2019年度ゴールデンウィーク輸送期間中の「オホーツク」・「大雪」~増結は実施されず・・・
繁忙期輸送 - 2019年06月12日 (水)
今回はゴールデンウィーク輸送期間中の「オホーツク」・「大雪」についてです。
おそらくこちらも、「宗谷」・「サロベツ」と同じく期間中は増結を確認できなかったと思います。稚内方面と同様に少し寂しいゴールデンウィーク輸送期間になりました。

まずは、4月28日に大麻駅で撮影した特急「オホーツク2号」です。所定の4両編成でした。

次に、5月2日に札幌駅で撮影した特急「オホーツク4号」です。こちらも所定の4両編成でした。

3枚目と4枚目は旭川駅で撮影してきました。
3枚目は5月5日に撮影した特急「大雪3号」です。こちらも所定の4両編成でした。

最後に、同じく5月5日に撮影した特急「オホーツク4号」です。こちらも所定の4両編成でした。
ということで、期間中は所定の4両編成ばかり見られ、繁忙期輸送期間中にも関わらず増結が一切実施されなかったと思います。「オホーツク」2往復の中には、札幌~旭川間で「ライラック」・「カムイ」をカバーする列車もあり、自由席を中心に混雑が予想される列車もあるだけに、一部の列車で期間中は増結は必須だと思われましたが、残念ながら車両の増結はありませんでした。
スラントノーズ車などの初期車が営業運転を撤退してから、車輪の規定値以上の傷が入り、運休せざるを得なくなる事象はほとんどなくなりました。予備車両も以前より多く確保されていることから、老朽化が進行しつつあるキハ183系を使用する列車といえど、連日安定した輸送が続けられています。
ですが、先日のようにエンジン不具合で峠越えができなかったり、稀に空転で列車に遅れが発生することが稀にあります。前者の場合は一部車両のエンジンを切った状態で峠越えに挑んだようですが、最大25‰の北見峠は越えられなかったようですね。
機関換装車は、機関換装前や500番台といった車両に比べてエンジン出力が低くなっていることが特徴です。その代わりに、従来機器の部品の生産中止などに対応し、車両メンテナンス向上を図るために機関換装を実施しました。中間車の出力は減少していますが、その代わりに先頭車の出力は従来の機関に比べて向上させています。しかし、編成を組んだ際の出力と自重の関係(1tあたりの出力計算)では、従来の500番台・1550番台などで編成を組んだ際の方が良い数値が出ています。元々は函館方面で使用していた車両であり、急勾配路線での使用を重きを置いていないため、キハ261系増備とともに、使用環境がまるで異なる石北本線で使用するとなると、それは無理が生じる場合もありますよね。
今のところ、空転を除いて急こう配を登れないという報告はこの1件だけです。ただし、一部車両のエンジンを切った状態という特殊な条件のため、編成全体の出力低下が原因の全てとは判断し難いですが、これが年数が経過してくるとどうなるでしょうか?そう遠くないうちにこちらもキハ261系に置き換えられると思われ、現行よりも大幅な時間短縮は望めませんが、ハイパワーなキハ261系が投入されることで急こう配区間も不安なく通過できるようになりそうですね。
すっかり、道内で網走方面の特急列車が唯一、キハ183系を使用する特急列車として残存しています。時間を許す限り、「オホーツク」・「大雪」の記録をしておきたいですね。
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おそらくこちらも、「宗谷」・「サロベツ」と同じく期間中は増結を確認できなかったと思います。稚内方面と同様に少し寂しいゴールデンウィーク輸送期間になりました。

まずは、4月28日に大麻駅で撮影した特急「オホーツク2号」です。所定の4両編成でした。

次に、5月2日に札幌駅で撮影した特急「オホーツク4号」です。こちらも所定の4両編成でした。

3枚目と4枚目は旭川駅で撮影してきました。
3枚目は5月5日に撮影した特急「大雪3号」です。こちらも所定の4両編成でした。

最後に、同じく5月5日に撮影した特急「オホーツク4号」です。こちらも所定の4両編成でした。
ということで、期間中は所定の4両編成ばかり見られ、繁忙期輸送期間中にも関わらず増結が一切実施されなかったと思います。「オホーツク」2往復の中には、札幌~旭川間で「ライラック」・「カムイ」をカバーする列車もあり、自由席を中心に混雑が予想される列車もあるだけに、一部の列車で期間中は増結は必須だと思われましたが、残念ながら車両の増結はありませんでした。
スラントノーズ車などの初期車が営業運転を撤退してから、車輪の規定値以上の傷が入り、運休せざるを得なくなる事象はほとんどなくなりました。予備車両も以前より多く確保されていることから、老朽化が進行しつつあるキハ183系を使用する列車といえど、連日安定した輸送が続けられています。
ですが、先日のようにエンジン不具合で峠越えができなかったり、稀に空転で列車に遅れが発生することが稀にあります。前者の場合は一部車両のエンジンを切った状態で峠越えに挑んだようですが、最大25‰の北見峠は越えられなかったようですね。
機関換装車は、機関換装前や500番台といった車両に比べてエンジン出力が低くなっていることが特徴です。その代わりに、従来機器の部品の生産中止などに対応し、車両メンテナンス向上を図るために機関換装を実施しました。中間車の出力は減少していますが、その代わりに先頭車の出力は従来の機関に比べて向上させています。しかし、編成を組んだ際の出力と自重の関係(1tあたりの出力計算)では、従来の500番台・1550番台などで編成を組んだ際の方が良い数値が出ています。元々は函館方面で使用していた車両であり、急勾配路線での使用を重きを置いていないため、キハ261系増備とともに、使用環境がまるで異なる石北本線で使用するとなると、それは無理が生じる場合もありますよね。
今のところ、空転を除いて急こう配を登れないという報告はこの1件だけです。ただし、一部車両のエンジンを切った状態という特殊な条件のため、編成全体の出力低下が原因の全てとは判断し難いですが、これが年数が経過してくるとどうなるでしょうか?そう遠くないうちにこちらもキハ261系に置き換えられると思われ、現行よりも大幅な時間短縮は望めませんが、ハイパワーなキハ261系が投入されることで急こう配区間も不安なく通過できるようになりそうですね。
すっかり、道内で網走方面の特急列車が唯一、キハ183系を使用する特急列車として残存しています。時間を許す限り、「オホーツク」・「大雪」の記録をしておきたいですね。
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