2019年度ゴールデンウィーク輸送期間中の「スーパーとかち」~最大は6両編成でした!
繁忙期輸送 - 2019年06月30日 (日)
ゴールデンウィーク輸送期間中の「スーパーとかち」について紹介したいと思います。
所定が4両編成となってしまいましたが、週末を中心に引き続き増結を実施しており、最近では鉄道雑誌にも増結の情報が記載されるようになりました。それを確認する限りでは、増結運転を実施する機会は多く、引き続き減車前の5両編成や、繁忙期輸送時に見られる6両編成などが確認されています。
それでは、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の様子を見ていきましょう。

まずは、4月28日に白石駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。1両増結の5両編成でした。

次に、同日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。こちらも1両増結の5両編成でした。

3枚目は、5月2日に札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち10号」の回送列車です。こちらも1両増結の5両編成でした。

4枚目は、5月4日に新札幌駅に隣接する商業施設の立体駐車場から撮影した特急「スーパーとかち6号」です。2両増結の6両編成でした。

最後に、5月5日に千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。4枚目の写真と同じ編成です。もちろんこちらも6両編成でした。
ということで、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の「スーパーとかち」は最大6両編成で運行されました。
以前も紹介しましたが、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の輸送実績は「スーパーおおぞら」と合わせて前年比111%でした。今年の同期間中は全体的に利用が好調で、高速道路や都市間バスに苦戦する帯広・釧路方面についても久々の嬉しい話題となりました。
「スーパーとかち」の方が最高運転速度が120km/hなので、体感的には「スーパーおおぞら」よりも速く感じます。しかし、所要時間はこちらの方が全体的に要しています。その原因は停車駅が多いことと、石勝線や根室本線での行き合いによる運転停車です。
もちろん、「スーパーとかち」が優先する場合もいくつかありますが、全体的に「スーパーおおぞら」が優先する運行体系のため、「スーパーとかち」の方が所要時間が全体的に長くなってしまう傾向があります。この途中の信号場などでの行き合いを減らせば、性能は現状のままにして、所要時間の短縮を図ることは容易に可能です。
理想としては、各停車駅で実施する場合です。停車駅で実施する場合は、駅に停車する目的と列車の交換する目的のそれぞれ2つの目的が同時に達成されるので、列車の交換を実施しなければならない状況でも、交換しない場合とほぼそのままのダイヤで運行することができ、これが所要時間の短縮につながります。
「スーパーとかち」の場合は、かつて2000年3月から2006年9月までの「スーパーとかち」のダイヤで積極的にこれが実施されていました。これに130km/hの高速運転を実施することで、2往復全ての「スーパーとかち」が札幌~帯広間を2時間20分台で結んでいました。使用車両や最高運転速度が異なるとはいえ、現在の一部の列車と比べて20分以上の差は大きいです。
特急「スーパーとかち9号」で2時間37分で札幌~帯広間を結んでいるわけですから、最高運転速度が落ち、車体傾斜装置も撤去された現状でも、まだまだ可能性を秘めている列車です。これに以前も紹介したように、快速「エアポート」や今後も一部列車で導入予定のFree Wi-Fiの設置すべきです。都市間バスとの競争が激化する札幌と帯広方面を結ぶ列車だけに、Free Wi-Fiの設置は都市間バスとの対抗という意味でも設置が急がれます。
引き続き、今後の活躍を期待しましょう。
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所定が4両編成となってしまいましたが、週末を中心に引き続き増結を実施しており、最近では鉄道雑誌にも増結の情報が記載されるようになりました。それを確認する限りでは、増結運転を実施する機会は多く、引き続き減車前の5両編成や、繁忙期輸送時に見られる6両編成などが確認されています。
それでは、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の様子を見ていきましょう。

まずは、4月28日に白石駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。1両増結の5両編成でした。

次に、同日に上野幌駅で撮影した特急「スーパーとかち5号」です。こちらも1両増結の5両編成でした。

3枚目は、5月2日に札幌駅で撮影した特急「スーパーとかち10号」の回送列車です。こちらも1両増結の5両編成でした。

4枚目は、5月4日に新札幌駅に隣接する商業施設の立体駐車場から撮影した特急「スーパーとかち6号」です。2両増結の6両編成でした。

最後に、5月5日に千歳駅で撮影した特急「スーパーとかち3号」です。4枚目の写真と同じ編成です。もちろんこちらも6両編成でした。
ということで、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の「スーパーとかち」は最大6両編成で運行されました。
以前も紹介しましたが、今年のゴールデンウィーク輸送期間中の輸送実績は「スーパーおおぞら」と合わせて前年比111%でした。今年の同期間中は全体的に利用が好調で、高速道路や都市間バスに苦戦する帯広・釧路方面についても久々の嬉しい話題となりました。
「スーパーとかち」の方が最高運転速度が120km/hなので、体感的には「スーパーおおぞら」よりも速く感じます。しかし、所要時間はこちらの方が全体的に要しています。その原因は停車駅が多いことと、石勝線や根室本線での行き合いによる運転停車です。
もちろん、「スーパーとかち」が優先する場合もいくつかありますが、全体的に「スーパーおおぞら」が優先する運行体系のため、「スーパーとかち」の方が所要時間が全体的に長くなってしまう傾向があります。この途中の信号場などでの行き合いを減らせば、性能は現状のままにして、所要時間の短縮を図ることは容易に可能です。
理想としては、各停車駅で実施する場合です。停車駅で実施する場合は、駅に停車する目的と列車の交換する目的のそれぞれ2つの目的が同時に達成されるので、列車の交換を実施しなければならない状況でも、交換しない場合とほぼそのままのダイヤで運行することができ、これが所要時間の短縮につながります。
「スーパーとかち」の場合は、かつて2000年3月から2006年9月までの「スーパーとかち」のダイヤで積極的にこれが実施されていました。これに130km/hの高速運転を実施することで、2往復全ての「スーパーとかち」が札幌~帯広間を2時間20分台で結んでいました。使用車両や最高運転速度が異なるとはいえ、現在の一部の列車と比べて20分以上の差は大きいです。
特急「スーパーとかち9号」で2時間37分で札幌~帯広間を結んでいるわけですから、最高運転速度が落ち、車体傾斜装置も撤去された現状でも、まだまだ可能性を秘めている列車です。これに以前も紹介したように、快速「エアポート」や今後も一部列車で導入予定のFree Wi-Fiの設置すべきです。都市間バスとの競争が激化する札幌と帯広方面を結ぶ列車だけに、Free Wi-Fiの設置は都市間バスとの対抗という意味でも設置が急がれます。
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