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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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早速今冬も始まった789系1000番台の特急「ライラック」代走

今冬も悪い風物詩がやってきました。

12月に入り、札幌圏もようやく積雪が確認される中、「ライラック」に使用する789系0番台で車両不具合が発生し、789系1000番台で代走しました。



789系0番台は2017年3月ダイヤ改正で一部の785系の置き換え及び、網走・稚内方面の一部特急列車の運行区間縮小に伴い、青函圏から道央圏へ転用されました。北海道の特急電車ということで積雪が比較的少ない道南から豪雪地帯の道央圏に転用しても全く問題ないかと思われましたが、冬季を中心に車両トラブルに見舞われ、「臨時特急」として「ライラック」と同時刻に789系1000番台が代走していました。

引き続き今冬も早速車両トラブルが発生し、789系1000番台による代走が実施されました。

車両不具合が発生したのは、12月3日の特急「ライラック25号」となる編成です。当該運用は、特急「ライラック18号」で札幌駅到着後、同25号まで札幌運転所(札サウ)で待機します。その間に車両不具合が発生したようで、一部列車の運休や運用変更が発生したようです。

情報を探していると、789系0番台については、通常特急「ライラック27号」として使用する車両を、特急「ライラック26号」札幌駅到着後すぐに特急「ライラック25号」として数分遅れで札幌駅を出発したようです。なぜそのような無理な運用を組んだかというと、同25号は旭川駅で特急「大雪3号」と接続するためです。

すると、本来の同27号に充当する編成がなくなるため、特急「すずらん7号」にちょうど789系1000番台を使用していたので、それを同27号として充当し、通常折り返しとなるはずだった特急「すずらん8号」と特急「すずらん11号」が運休となりました。

そして、さらに情報を探していると、特急「ライラック38号」と特急「ライラック39号」に789系1000番台が充当されたことから、旭川駅でも運用変更があったものと推測しています。

789系1000番台が充当していた特急「ライラック27号」は、旭川駅到着後にすぐに特急「ライラック38号」として札幌へ引き返し、最終的に特急「ライラック39号」として旭川運転所(旭アサ)滞泊になりました。

これで一時運用変更が生じた当日の特急「ライラック27号」として充当される予定だった編成は、運用どおりに最終的に特急「ライラック48号」として札幌に戻ってこられたことでしょう。

そして、翌4日は特急「ライラック2号」から運用に入り、最終的に特急「ライラック48号」として札幌に戻りました。







4日撮影分です。以前のように「臨時特急」として「臨時」のヘッドマークを表示せず、正式に「ライラック」の代走列車となりました。ヘッドマークも789系0番台「ライラック」と同一のものが使用されています。

代走を担当したのはHL-1001編成でした。

先日お伝えしたとおり、今年度から「ライラック」代走の789系1000番台にも変化がみられ、従来の「臨時特急」ではなく、「ライラック」として代走するようになりました。

789系1000番台で代走する際、編成が異なります。所定の編成では、指定席は所定の1号車(グリーン席含む)と2号車で、自由席が3号車~6号車(旭川駅接続列車がない場合)となります。代走の際は同区間を運行する「カムイ」と同様、指定席は4号車(uシート)で、それ以外の1号車~3号車、5号車が自由席となります。代走のため、指定席も事前予約制ではなく、乗車後に車掌からの販売となり、グリーン席はもちろん、指定席も座席数が少なくなるので、指定席が従来から満席だった場合は確実に到着駅での払い戻しを余儀なくされていました。

そこで、「臨時特急」から正式に「ライラック」に変更したことで、通常自由席として使用する1号車と2号車を指定席に変更し、指定席として使用する4号車(uシート)を自由席に変更することで、編成両数やグリーン席の有無は引き続き生じますが、極力所定の789系0番台に合わせた編成とすることで、到着駅での払い戻し対応の負担を少なくする措置がとられているようです。

指定席(uシート)を自由席とすることで勿体ない印象を受けますが、あくまで各停車駅における作業の効率化を図ったものです。目的地に到着後、払い戻しで一人一人対応し、そこで時間を要してしまえば話になりません。利用客の負担が増えるだけです。

代走はいわば緊急事態であり、まずは車両の設備やグレードよりも代走という緊急時による利用者への負担をいかに減らせるかが優先事項です。

今回もこうした緊急事態に運用変更を行い、札幌~旭川間の特急列車の運休を回避したことは評価できますが、一方で札幌~旭川間を優先し、札幌~室蘭間の「すずらん」1往復を切り捨てた措置は否めません。

