでした。アルファコンチネンタルエクスプレスなどの一部のリゾート気動車は先頭車の先頭部分の一部がハイデッカー構造になっていましたね。

ニセコ方面での活躍を中心に、シーズン以外は函館地区(リゾート大沼号)や日高方面(優駿浪漫号)、富良野方面(フラノラベンダーエクスプレス)、留萌方面(増毛エクスプレス)など、道内全域で活躍するオールマイティさも兼ね備え、北海道のリゾート気動車として29年弱にわたって活躍しました。

しかし、時代とともに団体需要や多客臨需要が少なくなり、多客臨の運行休止とともに稼働する機会を徐々に減らしていきました。ニセコエクスプレスを主に使用していた「ニセコスキーエクスプレス」や「フラノラベンダーエクスプレス」(1往復減便)、「フラノ紅葉エクスプレス」も設定されなくなり、晩年は1年で本線上を走行する機会も数回程度にまで落ち込んでいました。

特に近年では、3両という短い編成が観光シーズン中の需要に対応することができず、過去に同車の代わりに「フラノラベンダーエクスプレス」をキハ183系一般車が代走したという例もありました。ほかにも過去に、1編成あたりの定員数が多いキハ183系旭山動物園号が使用されたり、一昨年の秋に運行された特急「ニセコ号」もキハ183系一般車が使用されるなど、もはやどの方面においても活躍できる場が失われつつありました。

さらに追い打ちをかけるかのように、3年前の8月下旬から9月上旬にかけて同車によって特急「ニセコ号」が設定された際、初日に旭川方先頭車である「キハ183-5002」で冷房機器が故障した影響により、キハ183系一般車で代走となりました。 ここから、ニセコエクスプレスを使用した列車がさらに極端に減ってしまいました。

おそらくこの冷房機器の故障が、引退に追い込んだ最大の理由と思われます。

製造時期が好景気ということもあり、冷房装置を床置き式にしたり、プラグドアを採用したり、各座席にモニターつきのAV機器を装備するなど、デザインや設備優先で斬新な構造とされましたが、昨今の経営難という状況では、その構造が仇となり、部品がなくなり、修理が困難になってしまいました。

故障した冷房機器も特殊構造ゆえ、他の車両と共用することができない特殊な部品を使用するようで、この部品の調達が困難になり、修理そのものができない事態に陥りました。仮に修理や冷房機器の載せ替え(新品に交換など)を検討しても、臨時列車の削減という昨今の稼働状況を含め、最終的に引退という判断がされたと思います。

北海道という一年を通じて厳しい気候条件下で29年弱にわたって活躍してきたわけですが、車齢の割には、それに見合う走行距離には達していないと思われます。特に晩年は所属先の苗穂運転所で遊休状態となっており、年数回程度まで稼働する機会が減っていました。引退した直接の理由が老朽化ではなく、一部搭載機器の故障で修繕が困難になるという、鉄道車両としては過去にあまり例のない引退ではないでしょうか。


そして、保存に向けて動き出している「キハ183-5001」についてですが、稼働されなくなって厳冬期を2回越しました。写真のように
車体は汚れ、ほかの廃車となった車両と同じスペースに置かれています。

3両編成でしたが、札幌駅基準で旭川方先頭車「キハ183-5002」と中間車「キハ182-5001」は既に解体されています。残るはニセコ方先頭車「キハ183-5001」のみになりますが、同車もクラウドファンディングによる車両の保存が実現しなければ、そのまま車両は解体となります。


本線走行が年に限られているリゾート気動車であり、その勇姿をカメラに収める方は多いでしょう。しかし、これまで支援金額の上昇の推移から判断すると、実際に車両を保存するとなれば、話は別のようです。

