今冬も宗谷線特急の代走が始まる
代走・編成変更 - 2019年12月11日 (水)
今冬も宗谷線特急の代走が始まりました。

12月7日の下りの特急「宗谷」から代走が始まり、12月8日の上りの特急「宗谷」で代走が終了しました。代走車両はノースレインボーエクスプレスでした。
1枚目の写真は、8日の上りの特急「宗谷」の札幌到着時の様子です。当日は宗谷本線で途中鹿が発生した影響により、40分ほど遅れて札幌駅に到着しました。23時40分頃に到着し、旭川~札幌間では、本来後続となる特急「ライラック48号」が先行しました。
上りの特急「宗谷」は数分遅れから1時間程度の遅れまで一貫して3番線を使用します。後続の特急「ライラック48号」も3番線を使用しますが、先行する特急「宗谷」に遅延が発生し、到着時刻付近を走行している場合は特急「ライラック48号」が発着番線の変更を行います。
これまでの実績だと、1番線や2番線が多く、ほかにも5番線などで使用実績があります。
今回の代走は、代走が実施される前日の6日に上りの特急「宗谷」が天塩中川駅で車両点検を実施しました。何らかの不具合があったと思われ、その影響で代走運転が実施された形となります。


到着後、すぐに苗穂運転所(札ナホ)へ回送されましたが、5時間50分にわたって最後尾を務めた稚内方先頭車はパウダースノーによってヘッドライトの一部が覆われていました。おそらく岩見沢以北で雪煙を巻き上げながら走ってきたことでしょう。
当日の深夜は-7℃にもなり、過酷な条件下を南下してきたと思います。車齢30年弱が経過しますが、そのような過酷な条件下でも今回は故障せずに札幌まで走り切りました。
予備車両が少ない所定のキハ261系0番台ですが、翌9日の下りの特急「宗谷」から所定の編成に戻って運行されたようです。

最後の写真は9月に撮影しています。9月から11月にかけても代走運転がありました。
いずれもノースレインボーエクスプレスで運行され、キハ183系一般車の登板は6月下旬に実施した以降ありません。今夏以降はノースレインボーエクスプレスによる代走となっています。
数年前から重要機器取替工事が一部ユニットで施工されている影響からか、以前よりも代走を実施する機会が減っています。年々徐々に代走を実施する機会が減り、安定した輸送が実施されるようになってきましたが、まだまだ代走が年間を通してゼロになることはなく、引き続き予備車不足に悩まされています。
来年秋以降、キハ261系5000番台(仮称)が4両編成1本が営業運転を開始し、再来年春にも4両編成×1本が営業運転を開始します。特急「宗谷」などの代走で使用されることが予定されています。引き続き代走になりますが、車両の性能は揃えられることで、車両変更による遅延は発生しなくなるでしょう。
しかしこれもまだ当分先の話です。まもなく北海道は厳冬期に入り、宗谷線特急が代走運転になりやすい季節になります。旭川方面においては、車両不足の問題はないものの、冬季に車両不具合が発生しやすい「ライラック」の789系0番台の問題を引き続き抱えており、こちらも早速789系1000番台による代走運転が実施されました。
今冬はどうなるかわかりませんが、「ライラック」・「宗谷」・「サロベツ」が代走のオンパレードとはならず、安定した輸送が実施されることを期待しましょう。
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12月7日の下りの特急「宗谷」から代走が始まり、12月8日の上りの特急「宗谷」で代走が終了しました。代走車両はノースレインボーエクスプレスでした。
1枚目の写真は、8日の上りの特急「宗谷」の札幌到着時の様子です。当日は宗谷本線で途中鹿が発生した影響により、40分ほど遅れて札幌駅に到着しました。23時40分頃に到着し、旭川~札幌間では、本来後続となる特急「ライラック48号」が先行しました。
上りの特急「宗谷」は数分遅れから1時間程度の遅れまで一貫して3番線を使用します。後続の特急「ライラック48号」も3番線を使用しますが、先行する特急「宗谷」に遅延が発生し、到着時刻付近を走行している場合は特急「ライラック48号」が発着番線の変更を行います。
これまでの実績だと、1番線や2番線が多く、ほかにも5番線などで使用実績があります。
今回の代走は、代走が実施される前日の6日に上りの特急「宗谷」が天塩中川駅で車両点検を実施しました。何らかの不具合があったと思われ、その影響で代走運転が実施された形となります。


到着後、すぐに苗穂運転所(札ナホ)へ回送されましたが、5時間50分にわたって最後尾を務めた稚内方先頭車はパウダースノーによってヘッドライトの一部が覆われていました。おそらく岩見沢以北で雪煙を巻き上げながら走ってきたことでしょう。
当日の深夜は-7℃にもなり、過酷な条件下を南下してきたと思います。車齢30年弱が経過しますが、そのような過酷な条件下でも今回は故障せずに札幌まで走り切りました。
予備車両が少ない所定のキハ261系0番台ですが、翌9日の下りの特急「宗谷」から所定の編成に戻って運行されたようです。

最後の写真は9月に撮影しています。9月から11月にかけても代走運転がありました。
いずれもノースレインボーエクスプレスで運行され、キハ183系一般車の登板は6月下旬に実施した以降ありません。今夏以降はノースレインボーエクスプレスによる代走となっています。
数年前から重要機器取替工事が一部ユニットで施工されている影響からか、以前よりも代走を実施する機会が減っています。年々徐々に代走を実施する機会が減り、安定した輸送が実施されるようになってきましたが、まだまだ代走が年間を通してゼロになることはなく、引き続き予備車不足に悩まされています。
来年秋以降、キハ261系5000番台(仮称)が4両編成1本が営業運転を開始し、再来年春にも4両編成×1本が営業運転を開始します。特急「宗谷」などの代走で使用されることが予定されています。引き続き代走になりますが、車両の性能は揃えられることで、車両変更による遅延は発生しなくなるでしょう。
しかしこれもまだ当分先の話です。まもなく北海道は厳冬期に入り、宗谷線特急が代走運転になりやすい季節になります。旭川方面においては、車両不足の問題はないものの、冬季に車両不具合が発生しやすい「ライラック」の789系0番台の問題を引き続き抱えており、こちらも早速789系1000番台による代走運転が実施されました。
今冬はどうなるかわかりませんが、「ライラック」・「宗谷」・「サロベツ」が代走のオンパレードとはならず、安定した輸送が実施されることを期待しましょう。
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