このような措置をとった以上、「すずらん」はそれほどJR北海道にとっても重要な列車ではないという見方もできます。来春から札幌~函館間の特急列車が白老駅に停車拡大となれば、その重要性・必要性がまずます薄れることでしょう。

緊急時における札幌~旭川間の対応はできているようですが、一部列車を犠牲にする措置が講じられた以上、課題はまだまだあります。そもそも789系0番台の冬季における車両故障を早く解決しなければなりません。

そのような中で、どんな厳しい条件下でも故障しない789系1000番台は無敵の特急電車です。冬季は壊れない「カムイ」の方が安心かもしれませんね。










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コメント
8758: by 薩摩牟礼 on 2019/12/06 at 15:19:33

こんにちは。
いつも記事を拝読させて頂いております。

九州の人間は、【北海道=極寒】のイメージがあるのですが、実際は道南・道央・道北で寒さの度合いや雪質が違うんですね。

さて、0番台ですが、設計・製造の際に、道央転用を想定していなかったのでしょうか?
管理人様が常々ご提言されてる、柔軟性の無い261系0番台のような少数派・183系400番台のような異端派を作る会社ですから、目先のコストだけを考えて、後の事は後で考えよう体質なのかも知れませんね。
それが利用者に負担を強いてしまっている訳で・・・

代替運休させられてしまったすずらんですが、当地九州ではきらめきがそれに当たります。
現在は朝夕のみで日中の運行はなくなりましたが、九州新幹線が不通になった際などは、きらめきを全便運休させて空いた787系を博多~熊本の臨時特急に充てたりしておりました。
きらめき運転区間には、ソニックが毎時2本・快速が毎時2~3本走っているので、重要な列車では無いようです。

これから冬本番を迎えますが、789系0番台はもとより、管理人様におかれましても、充分ご自愛下さい。

これからも記事を楽しみにしておりますね。

8760:車体塗装からして・・・ by s-kamui on 2019/12/06 at 16:22:39

1000番台の方がライラックのマークとよく調和しますね!

92年の千歳空港移転時からこのマークが使用されてからこの方、国鉄時代と異なるライラックの現行のマーク印象は今日の北海道の鉄道事情に溶け込んでいることでしょう。

8762: by 管理人 on 2019/12/07 at 01:03:01

>>「薩摩牟礼」さん、コメントありがとうございます。

お久しぶりです。

北海道=雪というイメージを持たれるかもしれませんが、実際は道南は雪はあまり降りません。北東北よりも雪の量は少ないのではないでしょうか?

元々道央圏転用を視野に乗降扉も2箇所に増設できる構造で登場していたはずです。それでも、140km/h運転や青函トンネル内という湿度が比較的高い中で使用されていた影響からか、北海道の車両とは思えない冬季に弱い車両になってしまいました。

九州の「きらめき」は九州新幹線鹿児島ルート全線開業時に「有明」の代替として一時本数が増えましたが、すぐに本数が削減されましたね。現在は日中は走っていませんが、北海道の「すずらん」同様、走行する区間にメインの速達型の特急(ソニック)があり、それを補完する列車になっている印象があります。北海道でいう「スーパー北斗」と「すずらん」ですね。

新幹線が運休した場合の代替として「きらめき」が犠牲になっていることは初めて耳にしました。やはり現地在住の方でなければ、知らない話題もたくさんあり、管理者もまた1つ知識が増え、感謝する次第です。ありがとうございます。

「ソニック」のように1時間に2本程度設定され、「きらめき」も通勤特急として存在を割り切ってしまえば、運休してもある程度カバーできると思いますが、「スーパー北斗」は「ソニック」ほど本数は多くなく、「スーパー北斗」が全て通過する主要駅に「すずらん」は停車しますから、その影響は少なからずあります。後続の「スーパー北斗」と普通列車で代替できるとしても、1駅は30分、それ以外はだいたい1時間程度到着が遅れます。

「スーパーカムイ」時代のように、車両が完全に統一していれば、今回のような緊急事態も難なく対応できたと思いますが、運用を完全に分け、冬季に弱い車両を転用したからこそ、一部列車を犠牲にせざるを得ない状況になったと思います。