こうした臨時列車用の特殊な車両を保存するケースは、全国的にも珍しいと思います。車両の保存に際し、選ばれる車両といえば、それこそ原形に近い車両だったり、定期営業列車として毎日使用されたその末期の姿のものだったりと、日常的に我々一般人と何かしら接点のあった車両が選ばれている傾向があります。臨時列車用の車両は現役の頃は注目されるケースが多いものの、実際に保存までたどり着くケースはほとんどありません。

詳細な理由について不明ですが、その車両や鉄道の歴史を末永く伝え続ける、あるいは振り返るという点では、そうした特殊な車両というのは保存には不向きで、オリジナルの原形を留めた車両の方が後々鉄道における歴史的価値が高くなるという傾向があるのではないかとみています。

北海道では鉄道車両を保存する施設や場所の確保が難しいことから、711系の保存まで鉄道車両の保存には消極的だった背景もありますが、臨時列車用の車両としていち早く鉄道模型やプラレールで製品化されたフラノエクスプレスですら、全ての車両が解体されました。北海道の初代リゾートトレイン、アルファコンチネンタルエクスプレスも苗穂工場敷地内の鉄道技術館に車体の一部が展示・保存されていますが、個人へ売却されなければ、その切断した車体以外は全てスクラップされていたでしょう。

全国的にもこうした特殊な車両は保存する傾向・事例が少ないことから、今回のクラウドファンディングはある意味で凄い挑戦をしていますね。

今回の場合、同じキハ183系のスラントノーズ車の保存のケースと比較すると、期間は3カ月でほぼ同じですが、前回の場合は同じ3カ月でもスラントノーズ車2両の保存に成功しています。しかも1100万円以上の支援が集まったわけですから、今回のほぼ倍になります。

その理由については、いまだに見い出せていません。しかし、同じキハ183系スラントノーズ車と比較して、支援額の上昇が鈍いということは言うまでもありません。ということは、ニセコエクスプレスには何か足りないものがあったということになります。それは一体何でしょうか?カッコよさでしょうか?それとも何か別のものでしょうか?









当ブログで過去に複数コメントをいただき、その内容が今回のクラウドファンディングの支援額の上昇の鈍さにも少なからず結びついているのではないかと感じているのがコレです。

今年の4月に711系が保存されている岩見沢市内にある「大地のテラス」に行き、711系の現在の状況を確認しに行きました。

同車のクラウドファンディングは2015年に実施され、僅かな期間でありながら車両の保存に見事に成功しました。この際はちょうど岩見沢運転所に疎開されていた車両を活用し、輸送費用を抑えたことで目標達成金額も低くすることができました。

しかし、屋根もない場所で北海道の厳しい気候に耐えて4年。残念ながらそこにあったのは綺麗な状態で整備された赤電車ではなく、管理者の想像をはるかに超えた痛々しい無残な姿でした。

「非常に残念」といったコメントや、中には「金返せ」といった厳しいコメントもありました。確かに、北海道で鉄道車両という大きな鉄の塊を綺麗な状態で維持していくことはとても大変であり、且つお金もかかることです。しかし、保存すると決めて実行に移したのであれば、車両を保存して終わりではなく、しっかりその後のアフターメンテナンスまで実施すべきです。資金が不足しているのであれば、それこそクラウドファンディングで再度支援を募集することはできないものなのでしょうか?

少なくとも、711系を保存するために支援した方々は、末永く綺麗に維持されることを願って支援に協力したことでしょう。写真のような痛々しい姿になるために保存に協力したわけではないでしょう。

ちょうど見学に行った時期がキハ183系スラントノーズ車の保存や「道の駅あびらD51ステーション」のオープンが目前に迫っていたこともあり、711系の修繕に手が回らなかったという理由もありますが、これが今後展示・保存されるキハ183系スラントノーズ車も数年後に711系と同じ状況になっていれば、さすがに管理者も疑ってしまいます。結局は展示して終わりだったのかと。

