【8月24日・25日運行】キハ283系充当の臨時「北斗91号」レポート&おまけ
臨時列車 - 2019年09月05日 (木)
8月24日と25日に運行された臨時「北斗91号」についてです。

新札幌駅直結の商業施設から同駅入線直前の様子を撮影してみました。
編成は以下のとおりでした。
<函館⇔札幌:キハ283系>
上記の4両編成でした。
4両とも札幌運転所(札サウ)所属車が使用されました。
お盆輸送期間中の編成と比べると、札幌方先頭車が入れ替えられており、それ以外は同じ車両が使用されました。
<<おまけ>>
実はお盆輸送期間中に臨時「北斗84号」を撮影したまま紹介するのを忘れていました。


臨時「北斗91号」は一年のうち多く設定されますが、臨時「北斗84号」については、近年は繁忙期輸送期間中のみの運行が多く、なかなか撮影する機会がありません。
当日は札幌圏は大雨で、その中で新札幌駅停車中の様子を撮影しました。編成は短いですが、雨の中のキハ283系もなかなかカッコいいですね。
この際に運行された編成は以下のとおりです。
<函館⇔札幌:キハ283系>
上記の4両編成でした。こちらも同じく札幌運転所(札サウ)所属車による編成でした。
キハ283系の話題から逸れてしまいますが、キハ261系1000番台の今年度に増備された車両が新たに札幌運転所の配置となりました。先日石勝線で試運転が実施されたということで、キハ283系が活躍している釧路方面にもついにキハ261系が投入される可能性も高まってきました。
その後の増備車の動向次第ですが、今回紹介しているキハ283系による臨時の「北斗」も見られなくなる可能性も否定できません。というのも、今年度の増備車が札幌運転所に一括配置され、「スーパーおおぞら」として使用されることになる場合、札幌運転所所属車が受け持つ3往復(2運用)から置き換えられる可能性が高く、置き換えられて余剰となる状態の良い車両のみを釧路運輸車両所(釧クシ)に転属させ、残り3往復の「スーパーおおぞら」をキハ283系として引き続き充当するのではないでしょうか?
こうすることで、集中的に多くの車両を配置することで運用の効率化や車両メンテナンス向上が大いに図られます。仮に札幌車と釧路車で双方で1運用ずつキハ261系化する場合は現時点で非効率だということは言うまでもありません。
その理由は、例えば、釧路車に対しても予備のキハ261系を確保しなければならなくなります。キハ261系が1年に増備できるのは20両前後であり、仮に既存の車両の一部を転属&有効活用するにしても、札幌運転所には1両単位で使用できる1300番台の増結用中間車を多く持たないため、常時増結用中間車を使用することになると推測する「スーパーおおぞら」充当に際し、1箇所に集中的に車両を配置した体制の方が、昨今の車両の置き換えの移行時期においては、車両繰りがしやすくなることは言うまでもありません。
一部の方からコメントをいただいていますが、キハ183系の当初の撤退が2020年度末になっているようです。このスケジュールが変更されていなければ、2021年3月末まではキハ183系は撤退せず、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」で引き続き使用されることになります。そうなると、最新のキハ261系の投入先は車両の在籍・配置場所から、残された釧路方面しかありません。
ちなみに函館方面については、キハ281系が3往復残っていますが、こちらも将来的に置き換えられるものの、2022年度に予定されており、まだまだ置き換え段階ではありません。また、「スーパー北斗」で使用するキハ261系は函館運輸所(函ハコ)に配置されているため、キハ281系を置き換える際も函館運輸所にキハ261系を配置しなければ、車両繰りや運用効率が悪くなります。1箇所に車両を集中的に配置することで、予備車両も多く確保する必要がなくなり、結果的に車両の保有数を減らせる利点が生まれます。