北海道の電車特急は車両はほぼ789系に揃えられ、車齢も0番台と1000番台で似たような感じになっています。今後は1つの新型車両で双方を置き換え、再度完全な車両の共通化を図り、今回のような緊急時にも難なく対応できる冬季に強い車両が望まれます。

今後は北海道も厳冬期に入ります。インフルエンザも例年より流行が早いようで、より一層健康管理に気をつける次第です。体調に気をつけながらマイペースにブログを更新していく次第です。

薩摩牟礼様もお体には十分お気をつけください。今後も引き続きよろしくお願い申し上げます。

同じ内容のコメントが2件投稿されていたので、片方は削除させていただきますね。

8763: by 管理人 on 2019/12/07 at 01:09:28

>>「s-kamui」さん、コメントありがとうございます。

0番台は周り(先頭部など)が色が強いので、外見が地味な1000番台の方がヘッドマークはより目立つかもしれません。見慣れていないこともあり、後者の方が新鮮に見えますね。

管理者としては紫色だと「すずらん」では特に毒々しい印象があり、もう少し明るい配色にしてくれると、よりいい印象が受けられると思います。旧ヘッドマークの方がやさしい印象があり、管理者も旧ヘッドマークは好きです。

正直なところ、もう少しデザインで何らかの工夫がほしいです。

8764: by ゆきむし on 2019/12/07 at 01:50:13 (コメント編集)

0番台(形式は100,200番ですが)は道央転用を設計当時から考えられていたとしても、最初の導入地である多湿な青函トンネル通過対応を優先した結果でしょうかね。
785系もダウンしたときは781系で代走したことありましたが、0番台は回数が多いような気がします。
転用改造に時間がかけられなかったのも一因かもしれませんが、ここまでひどいと1000番台を増備するか、新形式を導入して0番台を駆逐したほうがいいかもしれませんね。

8765: by 管理人 on 2019/12/08 at 01:33:16

>>「ゆきむし」さん、コメントありがとうございます。

記憶にある限りでは、785系が新千歳空港乗り入れ直後に781系による代走列車が確認されたと思います。元々当初から空港乗り入れを想定していなかった785系は、現在の789系0番台以上に予備車両が少なかったです。781系は当初から空港に乗り入れ、室蘭方面まで足を伸ばしていたこともあり、それが札幌~旭川間の運転になったので、車両数は豊富になりましたね。

785系も機器更新・リニューアル後の「スーパーカムイ」時代はほとんど車両故障を耳にしませんでしたが、昨今の「ライラック」では車両故障が多すぎます。

過去に他の方のコメントの返事で記載しましたが、室蘭方面の「すずらん」で使用し、「ライラック」の本数を最低限にして789系1000番台と残りの785系を「カムイ」にした方が車両故障を最小限に抑えることができると思います。

789系は0番台と1000番台で製造年数が近いこともあり、将来的には一気に置き換えることが予想されます。後継車両は1000番台のような故障に強い車両を投入すると同時に、同一の車両とすることでかつての「スーパーカムイ」のように車両繰りのしやすい体制を整えてもらいたいですね。

8766: by ym on 2019/12/09 at 18:40:49 (コメント編集)

0番台道央転用の際、1000番台に準じた改造(ドア増設、モノクラス化等)をしないのであれば、1000番台のuシートを4号車ではなく2号車に組成すべきだったのでは、とかねてより思っていました。
編成組み換え、もしくは方向転換は素人が考えるほど簡単ではないのかもしれませんが、そうすれば、指定席の位置を統一できたのに…と。もちろん、5両編成と6両編成なので、駅の停車環境によってはズレてしまいますが…。

8768: by 管理人 on 2019/12/10 at 00:56:17

>>「ym」さん、コメントありがとうございます。

仮に「カムイ」が網走・稚内方面の特急列車への接続を考慮したダイヤが組まれれば、方向転換ぐらいは実施したでしょう。あくまで乗り継ぎを考慮しないダイヤが組まれているので、新千歳空港直通時代から何も変更せずに維持していますね。

uシートがそもそも快速「エアポート」に合わせた設備です。編成の方向転換を実施し、uシートをグリーン席に変えてしまえば、「大雪」2往復の乗り継ぎの列車として機能できなくもありません。むしろ編成が合ってちょうど良いかもしれませんね。

「ライラック」の故障が多いので、ある程度「カムイ」でカバーする必要があるかもしれませんね。

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