ニセコエクスプレスについても、1両まるまる保存となれば、車庫や屋根も設けず711系のような状態で保存されることになります。特にアフターメンテナンスについては大きく記載されておらず、目標達成金額以上の募集が仮にあった際の対応についても記載されていないことから、結局は展示・保存して終わりという先入観を持ってしまいます。

北海道には、鉄道車両を大切に保管できる屋内設備の整った大規模な鉄道博物館のような施設はありません。だからこそ、こうしてクラウドファンディングを通じて車両の保存に向けて動き出すわけですが、711系の痛々しい状態では必ずしもそれが正しい方法とは判断し難いです。

何事も場所が必要です。例えば、鉄道模型を走らせるにもレイアウトが必要ですし、そもそもそのレイアウトを展開できる場所・スペースが必要です。Amazonや楽天市場といったネット通販でも店舗は必要ありませんが、インターネットという場所・ネット環境がなければ、商売は成り立ちません。これと同じく、鉄道車両を保存するにもそれなりの場所が必要です。これまでのクラウドファンディングでも4件ともまず保存する場所が先に決まっています。保存する場所がなく、クラウドファンディングを実施しても意味ありません。

場所がないのであれば、広大な土地を確保し、こうしたクラウドファンディングを実施して支援を募集し、大型の北海道の鉄道関連施設を設けるという方法はどうでしょうか?そもそもまず、場所がなければ何も始まりませんよね。

今後も車両を保存する話はたくさん出てきます。管理者が想定し得る範囲内では、キハ281系とH5系は間違いなくこうした話が出てくるでしょう。前者は北海道の高速化に大いに貢献した立役者であり、北海道で最初の振り子式車両です。H5系については当分先の話になりますが、北海道新幹線開業時のデビュー車両です。どちらも北海道の鉄道の歴史を末永く伝え続ける、あるいは振り返るという点で大いに評価でき、且つ北海道の鉄道における歴史的価値が特に高い車両です。

そうすると、これらも展示・保存する場所が必要になります。これらの車両は道南の函館市内や北斗市内が妥当といったところでしょうか?

しかし、場所を確保できたとしても鉄道車両を複数の場所に点在させるべきなのでしょうか?管理者としてはこれは賛成できません。

北海道は広大な土地です。仮にニセコエクスプレスの保存が決まった(ニセコ町)として、将来的にキハ281系とH5系が函館市と北斗市にそれぞれ展示・保存されたとしましょう。そして、これまでクラウドファンディングで保存された711系(岩見沢市)、24系(北斗市)、キハ183系スラントノーズ車(安平町)と、移動しながら見物するには、大変な苦労を伴います。まして公共交通機関が発達していない箇所も少なからずありますから、自動車運転免許を所有していない方が保存車両を見物しに行くには難しい状況にあります。

このように、その地域で活躍した車両をそれぞれの場所で点在して車両を保存するのではなく、北海道の鉄道博物館(仮称)のような屋内施設に1カ所にまとめて保存し、且つそのような施設も鉄道の歴史とゆかりのある駅の付近に設置することで、自動車運転免許を所有の有無に関わらず、

時間を選ばずに誰でも好きなときに綺麗な保存車両を見に行くことができる

これが北海道で今後求められる鉄道車両の保存の在り方だと思います。

残念ながら、クラウドファンディングで実施している昨今のやり方では、場所を確保するだけで、その後のアフターメンテナンスやアクセス利便はほとんど考慮されていません。

鉄道車両の保存を優先すべきか、先に場所を確保し、車両を末永く綺麗に維持することを優先すべきか。

711系の状態を確認した後は、優先順位として後者が先という考えを持つようになりました。万が一、大型の室内型鉄道関連施設を設けるのであれば、一定期間の車両の保存は難しいかもしれません。しかし、後々のことを考慮すれば、それは決して無駄ではないと思っています。


