【代走レポート】12月26日の上りの特急「宗谷」をノースレインボーエクスプレスで代走
代走・編成変更 - 2019年12月28日 (土)
12月26日の上りの特急「宗谷」をノースレインボーエクスプレスで代走しました。

当日は岩見沢駅で撮影しました。同駅では特急「オホーツク4号」の6分後に特急「宗谷」がやってきます。
これが札幌駅では4分差になります。道北からやってくる問題児たち。長距離走行ゆえ、鹿との衝突が多く、よく遅延が発生する列車たちです。所定で走っているときの方が「ん?大丈夫??」と逆に思ったりします。


岩見沢駅には35分遅れで到着しました。特急「ライラック48号」の利用客もおり、先行する特急「宗谷」に利用が集中していました。本来は自由席が1両ですが、代走で2両になってよかったですね。
当日は特急「オホーツク4号」は定時刻で運行していましたが、特急「宗谷」については、前回と同じく、鹿と衝突した影響により、30分以上遅れていました。昨日といつもと違うところは、特急「ライラック48号」よりも前を走っていたことです。
30分以上遅れると、旭川駅から特急「ライラック48号」が先行する場合が多いですが、旭川駅発車時点で33分遅れとの連絡がありました。管理者も以前同じような経験があり、3分程度の遅れでも特急「ライラック48号」を先行させる場合があります。しかし今回は、特急「ライラック48号」も12分遅れ、最終的には15分ほど遅れて札幌駅に到着しました。
おそらく、道北方面から砂川駅や美唄駅への利用があったのが理由ではないでしょうか?
特急「宗谷」は砂川駅や美唄駅には停車しません。砂川駅や美唄駅へ利用の際は特急「ライラック48号」を利用せざるを得ません。後続に旭川駅から普通列車がありますが、滝川駅までしか行きません。後続の特急「ライラック48号」も10分以上遅れ、先行する特急「宗谷」との間隔も7分空いていたことから、旭川駅で接続待ちによる発車時刻の繰り下げを実施していた可能性があります。
今回の代走は、前日の25日の特急「サロベツ1号」に充当するキハ261系が、旭川運転所(旭アサ)で出発準備を実施している最中にブレーキ関係の不具合が発生し、当該列車は運休となりました。
代替措置として、後続の327D(音威子府行き・普通列車)を音威子府まで代替させ、そこから無理やり4331D(稚内行き・普通列車)として運行し、稚内まで運行したのではないでしょうか?
特急「サロベツ1号」の折り返しとなる特急「宗谷」については、稚内発後続の4330D(名寄行き・普通列車)を運休とし、その車両(キハ54形500番台1両編成)を特急「宗谷」の代走車両に充てました。その様子を動画をアップされている方がいらっしゃいますが、利用は1両で十分だったようです。1両編成の代走列車を旭川まで運行させ、旭川駅からは特急「ライラック48号」と接続を図り、特急「宗谷」の運休分をカバーしたようです。
時間帯や代走車両から、かつての急行「礼文」状態でしたね。
上りの特急「宗谷」の代走は、道内の列車でも1番遅延が発生しやすい列車だと思います。管理者はむしろ遅れて走行しているイメージしかありません。営業キロにして260km程度走って最北の稚内を目指し、およそ20分で今度は一気に札幌まで営業キロにして400km南下します。代走なので所定のダイヤとの性能差があり、長距離輸送になればなるほど、遅延が発生しやすくなります。ここまで過酷なダイヤ・車両繰りもなかなかないと思います。
代走は少なくなってきていますが、これまでの様子から、遅延が発生しやすい状況であり、ダイヤ上に無理があると感じてきた次第です。使用する車両数は多くなりますが、運行区間を縮小する以前の「スーパー宗谷」・「サロベツ」体制の方が遅延が発生するリスクが少なく、代走や車両の組み替えが頻繁に実施されていたことを除けば、安定した輸送が実施されていました。来年3月ダイヤ改正でも道北方面は変更なしですが、いずれ宗谷線特急のダイヤの見直しは必須であると感じています。遅延が発生しやすいダイヤでは、利用客からの信用を失います。
本日から年末年始輸送に入ります。代走が多い宗谷線特急も繁忙期輸送時は所定の編成で運行されます。果たして、増結は実施されるのでしょうか?楽しみですね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

