生まれ変わりつつある白老駅
駅 - 2019年11月28日 (木)
11月上旬に白老まで行ってきました。


2020年4月24日からウポポイ(民族共生象徴空間)の開業により、これに合わせて札幌~函館間の特急列車も停車するようになります。ちょうど駅の改装中の様子も見られると思い、「すずらん」に乗って行ってきました。


駅前は改修工事の真っただ中でした。


ウポポイ開設に向けて、白老駅では駅のバリアフリー化に伴う改修が進められています。そのほか、乗り換え跨線橋や階段を新たに新設し、改札内エレベーターを新設し、駅舎内も自動ドアの新設やLEDによる列車発車案内標が新たに設置されます。
駅前広場全体も生まれ変わるため、駅前の交差点から大規模に改修工事が進められていました。


駅舎内の様子です。

それでは改札内の様子を確認していきましょう。
駅ホームと線路を跨ぐように自由通路が新たに設けられます。苗穂駅と同様、自由通路が供用開始となれば、現在使われている人道橋は廃止されるかもしれませんね。


写真は2番線側から撮影していますが、白老駅は駅舎側の東室蘭・函館方面が1番線、苫小牧・札幌方面が2番線です。その間に函館方面へ向かう貨物列車用の待避線が1本あり、2番線とホームを挟んで3番線がある2面3線の地上駅です。


普通列車が特急列車の待避に使っていた3番線も線路が錆びれ、駅改修工事に伴い、一部レールが撤去されていました。時刻表を確認すると、現在は白老駅で札幌方面の列車で待避する列車はなく、列車の待避を行う際は竹浦駅や萩野駅を使用する場合が多いようです。ネットで調べていると、10年前には普通列車が特急「すずらん3号」(当時)の待避に使用されている様子の写真が確認されましたが、それ以外はほとんど検索できず、待避設備があったにも関わらず、レールの錆具合からほとんど使用されていなかった状況が伺えます。


現在、白老駅に停車する特急列車は札幌~東室蘭・室蘭間の「すずらん」6往復のみで、札幌~函館間の「スーパー北斗」及び、繁忙期を中心に設定される臨時の「北斗」は全て通過しています。


2020年春からこの運行体系に変更が生じ、ウポポイの開業により、新たに札幌~函館間の定期特急列車24本中19本が白老駅に停車するようになります。
具体的なダイヤやどの列車が対象なのかは不明ですが、札幌方面や函館方面からキハ261系に乗って白老へ、または白老から函館方面へ乗り換えなしで結ばれるようになります。
おそらく、ウポポイの営業時間に合わせて停車列車が設定されるようになるでしょう。現行の「スーパー北斗」では似たような駅として大沼公園駅があり、早朝や深夜の列車は同駅を通過しています。白老駅もそのような措置がとられると思われ、例えば、運行時間帯や現在の通過時刻が極端に早い特急「スーパー北斗2号」(改正後は特急「北斗2号」か?)などは引き続き同駅を通過するでしょう。営業時間を終了しても従業員の通勤用の列車として早朝と深夜も一部列車が停車すると予想しています。
営業時間を調べてみると、4月のオープンからお盆明けあたりまでは9時~20時で、9月から冬季間は18時や17時で終了します。このことから、午前中は9時前後の「スーパー北斗」(北斗)から、夜は20時前後あたりまでの「スーパー北斗」(北斗)が停車するようになるのではないでしょうか?
ということで、管理者は函館方面が特急「スーパー北斗2号」(北斗2号)、特急「スーパー北斗4号」(北斗4号)、特急「スーパー北斗24号」(北斗24号)、札幌方面が特急「スーパー北斗21号」(北斗21号)、特急「スーパー北斗23号」(北斗23号)の計5本が通過になると予想しますが、果たしてどうなるのでしょうか?

また、白老駅ではキハ261系の最大10両編成に対応すべく、ホームの延伸工事を行っています。函館方面の1番線ホームはまだ確認できませんでしたが、札幌方面の2番線ホームは延伸工事が既に実施されていました。


白老駅から徒歩10分ほどでウポポイ(民族共生象徴空間)に到着します。建物も外装は既に完成しているものもあります。
白老といえば、のどかなまちなみが管理者としては印象的でしたが、急に周辺景観にそぐわない迫力あるドーム型の建物や窓1つない宗教施設を思わせるような迫力ある建物は、訪問した時間が日没が迫っていたこともあり、なんとも不気味な印象しかありませんでした。

これら建物が立地されている場所がちょうど白老駅の東側にある小沼通り踏切の場所です。当該踏切は9月から拡幅工事に伴い、通行止めとなっています。訪問したのは11月上旬でしたが、まだ室蘭ナンバーの車が通行止めを知らなかったり、気づかなかったりして迂回を余儀なくされていました。もし通行予定の方がおりましたら、来年3月下旬頃まで通行止めとなる予定なので、注意が必要です。
来年から札幌~函館間の特急列車が停車するようになる白老駅について紹介しました。ウポポイの開業によって白老がどのように変わるのか予想もできませんが、これまでの白老を維持しつつ、ウポポイ(民族共生象徴空間)が白老の地で調和していくことを期待しましょう。
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2020年4月24日からウポポイ(民族共生象徴空間)の開業により、これに合わせて札幌~函館間の特急列車も停車するようになります。ちょうど駅の改装中の様子も見られると思い、「すずらん」に乗って行ってきました。