ニセコエクスプレスの話題から遠のいてしまいましたが、いずれにしても24時間後には保存されるのか、解体されるのかが決まります。

「支援しろ」とは言いません。本当に支援すべきなのか、それは個々人でよく考え、且つ財布の中身とよく相談したうえで支援しましょう。決してお金を出すだけが支援ではないです。応援するだけでもそれは支援に匹敵する立派なことですよ。


参考URL:『ニセコエクスプレスの、里帰り。キハ183-5001号を守り抜く!』プロジェクト








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コメント
8529:承認待ちコメント by on 2019/05/27 at 00:23:21

このコメントは管理者の承認待ちです

8530: by シニアパートナー on 2019/05/27 at 16:31:04 (コメント編集)

小生は今までこの種の問題に口を噤んできました。それは自分自身にも葛藤があったからです。

引退した車両を保存する活動、誠に頭が下がります。ご自身で身銭を切り支援されている方々には尊敬の念を禁じえません。

ですが‥
車両保存の第一主体者はあくまで鉄道会社にあるべきと思っています。鉄道愛好家がお金を出し合っていくものでもありませんし、又その膨大な資金が賄えるものでもありません。

本来ならばJR北海道が施設を作り、保存するべきものです。JR東日本や東海、西日本のような大規模で立派な鉄道博物館ではなくても、屋内で確り管理・保存ができる施設を作らなければなりません。それすらできないこと自体、経営が覚束ない問題多き会社であるということになります。

小生は保存をするために、愛好家のお金を使うことには反対です。車両保存も鉄道経営と一体であることを、JRも我々愛好家も認識するべきです。極端なことを言うと、保存ができなければそれはそれで構わない。個人個人の記憶の中に残ればそれでいいのではないかという心境です。

願わくは、JR北海道が車両保存にも手が出せるように再生してもらうことしかありません。

8531:祝 達成❗ by 鉄道好き on 2019/05/27 at 22:48:58

5月27日(月)、支援期間終了まであと20分弱。 
今現在で、なんと10,070,000円も支援されています。
昨日までは、大丈夫かと心配していましたが、なんとか1両まるごと保存する事ができました。
おめでとうニセコエクスプレス❗

8532:JR北海道は商売か下手過ぎます by 旅人 on 2019/05/29 at 11:46:07 (コメント編集)

一連のこのニセコエクスプレスに、ついて感じたことを書きます。
実はニセコエクスプレスが引退発表後にとある鉄道会社にニセコエクスプレスが、廃車になるので引き取ってみては?と投稿しました。結構時間が、経ってから、返事が来たので検討されたと思われますが、経費が、掛かり過ぎるので無理でしたとのこと。JR北海道と協議したが売却額が高過ぎたのでしょう?解体費用などを考えたら安めの金額でもいいのではないかと思います。この提案した鉄道会社は他社車両を随時投入していますが、それは廃車を買い取る感じで値段も安いからではないかと思います。今回の保存も廃車引き取りなのでもう少し安くてもいいのではないかと思ってます。かってJR東日本で使わないで、放置中のC623をわが社に売って欲しいと言ったそうですが、北海道で断ったそうです。経営改善のチャンスを幾度となく逃しているなあと感じました。

8533:この先が肝心ですね by ひろやす on 2019/05/29 at 12:59:29 (コメント編集)

管理人さん、
いつも楽しく拝見させていただいております。
ニセコエクスプレスのプロジェクトがめでたく成立しましたね。しかも、ギリギリですが第1目標・第2目標もクリア出来、喜んでいるところです。
私は、赤い電車、北斗星、安平町の183系と今回のニセコエクスプレスも含めてプロジェクトに賛同し、寄付させて頂いていますが、やはり保存が決まった後の先をどうするかが肝心でしょうね。
残念ながら、北海道にはこのような産業遺産や文化遺産を後世に遺したり、伝えようという土壌にはほど遠い気がします。
本州にはJRの外郭団体が運営する鉄道博物館があり、歴史上重要な文化財として残して保存するのだろうと思われていた車両が展示が終わったとの理由であっけなく解体されてしまうことになりました。
保存する環境があっても、こういった事が聞かれるのですから、博物館とは言え、結局は商業施設でしか無かったのかと思うと残念ですが、それでも北海道よりはまだましなのかも知れません。
管理人さんの仰るとおり、広い北海道内に分散かつ交通至便でないところに展示よりも、夢のレベルかも知れませんが、集約・集中させた施設をどこかに整備できないものかと思うところです。

