2019年度ゴールデンウィーク輸送期間中のキハ281系「スーパー北斗」~最大は8両編成でした!
繁忙期輸送 - 2019年07月05日 (金)
2019年度ゴールデンウィーク輸送期間中のキハ281系「スーパー北斗」についてです。
今年の3月ダイヤ改正から、キハ281系による「スーパー北斗」が5往復から3往復に減りました。同時に1日に使用する編成数も3編成から2編成に減り、稼働数減少分は長らく実施されていなかった増結用車両に回されることになりました。これまで繁忙期輸送時でも予備車両不足の関係から最大7両編成で運行されていましたが、今年3月のダイヤ改正から1両増結の8両編成も多く見られるようになり、ときには先頭車が増結用車両として連結されたりするなど、キハ281系を確認する楽しみが一層増えています。鉄道雑誌でも増結情報が記載されるようになり、いつどの列車で増結が実施されるのかについても把握しやすくなりましたね。
それでは紹介していきましょう。

まずは、4月28日に白石駅で撮影した特急「スーパー北斗5号」です。1両増結の8両編成でした。

次に、同じく4月28日に千歳駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。こちらも1両増結の8両編成でした。

3枚目は、5月2日に札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗21号」の回送列車です。編成全体は確認しづらいですが、1両増結の8両編成でした。

最後に、5月4日に上野幌駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。珍しく先頭車両が増結車両として連結されていました。こちらも1両増結の8両編成でした。
ゴールデンウィーク輸送期間中の後半途中から所定の7両編成に戻されて運行していましたが、同期間中は最大8両編成で運行されました。
最新のキハ261系もカッコいいですが、やはりキハ281系は、JR北海道の特急車両の先駆けともいえる車両です。営業運転開始から25年が経過していますが、それでもカッコよく、尚且つ美しく見えます。ターボサウンドを響かせながら高速で通過してゆく瞬間は堪りません。
日高本線の踏切事故を教訓に、キハ281系から高運転台構造となったわけですが、2000年代になってようやくJR北海道のみならず、他のJR各社も高運転台構造を積極的に採用するようになりました。JR東日本では、651系やE351系など、高運転台構造を採用した車両もありますが、その後登場した特急車両では一時的に採用が見送られていますね。
731系とキハ201系という電車と気動車でデザインを共通にすることも然り、北海道の鉄道車両は、JR他社よりもずっと先進的でした。そうした車両も古くなり、キハ281系についてはカウントダウンも始まっています。
今年のゴールデンウィーク輸送期間中の輸送実績は、「すずらん」を含めて前年比117%と大変好調でした。大きな輸送障害にも見舞われず、安定した輸送が日々実施されたことも理由の1つでしょう。また、北海道新幹線が前年比145%と大変好調だったことから、これによる相乗効果が少なからずあったと予想しています。
数年前まで設定本数が不足し、車両の増結もできず、繁忙期輸送時は特に苦労していた様子が嘘のようです。函館方面に集中的にキハ261系を増備していることで本数も増え、増結用車両も多数用意されていることで混雑緩和に貢献し、これらが利用客から大変評価されていることでしょう。
キハ281系の活躍は残り数年になってしまいましたが、いまだ「スーパー北斗」の最速列車はキハ281系充当列車(2号)であり、最新のキハ261系に性能で劣っていません。車両数は少なく、増結が限られてしまうのが難点ですが、引き続きキハ261系とともに、「スーパー北斗」として活躍を期待しましょう。
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今年の3月ダイヤ改正から、キハ281系による「スーパー北斗」が5往復から3往復に減りました。同時に1日に使用する編成数も3編成から2編成に減り、稼働数減少分は長らく実施されていなかった増結用車両に回されることになりました。これまで繁忙期輸送時でも予備車両不足の関係から最大7両編成で運行されていましたが、今年3月のダイヤ改正から1両増結の8両編成も多く見られるようになり、ときには先頭車が増結用車両として連結されたりするなど、キハ281系を確認する楽しみが一層増えています。鉄道雑誌でも増結情報が記載されるようになり、いつどの列車で増結が実施されるのかについても把握しやすくなりましたね。
それでは紹介していきましょう。

まずは、4月28日に白石駅で撮影した特急「スーパー北斗5号」です。1両増結の8両編成でした。

次に、同じく4月28日に千歳駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。こちらも1両増結の8両編成でした。

3枚目は、5月2日に札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗21号」の回送列車です。編成全体は確認しづらいですが、1両増結の8両編成でした。

最後に、5月4日に上野幌駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。珍しく先頭車両が増結車両として連結されていました。こちらも1両増結の8両編成でした。
ゴールデンウィーク輸送期間中の後半途中から所定の7両編成に戻されて運行していましたが、同期間中は最大8両編成で運行されました。
最新のキハ261系もカッコいいですが、やはりキハ281系は、JR北海道の特急車両の先駆けともいえる車両です。営業運転開始から25年が経過していますが、それでもカッコよく、尚且つ美しく見えます。ターボサウンドを響かせながら高速で通過してゆく瞬間は堪りません。
日高本線の踏切事故を教訓に、キハ281系から高運転台構造となったわけですが、2000年代になってようやくJR北海道のみならず、他のJR各社も高運転台構造を積極的に採用するようになりました。JR東日本では、651系やE351系など、高運転台構造を採用した車両もありますが、その後登場した特急車両では一時的に採用が見送られていますね。
731系とキハ201系という電車と気動車でデザインを共通にすることも然り、北海道の鉄道車両は、JR他社よりもずっと先進的でした。そうした車両も古くなり、キハ281系についてはカウントダウンも始まっています。
今年のゴールデンウィーク輸送期間中の輸送実績は、「すずらん」を含めて前年比117%と大変好調でした。大きな輸送障害にも見舞われず、安定した輸送が日々実施されたことも理由の1つでしょう。また、北海道新幹線が前年比145%と大変好調だったことから、これによる相乗効果が少なからずあったと予想しています。
数年前まで設定本数が不足し、車両の増結もできず、繁忙期輸送時は特に苦労していた様子が嘘のようです。函館方面に集中的にキハ261系を増備していることで本数も増え、増結用車両も多数用意されていることで混雑緩和に貢献し、これらが利用客から大変評価されていることでしょう。
キハ281系の活躍は残り数年になってしまいましたが、いまだ「スーパー北斗」の最速列車はキハ281系充当列車(2号)であり、最新のキハ261系に性能で劣っていません。車両数は少なく、増結が限られてしまうのが難点ですが、引き続きキハ261系とともに、「スーパー北斗」として活躍を期待しましょう。
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