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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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石北本線の深夜の「臨時快速」が運行取り止めへ

2017年4月から週末を中心に運行されてきた旭川から北見へ向かう「臨時快速」が2月下旬で運行を終了します。



先日、JR北海道のニュースリリースからも発表されました。

一時、臨時列車にも関わらず、ほぼ毎週設定されていたことから、定期列車化の噂もありましたが、残念ながら定期列車とはならずに営業運転を終えるようです。







運行日となっていた毎週金曜日と日曜日については、旭川駅から北見方面へ向かう最終列車でした。車両はキハ54形500番台による1両編成です。

週末を中心に設定されており、管理者もどれぐらいの利用があるのか、旭川駅に行ったついでに何度か確認していましたが、多くても10人程度で、日頃の利用者よりも大きなリュックを背負った旅行者の方が多い列車でした。

運行時刻は以下のとおりです。

【運行時刻】

 特急「オホーツク3号」特急「ライラック35号」臨時快速
札幌17:3018:30 
岩見沢17:5818:55 
美唄18:0919:06 
砂川18:2219:17 
滝川18:2919:22 
深川18:4419:36↴1番ホーム発車
旭川19:0819:55(着)20:01
当麻6番ホーム到着↳20:18
上川19:49 20:50
白滝20:34 
丸瀬布20:52 21:44
遠軽21:13 22:06
生田原21:29 
留辺蘂21:50 22:41
東相内 22:55
西北見 22:58
北見(着)22:08 23:04
⇩網走23:01着⇩



旭川駅から北見・網走方面へ向かう最終の特急「オホーツク3号」よりも1時間ほど繰り下げられたダイヤでした。

旭川駅で特急「ライラック35号」からの接続が図られ、札幌方面や旭川からの滞在時間を確保するねらいがありました。また、同列車を含め、ライバルである高速バス「ドリーミントオホーツク号」(札幌駅前ターミナル18時20分発)に対抗するダイヤが組まれていますね。

停車駅もそれに合わせられ、北見市内にある西7号線停留所の最寄り駅は西北見駅であり、「臨時快速」は同駅のほかにも1つ手前の東相内駅にも停車していました。快速列車ながら特急列車並みの速達性や停車駅を絞り、旭川~北見間の所要時間が特急「大雪1号」と同等という点においても、「ドリーミントオホーツク号」に対抗心むき出しのダイヤが組まれていたことは言うまでもありません。北見駅到着は「ドリーミントオホーツク号」よりも15分以上早い23時04分です。

深夜版の特別快速「きたみ」のような雰囲気の列車ですね。

運行を取り止める理由は、もちろん利用の低迷です。また、昨日か一昨日にも使用予定の車両に不具合が発生し、「臨時快速」が運休になりました。過去に同じようなことが何度かあったことから、車両繰りの関係もあるかもしれません。特に、キハ40形の一部車両で老朽・劣化が激しいことから、廃車・解体が実施されています。苫小牧運転所(札トマ)の車両を運用するエリアでは、もう日頃使用する車両がごちゃ混ぜになっています。日高色が室蘭本線で使われていたり、新夕張方面にキハ150形が乗り入れたり、日高本線も1700番台が使用されたりと、路線・線区別に使用する車両を分けていた従来の運用方法を見直し、共通で使用することで予備車両の確保につなげているのではないでしょうか?

全道において、おそらくローカル気動車の車両数が不足していると管理者は予想しています。そのためには、利用の低迷とともに、運用の効率化を妨げている臨時列車の運行は真っ先に取り止めせざるを得ません。残念ながら、「ドリーミントオホーツク号」の牙城を崩すことはできませんでした。

今後は石北本線にもキハ261系が投入され、全体的に所要時間は現在よりも短縮されるでしょう。しかし、札幌~旭川間で特急列車の運行時刻がほぼパターン化していることや、特に特急「オホーツク3号」については、帰宅時間帯と重なることもあって札幌駅発車時刻を繰り上げることも繰り下げることもできない状態です。キハ261系化されても、同列車のダイヤはほぼそのまま維持されるでしょう。各駅到着時刻が短縮されるに留まると思われます。

札幌方面や旭川から北見方面へ時刻を繰り下げて速達列車を設定するには、特急「オホーツク3号」の時間帯の列車を旭川駅始発し、旭川駅発車時刻をより自由度が利くようにしなければなりません。ちょうど、20時前後は札幌駅からの「ライラック」が集中して到着する時間帯であり、仮に旭川駅で乗継が発生する運行体系に変更しても難なく対応はできそうです。

この列車もまた利用増を見込んだ不発の列車になりそうですが、運行日は来年2月下旬までまだまだあります。旭川駅から一気に北見駅まで特急券なしで乗車できるので、鉄道の旅や旅行者には重宝する列車となることは言うまでもありません。運転日も残り少なくなってきましたが、鉄道の旅や旅行者向けに、このような臨時列車もあるということを当ブログを通じて再度お伝えしておこうと思います。










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コメント
8819: by 南の虎 on 2019/12/30 at 01:56:14 (コメント編集)

まあ予見できていたことですが、やはり廃止ですね。
よく鉄道マニア的には「JR北海道はもっと積極策を取るべきだ」などという言説が見受けられますが、その積極策の末路がこれです。
利用者というか沿線のマインドなど、この程度のものだということが、キッチリと炙り出されました。そこを炙りだすことこそが、この臨時快速の狙いであり、果たしてその狙い通りになりました。
これで、私は、JR北海道に、否、国に、
「石北本線要らなくね?ドリーミントオホーツクの方が安くて便数もあって便利だし、高速道路もこれから延伸されるし、人口もどんどん減るのだから。道路交通への一般化こそがみんなの願いでしょ?」
といわせる口実を得たと思っています。

JR北海道が国への支援を求めても、こういう実績では、支援の価値なしとして切り捨てられても仕方ないと思います。
そして、その責任は、JR北海道ではなく、利用しなかった沿線の住民だと思います。

8825: by 管理人 on 2019/12/31 at 01:36:06

>>「南の虎」さん、コメントありがとうございます。

利用の実態が少ないという見せしめの列車でもあったと思います。

中間地点の旭川始発で惑わされますが、北見まで3時間かかります。札幌~帯広間を特急で移動するよりも時間がかかります。その距離を深夜に移動したいなんて誰も思いません。

高速道路の延伸もあり、こまめに駅を設けている鉄道よりも何カ所かしかICを設けていない高速道路の方が人口減少時代にとっては理にかなった輸送体系維持・整備だと思います。

高齢化社会の進展で弱者救済を挙げるのであれば、戸口から戸口への移動手段です。これが確立されれば、鉄道は必要なくなるでしょう。特に高齢化が著しい路線では尚更です。

JR北海道の責任はゼロではないと思いますが、そもそも鉄道を利用しない道民の責任は大きいと思いますよ。

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