当日は岩見沢駅で撮影しました。同駅では特急「オホーツク4号」の6分後に特急「宗谷」がやってきます。
これが札幌駅では4分差になります。道北からやってくる問題児たち。長距離走行ゆえ、鹿との衝突が多く、よく遅延が発生する列車たちです。所定で走っているときの方が「ん?大丈夫??」と逆に思ったりします。


岩見沢駅には35分遅れで到着しました。特急「ライラック48号」の利用客もおり、先行する特急「宗谷」に利用が集中していました。本来は自由席が1両ですが、代走で2両になってよかったですね。
当日は特急「オホーツク4号」は定時刻で運行していましたが、特急「宗谷」については、前回と同じく、鹿と衝突した影響により、30分以上遅れていました。昨日といつもと違うところは、特急「ライラック48号」よりも前を走っていたことです。
30分以上遅れると、旭川駅から特急「ライラック48号」が先行する場合が多いですが、旭川駅発車時点で33分遅れとの連絡がありました。管理者も以前同じような経験があり、3分程度の遅れでも特急「ライラック48号」を先行させる場合があります。しかし今回は、特急「ライラック48号」も12分遅れ、最終的には15分ほど遅れて札幌駅に到着しました。
おそらく、道北方面から砂川駅や美唄駅への利用があったのが理由ではないでしょうか?
特急「宗谷」は砂川駅や美唄駅には停車しません。砂川駅や美唄駅へ利用の際は特急「ライラック48号」を利用せざるを得ません。後続に旭川駅から普通列車がありますが、滝川駅までしか行きません。後続の特急「ライラック48号」も10分以上遅れ、先行する特急「宗谷」との間隔も7分空いていたことから、旭川駅で接続待ちによる発車時刻の繰り下げを実施していた可能性があります。
今回の代走は、前日の25日の特急「サロベツ1号」に充当するキハ261系が、旭川運転所(旭アサ)で出発準備を実施している最中にブレーキ関係の不具合が発生し、当該列車は運休となりました。
代替措置として、後続の327D(音威子府行き・普通列車)を音威子府まで代替させ、そこから無理やり4331D(稚内行き・普通列車)として運行し、稚内まで運行したのではないでしょうか?
特急「サロベツ1号」の折り返しとなる特急「宗谷」については、稚内発後続の4330D(名寄行き・普通列車)を運休とし、その車両(キハ54形500番台1両編成)を特急「宗谷」の代走車両に充てました。その様子を動画をアップされている方がいらっしゃいますが、利用は1両で十分だったようです。1両編成の代走列車を旭川まで運行させ、旭川駅からは特急「ライラック48号」と接続を図り、特急「宗谷」の運休分をカバーしたようです。
時間帯や代走車両から、かつての急行「礼文」状態でしたね。
上りの特急「宗谷」の代走は、道内の列車でも1番遅延が発生しやすい列車だと思います。管理者はむしろ遅れて走行しているイメージしかありません。営業キロにして260km程度走って最北の稚内を目指し、およそ20分で今度は一気に札幌まで営業キロにして400km南下します。代走なので所定のダイヤとの性能差があり、長距離輸送になればなるほど、遅延が発生しやすくなります。ここまで過酷なダイヤ・車両繰りもなかなかないと思います。
代走は少なくなってきていますが、これまでの様子から、遅延が発生しやすい状況であり、ダイヤ上に無理があると感じてきた次第です。使用する車両数は多くなりますが、運行区間を縮小する以前の「スーパー宗谷」・「サロベツ」体制の方が遅延が発生するリスクが少なく、代走や車両の組み替えが頻繁に実施されていたことを除けば、安定した輸送が実施されていました。来年3月ダイヤ改正でも道北方面は変更なしですが、いずれ宗谷線特急のダイヤの見直しは必須であると感じています。遅延が発生しやすいダイヤでは、利用客からの信用を失います。
本日から年末年始輸送に入ります。代走が多い宗谷線特急も繁忙期輸送時は所定の編成で運行されます。果たして、増結は実施されるのでしょうか?楽しみですね。
↓ブログランキングにご協力お願いします↓

にほんブログ村

人気ブログランキング

- 関連記事
-
-
1月14日の特急「スーパーおおぞら6号」が4両編成で運転 2020/01/15
-
【代走レポート】12月26日の上りの特急「宗谷」をノースレインボーエクスプレスで代走 2019/12/28
-
【代走レポート】12月22日の一部の特急「ライラック」を789系1000番台で代走 2019/12/24
-