これらの理由から、管理者はキハ283系が車両を整理したうえで釧路に集中的に配置になるのであれば、札幌車を使用して運行されてきた臨時「北斗84号」や臨時「北斗91号」などのように、臨時の「北斗」にキハ283系が充当することはおろか、キハ283系の函館方面の入線も団体・臨時列車などのよほどのことがない限りは入線することもなくなると推測します。現在は臨時「北斗91号」を中心に運行する回数が多く、見慣れた列車になっていますが、新製されたキハ261系の動向によっては臨時の「北斗」の使用も突如なくなる可能性も否定できません。
ということで、動向が正式に発表されているわけではありませんが、時間の許す限り、記録しておきたい列車ですね。
ちなみに、9月の運転も始まっており、以下のとおりとなっています。
【臨時「北斗91号」】
<運転日>
9月2日・3日・5日~7日・14日~16日・21日~23日
<運行時刻>
【編成・使用車両】
<函館⇔札幌:キハ283系4両編成>
上記のとおりとなります。
指定席と自由席の位置については、これまでの運行実績から判断しています。
車両はお馴染みのキハ283系による4両編成です。9月4日(水)については(もう過ぎてしまいましたが)、上述の運行時刻は赤字欄のものに変更されます。
当日はJR東日本の周遊型寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」が北海道に乗り入れる関係で道南方面の一部停車駅で時刻が変更されています。同列車が運行される際は、以前は新函館北斗駅で臨時「北斗91号」が数分停車していましたが、今年度の運行から改められており、仁山駅で交換が実施されるものと予想しています。昨年度と比較すると、大沼公園駅以北の各停車駅で時刻変更が生じる駅が少なくなっているようです。
お盆も過ぎ、臨時「北斗91号」が夕方に札幌に到着するといえど、昨今は日没の時刻が次第に早まり、徐々に今シーズンの札幌圏での撮影も徐々に難しくなってくる時期になりました。管理者も撮影したいところですが、週末を中心に遠出する関係で9月の記録はおあずけになりそうです。
また10月以降に運行される際があれば記録したいと思います。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

新札幌駅直結の商業施設から同駅入線直前の様子を撮影してみました。
編成は以下のとおりでした。
<函館⇔札幌:キハ283系>
キハ283-2 | キハ282-108 | キハ282-2006 | キハ283-20 |
上記の4両編成でした。
4両とも札幌運転所(札サウ)所属車が使用されました。
お盆輸送期間中の編成と比べると、札幌方先頭車が入れ替えられており、それ以外は同じ車両が使用されました。
<<おまけ>>
実はお盆輸送期間中に臨時「北斗84号」を撮影したまま紹介するのを忘れていました。


臨時「北斗91号」は一年のうち多く設定されますが、臨時「北斗84号」については、近年は繁忙期輸送期間中のみの運行が多く、なかなか撮影する機会がありません。
当日は札幌圏は大雨で、その中で新札幌駅停車中の様子を撮影しました。編成は短いですが、雨の中のキハ283系もなかなかカッコいいですね。
この際に運行された編成は以下のとおりです。
<函館⇔札幌:キハ283系>
キハ283-2 | キハ282-108 | キハ282-2006 | キハ283-8 |
上記の4両編成でした。こちらも同じく札幌運転所(札サウ)所属車による編成でした。
キハ283系の話題から逸れてしまいますが、キハ261系1000番台の今年度に増備された車両が新たに札幌運転所の配置となりました。先日石勝線で試運転が実施されたということで、キハ283系が活躍している釧路方面にもついにキハ261系が投入される可能性も高まってきました。
その後の増備車の動向次第ですが、今回紹介しているキハ283系による臨時の「北斗」も見られなくなる可能性も否定できません。というのも、今年度の増備車が札幌運転所に一括配置され、「スーパーおおぞら」として使用されることになる場合、札幌運転所所属車が受け持つ3往復(2運用)から置き換えられる可能性が高く、置き換えられて余剰となる状態の良い車両のみを釧路運輸車両所(釧クシ)に転属させ、残り3往復の「スーパーおおぞら」をキハ283系として引き続き充当するのではないでしょうか?