8534:追伸 by 旅人 on 2019/05/30 at 01:15:44 (コメント編集)

あれから、思いましたが、保存が、難しいのなら、道内の貴重な保存車両を、小樽手宮の鉄道記念館に集約して保存するのが一番ですね。小樽も冬になると車両を守る為にビニールシートを1両ずつかけて車両を守ってますね。同じクラウドを使うなら車両よりまず手宮の記念館の整備が先だと思います。建物中に保存できるようにして、入場料金を凄い値上げすれば維持できるでしょう。

8535: by 管理人 on 2019/06/02 at 22:11:09

>>コメントNo,8529の方へ

これまで支援超過分を修繕費用に充ててきたわけですが、それ以上に車体の老朽・劣化が激しく、数年でその資金も底をつき、末永く綺麗に維持することを難しくしています。

これを今後○○年分の修繕費用を含めたクラウドファンディングにすると、支援する側も安心するのではないでしょうか?

今後は引き続き点在化が進むであろう北海道の鉄道車両の保存お在り方が課題になります。仰るとおり、鉄道利用が見込めない地域で車両を保存しても、JR側としては有難い話でも何でもありません。せっかくであれば、公共交通を使って時間を選ばずに誰でも好きなときに綺麗な保存車両を見に行くことができる場所が望ましいです。

北海道の鉄道の聖地である「苗穂」は、新駅舎になって鉄道を利用するだけでなく、見る・見物するといったこともより身近になりました。いずれ車両の保存については問題視されていくと思いますよ。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

最後になりますが、コメントにはハンドルネームをつけてください。ハンドルネームがないコメントは非公開とさせていただいていますので、よろしくお願いします。

8536: by 管理人 on 2019/06/02 at 22:48:39

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

今後は記事中に記載したとおり、車両保存の在り方をシニアパートナー様の仰るとおり、誰が保存するのが適しているのかも含めて真剣に検討すべきだと思います。

JR北海道が必ずしも覚束ない会社ではないと思っています。国鉄分割民営化から北海道では車両のデザインや高速化という確固たる経営基盤がありました。結果的に人員削減とともにコストを削減したことで維持していた車両全てに手が回らなくなり、車両トラブルが続発して現在に至ります。

あとは、かつての北海道は本州で使われていた中古車を北海道で再度使用していましたね。暖地向けと寒地向けで細部仕様は異なれど、同じ車両が北海道と本州で使われていました。わざわざ同じ車両を北海道でも保存する必要があるのでしょうか?分割民営化からしばらくの間は車両の保存については本州任せの体質で、このあたりも車両の保存施設が後回しになり、結果的に昨今まで本格的な施設が生まれていない理由一つではないでしょうか?

鉄道関連施設の必要性は特に北海道の場合は、苗穂工場の技術力を紹介する点で強く感じています。しかし、その運営を必ずしも鉄道会社にすべき点については、いまだに管理者として考えがまとまりません。

もし鉄道関連施設を設けるのであれば、周囲と調和し、その景観に合った保存の仕方を考慮すべきです。管理者としては、やはり北海道の鉄道とともに古い歴史がある苗穂周辺でそのような施設を設けるのがベストだと思っています。

クラウドファンディングで最初に保存に成功した711系の保存状態が悪く、これが24系、キハ183系スラントノーズ車、ニセコエクスプレスと同じような状態になっていくのであれば、北海道における鉄道車両の保存について再度検討しなければなりません。末永く維持できないのであれば、保存する意味はありません。むしろ実施しない方がお金の無駄にもなりません。仮にどの事例も保存状態が良くないことになれば、それらはいずれ問題視されることだと思います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