駅前は改修工事の真っただ中でした。


ウポポイ開設に向けて、白老駅では駅のバリアフリー化に伴う改修が進められています。そのほか、乗り換え跨線橋や階段を新たに新設し、改札内エレベーターを新設し、駅舎内も自動ドアの新設やLEDによる列車発車案内標が新たに設置されます。
駅前広場全体も生まれ変わるため、駅前の交差点から大規模に改修工事が進められていました。


駅舎内の様子です。

それでは改札内の様子を確認していきましょう。
駅ホームと線路を跨ぐように自由通路が新たに設けられます。苗穂駅と同様、自由通路が供用開始となれば、現在使われている人道橋は廃止されるかもしれませんね。


写真は2番線側から撮影していますが、白老駅は駅舎側の東室蘭・函館方面が1番線、苫小牧・札幌方面が2番線です。その間に函館方面へ向かう貨物列車用の待避線が1本あり、2番線とホームを挟んで3番線がある2面3線の地上駅です。


普通列車が特急列車の待避に使っていた3番線も線路が錆びれ、駅改修工事に伴い、一部レールが撤去されていました。時刻表を確認すると、現在は白老駅で札幌方面の列車で待避する列車はなく、列車の待避を行う際は竹浦駅や萩野駅を使用する場合が多いようです。ネットで調べていると、10年前には普通列車が特急「すずらん3号」(当時)の待避に使用されている様子の写真が確認されましたが、それ以外はほとんど検索できず、待避設備があったにも関わらず、レールの錆具合からほとんど使用されていなかった状況が伺えます。


現在、白老駅に停車する特急列車は札幌~東室蘭・室蘭間の「すずらん」6往復のみで、札幌~函館間の「スーパー北斗」及び、繁忙期を中心に設定される臨時の「北斗」は全て通過しています。


2020年春からこの運行体系に変更が生じ、ウポポイの開業により、新たに札幌~函館間の定期特急列車24本中19本が白老駅に停車するようになります。
具体的なダイヤやどの列車が対象なのかは不明ですが、札幌方面や函館方面からキハ261系に乗って白老へ、または白老から函館方面へ乗り換えなしで結ばれるようになります。
おそらく、ウポポイの営業時間に合わせて停車列車が設定されるようになるでしょう。現行の「スーパー北斗」では似たような駅として大沼公園駅があり、早朝や深夜の列車は同駅を通過しています。白老駅もそのような措置がとられると思われ、例えば、運行時間帯や現在の通過時刻が極端に早い特急「スーパー北斗2号」(改正後は特急「北斗2号」か?)などは引き続き同駅を通過するでしょう。営業時間を終了しても従業員の通勤用の列車として早朝と深夜も一部列車が停車すると予想しています。
営業時間を調べてみると、4月のオープンからお盆明けあたりまでは9時~20時で、9月から冬季間は18時や17時で終了します。このことから、午前中は9時前後の「スーパー北斗」(北斗)から、夜は20時前後あたりまでの「スーパー北斗」(北斗)が停車するようになるのではないでしょうか?
ということで、管理者は函館方面が特急「スーパー北斗2号」(北斗2号)、特急「スーパー北斗4号」(北斗4号)、特急「スーパー北斗24号」(北斗24号)、札幌方面が特急「スーパー北斗21号」(北斗21号)、特急「スーパー北斗23号」(北斗23号)の計5本が通過になると予想しますが、果たしてどうなるのでしょうか?

また、白老駅ではキハ261系の最大10両編成に対応すべく、ホームの延伸工事を行っています。函館方面の1番線ホームはまだ確認できませんでしたが、札幌方面の2番線ホームは延伸工事が既に実施されていました。


白老駅から徒歩10分ほどでウポポイ(民族共生象徴空間)に到着します。建物も外装は既に完成しているものもあります。
白老といえば、のどかなまちなみが管理者としては印象的でしたが、急に周辺景観にそぐわない迫力あるドーム型の建物や窓1つない宗教施設を思わせるような迫力ある建物は、訪問した時間が日没が迫っていたこともあり、なんとも不気味な印象しかありませんでした。

これら建物が立地されている場所がちょうど白老駅の東側にある小沼通り踏切の場所です。当該踏切は9月から拡幅工事に伴い、通行止めとなっています。訪問したのは11月上旬でしたが、まだ室蘭ナンバーの車が通行止めを知らなかったり、気づかなかったりして迂回を余儀なくされていました。もし通行予定の方がおりましたら、来年3月下旬頃まで通行止めとなる予定なので、注意が必要です。
来年から札幌~函館間の特急列車が停車するようになる白老駅について紹介しました。ウポポイの開業によって白老がどのように変わるのか予想もできませんが、これまでの白老を維持しつつ、ウポポイ(民族共生象徴空間)が白老の地で調和していくことを期待しましょう。
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