室蘭本線(苫小牧~岩見沢間)や石勝線、千歳線へ運用が拡大されているキハ150形気動車
気動車 - 2020年01月03日 (金)
昨年の春あたりから苫小牧運転所(札トマ)に所属するキハ150形100番台の営業運転エリアが拡大しています。

その中でも特に営業運転エリアの拡大が見られるのは、室蘭本線の苫小牧~岩見沢間です。岩見沢に同100番台が入線することは、苗穂工場入場時などを除いてほとんどありませんでしたが、昨年の春あたりから営業列車として同駅にも乗り入れるようになりました。
場合によっては、函館本線の岩見沢~滝川間でも見られるのではないでしょうか?
1枚目の写真は、岩見沢駅から苫小牧方面に向かう最終の普通列車です。JR北海道一般色の1700番台が使用されたり、日高色が使用されたり、写真のようにキハ150形100番台が使用されたりしています。


苫小牧方面からの最終列車は2両編成で到着しました。
日高色のキハ40形350番台を先頭に、後方にはキハ150形100番台が連結されていました。
キハ150形気動車は0番台と100番台があります。苗穂運転所(札ナホ)と旭川運転所(旭アサ・ラベンダー帯)に配置されているのが0番台、苫小牧運転所(札トマ)に配置されているのが100番台です。
決定的な違いは100番台は冷房装置を搭載せず、客室天井にクールファンを設けています。客室窓も小窓に変更し、開閉可能な構造としています。定員数も双方で若干異なるようですね。


石勝線・室蘭本線の追分駅にキハ150形気動車が停車中のシーンです。これも数年前まで日常の光景ではありませんでした。特に最後の写真は、日高本線の一部区間が不通になるまで、同線で使用するキハ40形350番台も室蘭本線で使用されることは基本的にありませんでした。2015年以前と比べると、完全な非日常の光景です。日によって使用する車両は異なりますが、これが日常の光景になりつつあります。双方ともキハ150形気動車で揃えられる日もあると思われ、日高本線の一部区間不通や、一部のキハ40形気動車を廃車・解体したことで、苫小牧運転所所属の一般形気動車については、運用が大きく変わっているようです。
追分駅で撮影した当日、キハ150形気動車は新夕張からやってきた普通列車です。室蘭本線からやってきた日高色車と接続を図り、千歳へ向かいます。石勝線や千歳線にも営業列車で入線しているようで、数年前まではあり得ない光景でした。
実は当日、追分駅へ行く際にキハ150形気動車に乗車する予定でしたが、快速「エアポート」車内で客同士のトラブルがあり、千歳線のダイヤが少々乱れました。この関係で、千歳駅で追分方面への普通列車に乗車することができず、代わりに南千歳から特急に乗車券のみで乗車することができました。果たして運がよかったのか、悪かったのかわかりませんが、当日の予定どおりに行動できていれば、千歳駅に停車中の様子もお伝えできたでしょう。
キハ150形気動車の変化は苫小牧運転所運用エリア内のみではなく、富良野線で使用するラベンダー帯のキハ150形気動車が石北本線で試運転を実施しているようです。3月のダイヤ改正でH100形が函館本線山線(小樽~長万部間)に投入され、キハ201系を除く、全てのワンマン列車が同車に置き換えられる予定です。
そうなると、苗穂運転所に所属しているキハ150形気動車について、動向に変化が生じることは言うまでもなく、場合によっては、高出力車が重宝される山岳路線向けに転配される可能性があります。有力なのは旭川運転所(旭アサ)への転配で、延命化工事を実施していないキハ40形気動車が多く活躍していることから、それらを置き換える可能性があります。
長らく運用に大きな変化がなかったキハ150形気動車ですが、老朽化した気動車の廃車や、後継車両の投入によってそれが変化しつつあります。まだ不明な点が多いですが、3月ダイヤ改正以降、車両の転配を含めた動向や運用エリアに大きな変化があるのか注目です。
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その中でも特に営業運転エリアの拡大が見られるのは、室蘭本線の苫小牧~岩見沢間です。岩見沢に同100番台が入線することは、苗穂工場入場時などを除いてほとんどありませんでしたが、昨年の春あたりから営業列車として同駅にも乗り入れるようになりました。
場合によっては、函館本線の岩見沢~滝川間でも見られるのではないでしょうか?
1枚目の写真は、岩見沢駅から苫小牧方面に向かう最終の普通列車です。JR北海道一般色の1700番台が使用されたり、日高色が使用されたり、写真のようにキハ150形100番台が使用されたりしています。


苫小牧方面からの最終列車は2両編成で到着しました。
日高色のキハ40形350番台を先頭に、後方にはキハ150形100番台が連結されていました。
キハ150形気動車は0番台と100番台があります。苗穂運転所(札ナホ)と旭川運転所(旭アサ・ラベンダー帯)に配置されているのが0番台、苫小牧運転所(札トマ)に配置されているのが100番台です。
決定的な違いは100番台は冷房装置を搭載せず、客室天井にクールファンを設けています。客室窓も小窓に変更し、開閉可能な構造としています。定員数も双方で若干異なるようですね。


石勝線・室蘭本線の追分駅にキハ150形気動車が停車中のシーンです。これも数年前まで日常の光景ではありませんでした。特に最後の写真は、日高本線の一部区間が不通になるまで、同線で使用するキハ40形350番台も室蘭本線で使用されることは基本的にありませんでした。2015年以前と比べると、完全な非日常の光景です。日によって使用する車両は異なりますが、これが日常の光景になりつつあります。双方ともキハ150形気動車で揃えられる日もあると思われ、日高本線の一部区間不通や、一部のキハ40形気動車を廃車・解体したことで、苫小牧運転所所属の一般形気動車については、運用が大きく変わっているようです。
追分駅で撮影した当日、キハ150形気動車は新夕張からやってきた普通列車です。室蘭本線からやってきた日高色車と接続を図り、千歳へ向かいます。石勝線や千歳線にも営業列車で入線しているようで、数年前まではあり得ない光景でした。
実は当日、追分駅へ行く際にキハ150形気動車に乗車する予定でしたが、快速「エアポート」車内で客同士のトラブルがあり、千歳線のダイヤが少々乱れました。この関係で、千歳駅で追分方面への普通列車に乗車することができず、代わりに南千歳から特急に乗車券のみで乗車することができました。果たして運がよかったのか、悪かったのかわかりませんが、当日の予定どおりに行動できていれば、千歳駅に停車中の様子もお伝えできたでしょう。
キハ150形気動車の変化は苫小牧運転所運用エリア内のみではなく、富良野線で使用するラベンダー帯のキハ150形気動車が石北本線で試運転を実施しているようです。3月のダイヤ改正でH100形が函館本線山線(小樽~長万部間)に投入され、キハ201系を除く、全てのワンマン列車が同車に置き換えられる予定です。
そうなると、苗穂運転所に所属しているキハ150形気動車について、動向に変化が生じることは言うまでもなく、場合によっては、高出力車が重宝される山岳路線向けに転配される可能性があります。有力なのは旭川運転所(旭アサ)への転配で、延命化工事を実施していないキハ40形気動車が多く活躍していることから、それらを置き換える可能性があります。
長らく運用に大きな変化がなかったキハ150形気動車ですが、老朽化した気動車の廃車や、後継車両の投入によってそれが変化しつつあります。まだ不明な点が多いですが、3月ダイヤ改正以降、車両の転配を含めた動向や運用エリアに大きな変化があるのか注目です。
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