8537: by 管理人 on 2019/06/02 at 23:03:05

>>「鉄道好き」さん、コメントありがとうございます。

最後の3日間ぐらいの怒涛の追い上げは凄かったですね!苗穂工場での旅立ち前の修繕は難しいようですが、末永く綺麗に保存してくれることを願います。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

8539: by 管理人 on 2019/06/02 at 23:20:00

>>「旅人」さん、コメントありがとうございます。

その「他社」がどこにあるのか非常に気になりますが、本州以南であるとすれば、輸送費用だけで膨大な金額になるはずです。おそらく、これまでのクラウドファンディングでも車両自体はそこまで大きな金額にはなっていないはずです。問題は車両の輸送費用と場合によっては修繕費用でお金が高くなっている傾向があります。

「C62-3」号機については、かつてJR北海道が譲渡を頑な拒否した話は知っています。どのような経緯で拒否したのかについては不明ですが、それほどJR北海道にとっては大切な車両だったためとしか答えられませんね。

鉄道施設や車両保存において、クラウドファンディングは特に制限は設けられていなかったので、可能であれば、鉄道関連施設の整備が先だと思います。それは既存の設備の拡張等でもいいし、新たに設けるのもいいです。場所がなければ何も始まりません。記事中のとおり、まずは誰でも見に行ける場所にそうした設備を設けることが重要だと思っています。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

8541: by 管理人 on 2019/06/02 at 23:28:57

>>「ひろやす」さん、コメントありがとうございます。

711系の様子を見ていると、末永く綺麗に車両を維持していくのは難しいです。あそこまでの姿になってしまうと、支援者に示しがつかなくなってしまいますよね。

このあたりも含め、点在している既存の保存車両とともに北海道の鉄道車両の保存について今後検討すべき課題です。

鉄道車両も年々引退すると同時に、保存すべき車両が増えていきます。記事中のとおり、場所がなければ車両の保存はできません。いずれ車両の収容能力が限界に達し、新たに搬入すると同時に、既存の車両を追い出す形で解体せざるを得ないケースも出てくるでしょう。そういった意味では、外装を機にしなくても良いなら広大な土地に点在させた方がいいのかもしれません。

但し、莫大なお金をつぎ込んで保存しているわけですから、せっかくであれば、誰でも気軽に行ける場所に保存してほしいものです。さらに可能であれば、周辺環境と調和させた施設なり保存方法も模索すべきです。北海道の鉄道車両の保存はまだまだ課題が山積みですね。

返信が遅くなり、申し訳ありませんでした。

8542:費用を考え by 旅人 on 2019/06/03 at 09:14:40 (コメント編集)

車両を処分するのに輸送費用が、うんぬんいうなら、どうせ解体費用のことを考え、ただに近い値段が、妥当だと思います。
特に北海道は本州と比べ距離的に不利なら、なおさらです。そうじゃないと、どうしても道内限定になり、動体保存も厳しいと考えたからです。無理でも、行動してみないとわからないですから、他社提案はやってみるのも悪いことではないと思いますよ。クーラーが壊れてなければ引き取ったかもしれませんね。
とりあえず、1両だけでも保存が決まってホッとしてます

8543:鉄道博物館はJRのためでもある by シニアパートナー on 2019/06/03 at 13:28:41 (コメント編集)

済みません。言い足りないことがあったのでコメントします。

JR北海道を「経営上覚束ない会社」と言ったのは、単に財務上のことだけを指したのではなく、経営基盤を整備していく方法のひとつとして、車両保存に関する意思が見えてこないからです。車両保存を愛好家の善意に甘えて続けていいものなのか。小生は鉄道技術を含む車両保存を経営基盤整備の一環と捉えています。それは何故か。

