2019年のキハ183系による集約臨
臨時列車 - 2019年06月21日 (金)
2019年のキハ183系の集約臨について紹介していきたいと思います。
集約臨(しゅうやくりん)とは、「集約臨時列車」の略で、あらかじめ用意されたダイヤにしたがって運行される臨時列車です。主に、修学旅行などの学生用の臨時列車で、ときには1つの列車で複数の学校が使用することもあるようです。往路と復路で違う学校が利用する場合もあります。
この時期は北海道のみならず、本州の方でもさまざまな貴重な車両を使用した集約臨が設定されています。
北海道では、例年通りキハ183系一般車での運転となりました。管理者は昨年は撮影することができなかったため、2年ぶりの撮影となりました。




今年は4回撮影する機会がありました。
2019年は、前半が5両編成で運行され、後半が6両編成での運転となりました。こうした臨時列車は、500番台や1550番台などの車両で組成されることが多いですが、今回は旧「北斗」用の機関換装車が使用されました。同車が臨時列車として使用されることは稀です。
5両編成、6両編成ともに編成は以下のとおりでした。
< 函館・新函館北斗 ⇔ 札幌 >
上記の5両編成及び、6両編成でした。
管理者としては初めて両端貫通編成によるオールHET色の集約臨を撮影することができました。やはり、同じ塗色で統一されている編成は美しいですね。



2年前に撮影した際は同じキハ183系と言えど、今年とは編成がまるで違います。
2年前はまだキハ183系初期車の一部が現役で活躍し、臨時列車として活躍する機会も多かったです。集約臨にも充当されました。2017年はスラントノーズ車による最後の集約臨が見られましたね。

2016年には白ボウズこと「キハ183-104」が充当されました。

2015年は体調不良のため撮影できず、2014年は前年の出火事故の影響による車両不足の影響で、編成の一部に旭山動物園号車両を組み込んで運行されました。



2013年は車両トラブルが相次いでいたものの、キハ183系の一部が使用休止になる直前でした。
前照灯及び、尾灯の下に縞々模様のゼブラプレートが設置されています。これは、キハ183系のうち、函館運輸所(函ハコ)所属車に取り付けられていた、いわばシンボル的なプレートです。当該プレートが設置されていれば、函館車だと識別できます。
2013年は両端スラント編成に中間が400番台で構成された編成でした。今でこそ400番台は苗穂運転所(札ナホ)所属車ですが、元々は函館運輸所所属車で、主に集約臨などの波動輸送用として使用されていました。むしろ集約臨の際しか使用されず、1年で数回しか稼働されませんでした。スラントノーズ車2両(キハ183-208、キハ183-218)も函館運輸所に在籍していました。後に苗穂車の先頭車不足によって苗穂に転出されることになります。
それにしても、1年で数回しか稼働しないにも関わらず、当時の波動輸送用のキハ183系函館車は綺麗に整備されており、美しい外装が特徴でした。
過去には、札幌~函館間を函館本線山線経由(倶知安・ニセコ経由)で運行される集約臨もありました。札幌方面に向かうダイヤは、ここ数年運行されている特急「ニセコ号」に似たスジであり、小樽駅ではキハ201系と並ぶこともありました。
過去何年か分の集約臨も合わせて紹介しましたが、今年のような集約臨にはないバラエティ豊かな編成が充当されていました。今後数年間の集約臨も今年のように、キハ183系の両端貫通編成でHET色でほぼ揃えられた編成が充当される可能性が高いでしょう。編成色が揃えられた反面、今までのようなバラエティ豊かな編成とはならず、面白味としては欠けるかもしれませんね。
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集約臨(しゅうやくりん)とは、「集約臨時列車」の略で、あらかじめ用意されたダイヤにしたがって運行される臨時列車です。主に、修学旅行などの学生用の臨時列車で、ときには1つの列車で複数の学校が使用することもあるようです。往路と復路で違う学校が利用する場合もあります。
この時期は北海道のみならず、本州の方でもさまざまな貴重な車両を使用した集約臨が設定されています。
北海道では、例年通りキハ183系一般車での運転となりました。管理者は昨年は撮影することができなかったため、2年ぶりの撮影となりました。




今年は4回撮影する機会がありました。
2019年は、前半が5両編成で運行され、後半が6両編成での運転となりました。こうした臨時列車は、500番台や1550番台などの車両で組成されることが多いですが、今回は旧「北斗」用の機関換装車が使用されました。同車が臨時列車として使用されることは稀です。
5両編成、6両編成ともに編成は以下のとおりでした。
< 函館・新函館北斗 ⇔ 札幌 >
キハ183-9562 | キハ182-7561 | キハ182-7560 | キハ182-7559 | キハ183-4559 |
キハ183-9562 | キハ182-7561 | キハ182-7560 | キハ182-7559 | キハ182-7556 | キハ183-8563 |
上記の5両編成及び、6両編成でした。
管理者としては初めて両端貫通編成によるオールHET色の集約臨を撮影することができました。やはり、同じ塗色で統一されている編成は美しいですね。



2年前に撮影した際は同じキハ183系と言えど、今年とは編成がまるで違います。
2年前はまだキハ183系初期車の一部が現役で活躍し、臨時列車として活躍する機会も多かったです。集約臨にも充当されました。2017年はスラントノーズ車による最後の集約臨が見られましたね。

2016年には白ボウズこと「キハ183-104」が充当されました。

2015年は体調不良のため撮影できず、2014年は前年の出火事故の影響による車両不足の影響で、編成の一部に旭山動物園号車両を組み込んで運行されました。



2013年は車両トラブルが相次いでいたものの、キハ183系の一部が使用休止になる直前でした。
前照灯及び、尾灯の下に縞々模様のゼブラプレートが設置されています。これは、キハ183系のうち、函館運輸所(函ハコ)所属車に取り付けられていた、いわばシンボル的なプレートです。当該プレートが設置されていれば、函館車だと識別できます。
2013年は両端スラント編成に中間が400番台で構成された編成でした。今でこそ400番台は苗穂運転所(札ナホ)所属車ですが、元々は函館運輸所所属車で、主に集約臨などの波動輸送用として使用されていました。むしろ集約臨の際しか使用されず、1年で数回しか稼働されませんでした。スラントノーズ車2両(キハ183-208、キハ183-218)も函館運輸所に在籍していました。後に苗穂車の先頭車不足によって苗穂に転出されることになります。
それにしても、1年で数回しか稼働しないにも関わらず、当時の波動輸送用のキハ183系函館車は綺麗に整備されており、美しい外装が特徴でした。
過去には、札幌~函館間を函館本線山線経由(倶知安・ニセコ経由)で運行される集約臨もありました。札幌方面に向かうダイヤは、ここ数年運行されている特急「ニセコ号」に似たスジであり、小樽駅ではキハ201系と並ぶこともありました。
過去何年か分の集約臨も合わせて紹介しましたが、今年のような集約臨にはないバラエティ豊かな編成が充当されていました。今後数年間の集約臨も今年のように、キハ183系の両端貫通編成でHET色でほぼ揃えられた編成が充当される可能性が高いでしょう。編成色が揃えられた反面、今までのようなバラエティ豊かな編成とはならず、面白味としては欠けるかもしれませんね。
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