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2代目苗穂駅舎の解体終える

苗穂(なえぼ)は、北海道の鉄道の聖地であり、現在の駅舎に隣接して苗穂運転所(札ナホ)や苗穂工場といった大規模な鉄道の施設を有し、鉄道ファンにはたまらない地域でもあります。鉄道の旅で北海道を訪れた際、わざわざ立ち寄る方も多いのではないでしょうか?

今回はそんな苗穂の話題ですが、2018年11月16日をもって営業を終えた2代目苗穂駅舎の解体が先日終わりました。

まずは、6月下旬頃に確認した際の様子をお伝えします。





2代目駅舎の旧敷地前には解体作業のためのバリケードが敷かれ、車両搬入口以外からは解体の様子が確認できませんでした。









車両搬入口から敷地内の様子を確認してみると、6月下旬の時点では、窓ガラスが既に取り外され、駅舎の一部(主にホームと改札口の通路)の解体工事が始まっていました。



駅構内を結んだ跨線橋についてはまだ解体作業が実施されていませんでした。





そして、7月上旬に再び確認してみると、2代目駅舎は跡形もなく解体され、解体時に発生した瓦礫やゴミだけが残っている状態でした。



依然として跨線橋とホームは撤去されておらず、これらは列車が通らない深夜等の時間を使って徐々に撤去されていくのではないでしょうか?











これら写真を撮影した日から半年が既に経過しています。まるで昨日のように思い出します。管理者も不便だった2代目苗穂駅舎に愛着があり、いまだに新しい3代目駅舎にはどことなく馴染めない部分も少なからずあります。

それがどこか?と問われると、あまりにも利便が良すぎるところでしょうか?なんとなくいまだに馴染めないところがあります。

2代目の現在の駅舎は1935年10月に使用開始以来、築83年を経て昨年11月16日をもって役目を終えました。営業終了直前に北海道胆振東部地震がありましたが、老朽化した駅舎は倒壊せず、無事にラストを迎えることができました。

厳冬期が迫っていたため、駅舎はすぐには解体されず、今年の春から解体業者が敷地内に頻繁に出入りするようになり、先日遂に解体作業が実施されました。旧駅舎の解体後はどのようになるか不明ですが、今後の苗穂地区の発展に寄与すべく、生まれ変わってほしいと思います。

新駅舎の南口昇降棟の前では、ツインタワーマンションの建設が始まろうとしています。いわゆるコンパクトシティが推進され、鉄道の聖地である苗穂も生まれ変わろうとしています。

日本などのアジア圏の国々では、どうしてもまちづくり・都市計画は機能性ばかりを重視しすぎてしまい、景観は損なわれてしまうことが多いです。多いではなく、ほぼ100%そのようになってしまいます。苗穂は少なからず北海道の鉄道と接点を持ってきた地域であり、それが機能性重視のまちに生まれ変わるのが残念でなりません。鉄道の聖地として歴史を刻んできたのであれば、それを軸としたまちづくり・都市計画を実施すべきです。機能性は若干損なわれるかもしれませんが、ヨーロッパに負けない美しい景観と歴史を持った素晴らしいまちに生まれ変わるはずですよ。

もっと鉄道とまちづくりについて行政も介入すべきですが、そのようなことはないでしょう。そもそも市長がダメですよね。現職に切り替わってから一体何をやっているのか、札幌市民の管理者も何もわかりません。


管理者の思い出の地が解体されてしまったのは非常に残念ですが、いまだに何か馴染めない新駅舎も徐々に愛着ある駅舎に代わっていければと思います。そのためには、新駅舎にも多く足を運ぶ必要がありますね!