JR本州3社には大規模な鉄道博物館があります。JR九州にも本州より小規模ながら同様の施設を持っています。その最大のコンセプトは『鉄道を通じて、その技術と文化を未来に継承する』と理解します。未来に継承するとはどういうことでしょうか。それは「鉄道に親しみ応援してくれる世代を獲得する」ことにあると考えています。その手段としてインパクトのある車両の展示・保存を行うものです。

鉄道博物館には老若男女問わず大勢の人が訪れています。その中で一番のお客様と言えるのは「子供たち」であると思います。近県の学校を中心に社会科見学の施設としても活用され、子供たちにも大人気です。その子供たちが大人になったとき、愛好家になるかどうかは別にして、鉄道を理解して応援してくれる、そして願わくは鉄道を積極的に利用してくれることを期待しているのです。それが未来に継承するという究極の目的です。

そう考えると鉄道博物館は鉄道経営そのものと考えられませんか?その重要な経営戦略をみすみす逃している非常にもったいない事象に思えます。またJR北海道は車両保存のため愛好家が動きを見せていることについて、感謝のコメントや見解が出されているのでしょうか?あれば教えて頂きたいですが、ないのであれば支援している愛好家に対し失礼な態度だと思いますがね。

鉄道博物館のような施設は一種の学校であり、中身は学校教育ととても似ています。即効的な効果は少ないが、10年・20年後その中身は効いてきます。車両保存という無駄に思える投資が、回り回ってJRに戻ってきます。鉄道博物館はJRのためでもあると言って過言ではないと考えています。立地としては苗穂が最適でしょう。鉄道の聖地であり車両工場もあり大宮と類似しています。苗穂工場の建て替えと並行して是非検討してほしい問題です。

8546: by 管理人 on 2019/06/06 at 00:16:13

>>「旅人」さん、コメントありがとうございます。

1両あたりの解体費用は70万円前後だったと記憶しています。車両を譲渡する際は解体費用の問題だけでは済まない気がします。

例えば、本州方面の鉄道関連施設へ保存しようとする場合、ニセコエクスプレス1両だけそこで保存されるとなると、

「???」

になるわけです。

鉄道博物館を含む鉄道関連施設にはコンセプトや方針があり、基本的にはその地域や会社内におけるそれまでの鉄道の歴史から、未来(これから)につなげていくための資料やそれに伴う名車両を展示するのが一般的です。

たとえ解体が勿体ない車両でも全く活躍していない地域で保存するというのは、個人的に買い取る場合を除いてあってはならないと思います。

なぜなら、その鉄道関連施設にとって、たとえリゾート気動車であっても歴史を振り返ることができず、且つ未来につなげていけるわけでもありませんから、本州方面にとってニセコエクスプレスは鉄道資料的価値はほぼゼロに等しいと思います。

実際にやってみないとわからないことですが、本州方面においてニセコエクスプレスの保存は、巨額の金をつぎ込んで実施すべきことではないと思いますよ。これがノースレインボーエクスプレスがかつて実施していたように、青森方面へ一時的に乗り入れていたというのであれば、多少わからなくもないですね。

8549: by 管理人 on 2019/06/06 at 01:36:45

>>「シニアパートナー」さん、再度コメントありがとうございます。

コメントをじっくり読ませていただきました。しかし、管理者としてまだ考えがまとまらないことがあり、車両の保存についての記事を近々ぜひとも作成したいと考えています。

コメントをいただき、管理者も調べていることとしては、本州3社の鉄道博物館については、ともにコンセプトとして学びの場としての用途があります。

北海道にも苗穂工場敷地内に鉄道技術館があります。鉄道博物館と比べたら小規模ですが、北海道の鉄道に関する貴重な資料が展示されています。しかし、実態は展示されているだけで、学ぶ場所として活用するには程遠い環境であることは事実です。実際に開放時の係員も我々一般人や見学人に対して教えるという立場というより、あくまで施設内の監視役といった役割です。