こうすることで、集中的に多くの車両を配置することで運用の効率化や車両メンテナンス向上が大いに図られます。仮に札幌車と釧路車で双方で1運用ずつキハ261系化する場合は現時点で非効率だということは言うまでもありません。
その理由は、例えば、釧路車に対しても予備のキハ261系を確保しなければならなくなります。キハ261系が1年に増備できるのは20両前後であり、仮に既存の車両の一部を転属&有効活用するにしても、札幌運転所には1両単位で使用できる1300番台の増結用中間車を多く持たないため、常時増結用中間車を使用することになると推測する「スーパーおおぞら」充当に際し、1箇所に集中的に車両を配置した体制の方が、昨今の車両の置き換えの移行時期においては、車両繰りがしやすくなることは言うまでもありません。
一部の方からコメントをいただいていますが、キハ183系の当初の撤退が2020年度末になっているようです。このスケジュールが変更されていなければ、2021年3月末まではキハ183系は撤退せず、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」で引き続き使用されることになります。そうなると、最新のキハ261系の投入先は車両の在籍・配置場所から、残された釧路方面しかありません。
ちなみに函館方面については、キハ281系が3往復残っていますが、こちらも将来的に置き換えられるものの、2022年度に予定されており、まだまだ置き換え段階ではありません。また、「スーパー北斗」で使用するキハ261系は函館運輸所(函ハコ)に配置されているため、キハ281系を置き換える際も函館運輸所にキハ261系を配置しなければ、車両繰りや運用効率が悪くなります。1箇所に車両を集中的に配置することで、予備車両も多く確保する必要がなくなり、結果的に車両の保有数を減らせる利点が生まれます。
これらの理由から、管理者はキハ283系が車両を整理したうえで釧路に集中的に配置になるのであれば、札幌車を使用して運行されてきた臨時「北斗84号」や臨時「北斗91号」などのように、臨時の「北斗」にキハ283系が充当することはおろか、キハ283系の函館方面の入線も団体・臨時列車などのよほどのことがない限りは入線することもなくなると推測します。現在は臨時「北斗91号」を中心に運行する回数が多く、見慣れた列車になっていますが、新製されたキハ261系の動向によっては臨時の「北斗」の使用も突如なくなる可能性も否定できません。
ということで、動向が正式に発表されているわけではありませんが、時間の許す限り、記録しておきたい列車ですね。
ちなみに、9月の運転も始まっており、以下のとおりとなっています。
【臨時「北斗91号」】
<運転日>
9月2日・3日・5日~7日・14日~16日・21日~23日
<運行時刻>
・・ | 臨時「北斗91号」 | |
函館 | 12:45 | 12:45 |
五稜郭 | 12:51 | 12:51 |
新函館北斗 | 13:08 | 13:07 |
大沼公園 | 13:20 | 13:21 |
森 | 13:39 | 13:40 |
八雲 | 14:02 | 14:02 |
長万部 | 14:24 | 14:24 |
洞爺 | 14:51 | 14:51 |
伊達紋別 | 15:02 | 15:02 |
東室蘭 | 15:26 | 15:26 |
登別 | 15:39 | 15:39 |
苫小牧 | 16:06 | 16:06 |
南千歳 | 16:24 | 16:24 |
新札幌 | 16:46 | 16:46 |
札幌(着) | 16:56 | 16:56 |
【編成・使用車両】
<函館⇔札幌:キハ283系4両編成>
1号車:指定席 | 2号車:指定席 | 3号車:指定席 | 4号車:自由席 |
上記のとおりとなります。
指定席と自由席の位置については、これまでの運行実績から判断しています。
車両はお馴染みのキハ283系による4両編成です。9月4日(水)については(もう過ぎてしまいましたが)、上述の運行時刻は赤字欄のものに変更されます。
当日はJR東日本の周遊型寝台列車「TRAIN SUITE 四季島」が北海道に乗り入れる関係で道南方面の一部停車駅で時刻が変更されています。同列車が運行される際は、以前は新函館北斗駅で臨時「北斗91号」が数分停車していましたが、今年度の運行から改められており、仁山駅で交換が実施されるものと予想しています。昨年度と比較すると、大沼公園駅以北の各停車駅で時刻変更が生じる駅が少なくなっているようです。
お盆も過ぎ、臨時「北斗91号」が夕方に札幌に到着するといえど、昨今は日没の時刻が次第に早まり、徐々に今シーズンの札幌圏での撮影も徐々に難しくなってくる時期になりました。管理者も撮影したいところですが、週末を中心に遠出する関係で9月の記録はおあずけになりそうです。
また10月以降に運行される際があれば記録したいと思います。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
今秋も運行された特急「ニセコ号」 2019/09/20
-
【8月24日・25日運行】キハ283系充当の臨時「北斗91号」レポート&おまけ 2019/09/05
-
キハ183系による特急「ニセコ号」まもなく運行開始!! 2019/08/28
-