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コメント
8577: by シニアパートナー on 2019/07/12 at 13:40:52 (コメント編集)

とうとう解体されたのですね。旧苗穂駅は、それぞれの世代で思い出が詰まっていることでしょう。

苗穂地区の再開発が進んでいるようですね。再開発のまとめ役は自治体ということではありますが、「鉄道の聖地」の要素を再開発に織り込むという観点で言えば、札幌市だけを責める訳にはいかないような気はします。

再開発の構想として、苗穂地区を鉄道と深く関わる街として博物館や新幹線車両基地とを連携した施設を作ろうという夢を、少しずつでも実現しようとすると、JRの積極的参画は不可欠になりますね。

苗穂地区の景観という視点で、札幌市がどのようなコンセプトなのかという点は、残念ながら鉄道を核とした見方はないように思います。土地の有効活用、高層化など既存の再開発と何ら変わりありません。

個人的には、将来的に苗穂工場の建て替えは計画されているようなので、その後の再利用に望みをつけたいと思っています。

8579: by 管理人 on 2019/07/15 at 23:26:46

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

機会があればお伝えしようと思いますが、昨今苗穂地区では都市の再開発がスタートしようとしています。新たな苗穂に生まれ変わるわけですが、その中で特にアピールしているのが北海道遺産が苗穂地区に多く存在することです。

例えば鉄道技術館がそれに含まれています。ほかにも複数件あります。北海道遺産となれば札幌市だけの問題ではないので、道とも調整しつつ、札幌市が先導に立って苗穂地区の再開発を実施すべきだと思います。

管理者も過去の記事で記載しているとおり、苗穂地区は「鉄道」と深く関わってきた地域です。再開発においても「鉄道」はやはり外せないと思います。鉄道を含めたまちづくりを推進することで、欧州に負けない美しい景観をもった地域に生まれ変わると信じています。

そのためには、まちづくりに鉄道会社の参画は必須です。残念ながら発表されている都市計画は昨今どこにでもできるコンパクトシティ化、タワーマンションの設置であり、管理者の理想とは程遠いものとなりそうです。

苗穂工場の建て替え計画もあるようですが、管理者もまだ詳細は知りません。設備を既存よりもコンパクトにできるのであれば、余剰になったスペースを活用し、鉄道博物館的なもの、あるいは鉄道技術館の拡充等に充て、苗穂と鉄道の結びつきを末永く強いものにしていくと管理者も嬉しいですね。

8580: by シニアパートナー on 2019/07/16 at 13:03:23 (コメント編集)

この3連休法事があり帰省していました。

列車の中からですが、旧苗穂駅のホームも一部解体が進んでいるのが確認できました。駅舎と違って一気に取り壊しできないので、時間は掛かるでしょう。

因みに線路の南側、新幹線高架用地となる部分は、一部建物障害はあるものの概ね保有空地として確保されているようです。北ガスの施設もきちんとセットバックが取られていました。

将来的にも苗穂は益々鉄道の重要拠点になる訳ですから、再開発もそれを活かさないともったいないですね。

8581: by 管理人 on 2019/07/17 at 00:15:19

>>「シニアパートナー」さん、再度コメントありがとうございます。

解体の正式な順番としては、先にホームの一部から解体され、次に駅舎に隣接していた交番が解体されて駅舎の順番になります。

ホームと跨線橋は列車が日頃行き来していることもあり、すぐには解体することができないと思います。列車が通過しない深夜などの時間を使って徐々に解体していくのではないでしょうか?

新幹線高架用地の場所は現在は空き地や青空駐車場、路線バスの給油施設などがあります。概ね高層ビルなどの障害物はなく、将来的に設置する際も難なくできると思います。

「苗穂」は北海道の鉄道の聖地として、鉄道とまちを結びつけるあらゆる可能性をもっています。ぜひとも昨今のコンパクトシティやまちづくりの一環として考えるのではなく、鉄道を少なからず活用した素晴らしいまちに生まれ変わってほしいです。残念ながら、この願いは実現しそうにありませんね。

8583: by 若潮 on 2019/07/22 at 15:35:27 (コメント編集)