貴重な資料を展示しているという点については本州と変わらないと思いますが、それを継承する、あるいは学びの場として活用するには至らない点があります。

経営不振に陥っていることが最大の理由とは考えにくいです。企業風土なのか不明ですが、いずれにしても本州方面の鉄道会社とJR北海道では、車両の保存に対する考え方やそれを継承していく姿勢などが非常に消極的というのは言うまでもありません。

シニアパートナー様のコメントで、改めて車両の保存について思慮に思慮を重ねた次第です。近々記事として取り上げ、筋が通るようにまとめたいと考えていますので、その際にコメントで再びやりとりしていただけたら幸いです。

8556: by 南の虎 on 2019/06/15 at 00:15:36

久しぶりのコメントです。
ニセコエクスプレス、私も利用しました。フラットな車体ながら低い窓框のために車窓の開放感はあり、床置きクーラーなどにせず、貫通扉にしておけばよかったのになあと思いました。
それは置いておくとして、JRが車両を保存すべきだ、しないのはおかしいといった論調は暴論だと思います。その他の意見を見ると、所詮は企業は営利が出ないとボロクソにいわれるのだなあと改めて感じます。
そうであれば、JR北海道は、赤字ローカル線を有無を言わさず全廃して経営改善を図り、手宮や三笠に出資して博物館を作れば、そういう人たちは文句はないのでしょう。
もっとも、そういう人たちは、どうせ、最初だけ熱狂して、リピーターにならないので、博物館の来場者も減るばかりであろうなと予想します。

今回のクラウドファンディングでは流石にみんな理解したと思いますが、保存すべきだなどといっても、金を出す人がいなければ、成り立たない話なのです。
さてお次はなにを「保存すべきだ」になるのでしょう?183系550番代気動車でしょうか。はたまたキハ281系でしょうか。たしかに後者は産業遺産としての価値はありそうです。もっとも、今後、気動車による振り子列車をJR北海道は作らないため、281、283系で培われた技術は、バブルの徒花で終わりそうですね。それもこれもみんな鉄道を使ってくれないからに過ぎませんが。
さて、クラウドファンディングでなんとか残したニセコエクスプレス、ちゃんと維持できるのでしょうか。C62ニセコすらも残せてないわけで、鉄道ファンも金を落とす意識が低すぎるのでしょうね。

8557: by 管理人 on 2019/06/19 at 02:45:50

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

車両の保存については、管理者は賛成の場合もあれば、反対の場合もあります。あれも・・・これも・・・保存ということになれば、民間や愛好家らでは手がつけられません。ニセコエクスプレスも数年で朽ちるのではないでしょうか?

何も解体間近の車両を全て残す必要はないと感じています。ニセコエクスプレスも名前だけで、晩年はニセコ方面の入線も年に数回程度でしたからね。無理やり名称と車両の構造で保存に持っていったようにしか思えません。

鉄道ファンに限らず、その車両が万人から大切なもの・車両として理解が得られないと難しいです。例えば最新の記事中に記載しているとおり、保存する理由として、後世に伝えていく価値や、鉄道遺産としての価値などがありますが、鉄道遺産として、どのような価値が生み出されるのか、北海道の鉄道の歴史または、後世に伝えていくことにどのような目的や意味があるのか、また、それが一般者にとってどのような利益あるいはメリットになるのかについて、管理者はわかりません。わからないとファンでない限り金は落ちないと思います。だからニセコエクスプレスだって最初は金が落ちなかったんです。

今までは勢いでやってきたような感じですが、まずはこれを明確にしないと、車両を保存する意味そのものがないと思います。

管理者の中では、キハ281系は昨今のキハ261系にまで通じる原形の車両であるし、北海道の鉄道の高速化に大きく影響した車両ということで少なからず価値は伝わってきますし、保存する価値もあると思います。キハ183系後期型は別に保存しなくてもいいと思いますよ。

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