12月上旬に北海道入りした最新のキハ261系1000番台が試運転を実施中
キハ261系 - 2019年12月20日 (金)
12月上旬に北海道入りした最新のキハ261系1000番台が、昨今試運転を実施しています。

まずは、札幌運転所(札サウ)構内で待機中の新製車8両です。釧路方ユニットはST-1117編成(キロ261-1117+キハ260-1117)で、札幌方ユニットはST-1217編成(キハ261-1217+キハ260-1217)です。それに中間車が「キハ260-1340」から「キハ260-1343」の4両の計8両です。


いろいろと情報を探して、ようやく試運転列車を撮影することができました。手稲駅9時20分過ぎに到着するダイヤのようです。2番線に到着し、そのまま札幌運転所へ入区となります。
Instagramの方から情報を得ましたが、前日の20時前に札幌駅を出発し、夜の漆黒の闇の中を走り続け、釧路まで往復するようです。試運転は4~5回実施されるようで、先週の試運転で3回目だったようです。管理者が撮影したのが4回目の本日なので、試運転もそろそろ終盤ではないでしょうか?
今回の新製は、来年3月ダイヤ改正でキハ283系による「スーパーおおぞら」3往復を置き換えるためのものです。同時に「スーパー」の名称を廃止し、「おおぞら」として運行するようになります。
「おおぞら」充当分に新たに20両を新製します。今年7月下旬に北海道入りした8両と合わせて16両が揃いました。残るは来年2月に北海道入りが予定される4両をもって今年度の増備は完了します。今年度の最後は先頭車を含むユニットを釧路方と札幌方を合わせて1つずつの計4両です。
実は、今回の試運転は貴重なシーンになるかもしれません。
というのも、今後もキハ261系1000番台は増備され続けますが、そのほとんどが先頭車を含むユニットばかりです。今後、1両単位で使用する増結用車両は製造両数の1割程度になる予定です。なので今回のように、8両全てが新車の編成による試運転は今後見られなくなりそうです。今回以降、8両編成以上で試運転となれば、その際に組み込まれる増結用中間車は既存車が何両か使用されることになると思われます。
今回の新製車は最終の7次車になりますが、数を間違えていなければ、現時点で37両が製造済みです。最終的に67両が製造され、キハ261系1000番台は増備を終えます。
今後、キハ283系の淘汰により、一部が釧路運輸車両所(釧クシ)に転属する可能性はあるものの、現時点で札幌運転所には増結用中間車が16両あります。そのうち、釧路方面で使用するのが所定6両編成なので、来年3月ダイヤ改正で最低でも4両使用するに留まります。札幌~帯広間の「とかち」は所定4両編成が継続となれば、通常時は増結用中間車は必要ありません。
さらに将来的に、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」がキハ261系1000番台に置き換えられた場合、こちらも所定4両編成が継続されれば、通常時は増結用中間車は必要ありません。よって、キハ281系置き換え分となる車両を含めて、先頭車を含むユニットの製造数が多くなります。札幌運転所配置となる増結用中間車については、将来的に予想される釧路方面転配と日頃の増結用として実際の使用数より多く確保しておくに留まるようです。

今年7月下旬に納入された8両は、その後試運転を実施して9月上旬からおよそ2カ月を経て、札幌~帯広間の「スーパーとかち」に先行して営業運転に入りました。札幌運転所初の7次車ということで、普段よりも多く乗務員の訓練を兼ねた試運転や車両の整備に時間を要したと思います。今回配置された第二弾の8両については、早ければ年末年始や1月中から営業運転を開始するのではないでしょうか?
年末年始輸送期間中は引き続き、臨時の「北斗」1往復がキハ261系1000番台に充当される計画で、当該1往復から営業運転を開始するか、これまでと同じく「スーパーとかち」として先行して営業運転に入りそうです。
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まずは、札幌運転所(札サウ)構内で待機中の新製車8両です。釧路方ユニットはST-1117編成(キロ261-1117+キハ260-1117)で、札幌方ユニットはST-1217編成(キハ261-1217+キハ260-1217)です。それに中間車が「キハ260-1340」から「キハ260-1343」の4両の計8両です。


いろいろと情報を探して、ようやく試運転列車を撮影することができました。手稲駅9時20分過ぎに到着するダイヤのようです。2番線に到着し、そのまま札幌運転所へ入区となります。
Instagramの方から情報を得ましたが、前日の20時前に札幌駅を出発し、夜の漆黒の闇の中を走り続け、釧路まで往復するようです。試運転は4~5回実施されるようで、先週の試運転で3回目だったようです。管理者が撮影したのが4回目の本日なので、試運転もそろそろ終盤ではないでしょうか?
今回の新製は、来年3月ダイヤ改正でキハ283系による「スーパーおおぞら」3往復を置き換えるためのものです。同時に「スーパー」の名称を廃止し、「おおぞら」として運行するようになります。
「おおぞら」充当分に新たに20両を新製します。今年7月下旬に北海道入りした8両と合わせて16両が揃いました。残るは来年2月に北海道入りが予定される4両をもって今年度の増備は完了します。今年度の最後は先頭車を含むユニットを釧路方と札幌方を合わせて1つずつの計4両です。
実は、今回の試運転は貴重なシーンになるかもしれません。
というのも、今後もキハ261系1000番台は増備され続けますが、そのほとんどが先頭車を含むユニットばかりです。今後、1両単位で使用する増結用車両は製造両数の1割程度になる予定です。なので今回のように、8両全てが新車の編成による試運転は今後見られなくなりそうです。今回以降、8両編成以上で試運転となれば、その際に組み込まれる増結用中間車は既存車が何両か使用されることになると思われます。
今回の新製車は最終の7次車になりますが、数を間違えていなければ、現時点で37両が製造済みです。最終的に67両が製造され、キハ261系1000番台は増備を終えます。
今後、キハ283系の淘汰により、一部が釧路運輸車両所(釧クシ)に転属する可能性はあるものの、現時点で札幌運転所には増結用中間車が16両あります。そのうち、釧路方面で使用するのが所定6両編成なので、来年3月ダイヤ改正で最低でも4両使用するに留まります。札幌~帯広間の「とかち」は所定4両編成が継続となれば、通常時は増結用中間車は必要ありません。
さらに将来的に、札幌・旭川~網走間の「オホーツク」・「大雪」がキハ261系1000番台に置き換えられた場合、こちらも所定4両編成が継続されれば、通常時は増結用中間車は必要ありません。よって、キハ281系置き換え分となる車両を含めて、先頭車を含むユニットの製造数が多くなります。札幌運転所配置となる増結用中間車については、将来的に予想される釧路方面転配と日頃の増結用として実際の使用数より多く確保しておくに留まるようです。

今年7月下旬に納入された8両は、その後試運転を実施して9月上旬からおよそ2カ月を経て、札幌~帯広間の「スーパーとかち」に先行して営業運転に入りました。札幌運転所初の7次車ということで、普段よりも多く乗務員の訓練を兼ねた試運転や車両の整備に時間を要したと思います。今回配置された第二弾の8両については、早ければ年末年始や1月中から営業運転を開始するのではないでしょうか?
年末年始輸送期間中は引き続き、臨時の「北斗」1往復がキハ261系1000番台に充当される計画で、当該1往復から営業運転を開始するか、これまでと同じく「スーパーとかち」として先行して営業運転に入りそうです。
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