> 鉄道の聖地として歴史を刻んできたのであれば、それを軸としたまちづくり・都市計画を実施すべきです。
> 機能性は若干損なわれるかもしれませんが、ヨーロッパに負けない美しい景観と歴史を持った素晴らしいまちに生まれ変わるはずですよ。

同意する節は多いですが、類似意見を余部鉄橋架け替えや松山市内連続立体交差化に反対する人たちが述べていたのが気になります。
特に余部鉄橋は、元々集落があった場所に無理矢理架橋され、構造に起因する災害人的被害が出たにもかかわらず「歴史遺産を残そうとしない国民性の低さに涙が出る」と述べている (地元ではない) 人がいたのは考えさせられました。
苗穂駅の駅舎は市内の渋滞や強風とは関係ないので一概にそれらと比較するのは話が飛躍しているのは承知しています。
せめて上熊本や秩父のように移築保存できたらよかったかな、と思います。

8587: by 龍 on 2019/07/23 at 13:24:13 (コメント編集)

先日、北海道新幹線に最高速度320km/hの貨物新幹線を走らせる構想があることが報じられました。要点をまとめると、以下の前提条件を元に検討しているようです。

・従来の新幹線車両をベースに座席を撤去した貨物専用車両とすること。
・宅配便や書籍などの小型貨物のみを輸送対象とすること。
・従来のコンテナ方式ではなく、「パレット」と呼ばれる車輪付きの荷台に載せ、パレットごと車両側部のドアから積み込む方式であること。
・積み替え拠点を札幌に1カ所、東北側に3カ所それぞれ整備すること。
・北海道〜本州間の鉄道貨物輸送の全量をパレット方式の貨物新幹線で輸送するのは困難であるため、在来線の貨物列車は全廃せず残すこと。一部は海上輸送への転換も検討すること。

この場合、札幌側の積み替え拠点がどこになるのかが注目されます。苗穂工場や苗穂駅の周辺には、新幹線の回送線が建設される予定にはなっていますが、現在の貨物積み替え拠点は平和駅に隣接する札幌貨物ターミナル駅です。苗穂駅周辺地区の再開発が進む中、札幌貨物ターミナル駅まで新幹線の線路を伸ばすことが可能なのかどうかも気になるところです。なお、JR貨物は貨物専用新幹線の導入については前向きな姿勢を示しているようです。

8588: by 管理人 on 2019/07/24 at 07:43:55

>>「若潮」さん、コメントありがとうございます。

過去に鉄道を起因とする何らかのアクシデントがあるなら話は別ですが、北海道の苗穂の場合、周辺における鉄道による何らかのアクシデントは耳にしたことがありません。かつて苗穂駅前には路面電車、他方面にも線路が伸びていたということで、今よりも鉄道の活気あふれる場所だったと思います。

特に余部との比較はできないと思いますが、時代背景とともに、その地域の特色を生かしたまちづくりが日本全国で実施されるといいと思います。苗穂の場合は鉄道文化を中心とした住みやすいまちに生まれ変わることが理想です。

2代目駅舎を移築・保存する必要はなかったと思いますが、何らかの形で新駅舎や苗穂の鉄道文化において伝承していけたらそれでいいと思います。

8593: by 管理人 on 2019/07/24 at 23:16:13

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

昔あったトレインオントレイン構想が違った形で復活するようですね。管理者も新幹線における貨物列車の構想は先日どこかのニュースで耳にした気がします。

新幹線車両に求められるのは、積み下ろしのしやすさです。大型トラックのウィング車のような構造とし、車体の側部から積み下ろす構造が最適でしょう。

積みかえ拠点に求められることは、荷物の集積地であることと、広大な土地です。これらの条件をクリアしている場所は札幌周辺の新幹線ルートではかなり厳しいと思います。星置・銭函周辺であれば、集積地ではないにしても広大な土地が確保されやすいと思います。

運送業界も人手不足が深刻化していますから、高速鉄道を利用した輸送に切り替え、少しでも何らかの形で人手不足解消につながればいいと思います。

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