今年も運行されたキハ183系「ふらの・びえい号」
臨時列車 - 2019年08月18日 (日)
先日で今夏の営業運転を終えた「ふらの・びえい号」を紹介したいと思います。
同列車が設定された理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」で混雑が予想されるためです。ノロッコ号は指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、ノロッコ号を救済するために設定されました。
今年は昨年に亡くなった管理者の世話になった方の一周忌と旭川への所用、富良野方面の臨時列車を撮影しに計4回ほど撮影できました。

まずは旭川に行った際、富良野線の西瑞穂駅付近の踏切で撮影した「ふらの・びえい号」です。

2枚目の写真は、富良野線の西中駅付近の踏切で撮影した「ふらの・びえい号」です。

富良野駅前にある跨線橋からも撮影してみました。富良野駅入線のため、ポイント(線路の切り替え部分)を通過していく「ふらの・びえい号」です。

昨年と同様、クリスタルエクスプレスとの並びもパシャり。まさか同車が引退してしまうとは撮影時は思いもしませんでした。昨年と今年のみ見られた光景でした。この光景はもう見れませんね。

そして中富良野駅でも撮影しました。この日はノロッコ号メインで行動しましたが、とりあえず、同駅で旭川方面へ引き返す「ふらの・びえい号」を撮影しました。

同駅で富良野方面へ向かう普通列車を待つため、停車時間が少し設けられています。普通列車が来る前に「ふらの・びえい号」をどどーん!と真正面から。

富良野方面への普通列車が発車した直後に、「ふらの・びえい号」も旭川方面へ向けて引き返していきます。


最後に、ヘッドマークと行先表示を。今年もシールタイプのものでした。
編成は以下のとおりでした。
<富良野⇔旭川:キハ183系>
上記の3両編成でした。いずれも苗穂運転所(札ナホ)所属車でした。
編成を見ていると、2016年3月ダイヤ改正までの特急「サロベツ」の所定編成を思い出します。同ダイヤ改正以降、所定の編成は札幌方にスラントノーズ車が連結されるようになり、この編成は車両の差し替え等を除いて見られなくなりました。近年は「ふらの・びえい号」のほかに、特急「ニセコ号」といった臨時列車がキハ183系一般車による3両編成で運行されるようになり、かつてのキハ183系の「サロベツ」に近いような編成で運行されています。
旭川方に連結されていた「キハ183-1501」は、元々は「サロベツ」用として生まれた車両ですが、昨今は今回のような臨時用で使用が目立ちます。稀に「オホーツク」・「大雪」の札幌・網走方先頭車として連結されることがありますが、自由席の定員数が少なくなってしまう関係で、常日頃確認できるわけではありません。
過去に実施した方面別・列車別の改造が、昨今では活躍の幅を狭める事態になっています。当ブログで何度も記載してきたことですが、後継となるキハ261系では、こうした方面別・列車別の改造は絶対に実施してはなりません。
話題は「ふらの・びえい号」に戻りますが、同列車は特急列車用のキハ183系を使用するにも関わらず、乗車券のみで乗車することができるおトクな列車です。
昨年は快速列車としての扱いでしたが、今年は普通列車の扱いに変更されていました。先行する「富良野・美瑛ノロッコ号」も元々の種別が普通列車であることから、これに合わせたものと推測します。ヘッドマークや行先表示では、昨年と比較すると、快速の文字が消されてよりシンプルなものになっていました。
2年連続設定されたので、同列車も夏季の臨時列車のレギュラー入りを果たしたとみていいのではないでしょうか?あくまでノロッコ号を救済する役割のため、車内は混雑することはありませんが、それでも富良野方面の観光列車として一役買うでしょう。
今となっては希少なキハ183系一般車が使用される列車だけに、来年度以降の設定も期待しましょう。
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同列車が設定された理由は、7月のラベンダー最盛期に「富良野・美瑛ノロッコ1号」と「富良野・美瑛ノロッコ2号」で混雑が予想されるためです。ノロッコ号は指定席が1両、自由席が2両の設定ですが、この自由席の混雑緩和を図るべく、ノロッコ号を救済するために設定されました。
今年は昨年に亡くなった管理者の世話になった方の一周忌と旭川への所用、富良野方面の臨時列車を撮影しに計4回ほど撮影できました。

まずは旭川に行った際、富良野線の西瑞穂駅付近の踏切で撮影した「ふらの・びえい号」です。

2枚目の写真は、富良野線の西中駅付近の踏切で撮影した「ふらの・びえい号」です。

富良野駅前にある跨線橋からも撮影してみました。富良野駅入線のため、ポイント(線路の切り替え部分)を通過していく「ふらの・びえい号」です。

昨年と同様、クリスタルエクスプレスとの並びもパシャり。まさか同車が引退してしまうとは撮影時は思いもしませんでした。昨年と今年のみ見られた光景でした。この光景はもう見れませんね。

そして中富良野駅でも撮影しました。この日はノロッコ号メインで行動しましたが、とりあえず、同駅で旭川方面へ引き返す「ふらの・びえい号」を撮影しました。

同駅で富良野方面へ向かう普通列車を待つため、停車時間が少し設けられています。普通列車が来る前に「ふらの・びえい号」をどどーん!と真正面から。

富良野方面への普通列車が発車した直後に、「ふらの・びえい号」も旭川方面へ向けて引き返していきます。


最後に、ヘッドマークと行先表示を。今年もシールタイプのものでした。
編成は以下のとおりでした。
<富良野⇔旭川:キハ183系>
キハ183-1555 | キハ182-507 | キハ183-1501 |
上記の3両編成でした。いずれも苗穂運転所(札ナホ)所属車でした。
編成を見ていると、2016年3月ダイヤ改正までの特急「サロベツ」の所定編成を思い出します。同ダイヤ改正以降、所定の編成は札幌方にスラントノーズ車が連結されるようになり、この編成は車両の差し替え等を除いて見られなくなりました。近年は「ふらの・びえい号」のほかに、特急「ニセコ号」といった臨時列車がキハ183系一般車による3両編成で運行されるようになり、かつてのキハ183系の「サロベツ」に近いような編成で運行されています。
旭川方に連結されていた「キハ183-1501」は、元々は「サロベツ」用として生まれた車両ですが、昨今は今回のような臨時用で使用が目立ちます。稀に「オホーツク」・「大雪」の札幌・網走方先頭車として連結されることがありますが、自由席の定員数が少なくなってしまう関係で、常日頃確認できるわけではありません。
過去に実施した方面別・列車別の改造が、昨今では活躍の幅を狭める事態になっています。当ブログで何度も記載してきたことですが、後継となるキハ261系では、こうした方面別・列車別の改造は絶対に実施してはなりません。
話題は「ふらの・びえい号」に戻りますが、同列車は特急列車用のキハ183系を使用するにも関わらず、乗車券のみで乗車することができるおトクな列車です。
昨年は快速列車としての扱いでしたが、今年は普通列車の扱いに変更されていました。先行する「富良野・美瑛ノロッコ号」も元々の種別が普通列車であることから、これに合わせたものと推測します。ヘッドマークや行先表示では、昨年と比較すると、快速の文字が消されてよりシンプルなものになっていました。
2年連続設定されたので、同列車も夏季の臨時列車のレギュラー入りを果たしたとみていいのではないでしょうか?あくまでノロッコ号を救済する役割のため、車内は混雑することはありませんが、それでも富良野方面の観光列車として一役買うでしょう。
今となっては希少なキハ183系一般車が使用される列車だけに、来年度以降の設定も期待しましょう。
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