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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログを記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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2019年度のH100形の新製が終了及び、昨今のH100形の動向

1月8日にH100形が新たに本州から苗穂へ甲種輸送されました。

苗穂の到着時刻が遅れてしまったので全ての様子をお伝えすることはできませんが、後半の搬入作業の様子をお伝えします。



苗穂駅構内での搬入作業の様子です。今回は7両が本州から輸送されました。車番は「H100-9」~「H100-15」の7両です。前半が4両、後半が3両でそれぞれ苗穂運転所(札ナホ)へ2回に分けて搬入しました。

作業を2回に分けた理由は、主に苗穂工場に車両を入場させたり、出場させたりする際に使う東9丁目踏切前にある引き上げ線の対応両数が最大で6両か7両程度だったとされ、機関車を含めると一気に車両を搬入することができなかったためです。



引き上げ線から折り返してきて・・・





先日取り上げた、昨今営業運転を離脱しているキハ183系4両の横を通過して苗穂運転所へ。



おや???



実はH100形が2両、昨年から苗穂工場に入場しています。2両のうち1両が「H100-1」と確認できるので、その後ろの車両は「H100-2」ではないかと予想しています。

トップナンバーの2両は今年度甲種輸送された13両とは異なり、2018年2月に量産先行車として一足先に北海道に到着し、試運転を継続していました。おそらく、量産車と仕様が異なっている点もあることから、量産車に合わせた改造を3月ダイヤ改正までに実施すると予想しています。



到着してから2日後に苗穂運転所裏手を確認してみると、到着したばかりのH100形が既に到着していた量産車と並んで置かれていました。



写真は既に到着している量産車のものですが、所属先の苗穂運転所では、構内でH100形の入換作業も多く確認できるようになりました。



昨年秋頃には、量産車の試運転も毎週2回ペースで見られました。旭川方面及び、小樽方面で試運転を実施していたようです。2019年度量産車第二陣もそろそろ本線試運転を開始するのではないでしょうか?



昨年9月にJR北海道から公式発表があり、今年度末に投入線区第一弾として函館本線山線(小樽~長万部)に投入されます。これに伴い、早朝の札幌から小樽方面への始発列車(然別行き)についても、H100形による運転となります。

これにより、現在活躍しているキハ40形気動車及び、キハ150形気動車は置き換えられ、函館本線山線から撤退する予定です。そのほか、快速「ニセコライナー」や一部の普通列車にキハ201系が充当されていますが、同車についてはH100形投入後も引き続き使用する予定です。

山線に投入される理由として、1つ目に急こう配路線であることです。特に冬季の積雪時はキハ40形気動車は出力不足に陥ります。原因は積雪時は雪を押す力も必要になるからです。比較的標高が高い山線では、積雪量も多く、勾配が続く路線のため、出力が低い車両は遅延などの影響が出やすいです。そのため、冬季を中心にキハ150形気動車が登板することがありました。

そこで、H100形では2軸駆動とし、モーターの制御や増粘着剤噴射装置の採用で急こう配での落葉や積雪時における対策が実施されています。これで勾配が連続する山線でも難なく使用することができるようになります。加えて、安定した車両繰りが可能になるでしょう。

また、小樽・倶知安・ニセコ方面は訪日外国人の利用も多いです。特に冬季はニセコ方面へウィンタースポーツで観光客が賑わうでしょう。そのため、多言語放送や表示器を搭載するH100形が同線での使用に選ばれたと思われます。

山線向けの投入数は15両です。量産先行車2両に今年度の量産車第一陣6両と合わせて、今回の第二陣7両で合計15両となり、今年度分の製造が完了します。具体的なダイヤについてはまだ発表されていませんが、ダイヤ改正を前に市販の時刻表などで確認することができるようになるでしょう。既存の気動車と比べて走行性能の違いによる所要時間の差が発生するのか注目されます。

発表当時から既存の気動車と比べて自重が重いことや、出力不足が懸念されていますが、力強いモーターのおかげでネットにアップされている加速動画を確認する限りでは、既存の気動車と比べて大きな性能差は感じられません。しかし、それはあくまで札幌圏の駅におけるものであり、急こう配区間における性能差はまだまだ未知数です。正式なダイヤが発表されるまでまだまだ不明な部分が多いです。

H100形の投入により、同車が配置される苗穂運転所では、車両の配置に変更が生じることが予想されます。長期使用を想定していない700番台については廃車となり、キハ150形気動車については他線区へ転用されることが予想されます。苫小牧運転所(札トマ)や旭川運転所(旭アサ)では、長期使用を見込んでいない350番台や700番台が比較的多く残っていることから、これらを置き換えることが予想されます。

管理者が一番気になるのが厳冬期における使用です。北海道で前例のないディーゼル・エレクトリック式気動車H100形は、厳冬期においても故障せず、安定した輸送が実施されていくのでしょうか?

営業列車投入まで2カ月に迫りました。特急車両に引き続き、ローカル線の普通列車にも大きな変化が訪れようとしています。山線の既存のワンマン気動車もあと2カ月で見納めになりますね。










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コメント
8869:承認待ちコメント by on 2020/01/14 at 21:26:11

このコメントは管理者の承認待ちです

8870: by 管理人 on 2020/01/15 at 00:33:16

>>コメントNo,8869の方へ

ディーゼル・エレクトリック式ハイブリッド気動車からディーゼル・エレクトリック式気動車に訂正いたします。実は以前他の方だと思いますが、同じ指摘をされ、過去の記事から引用したため、訂正をしないまま記載してしまいました。

また、コメントにはハンドルネームを記入してください。ハンドルネームがない投稿は公開は控えさせていただいております。何卒よろしくお願い申し上げます。

8871: by シニアパートナー on 2020/01/15 at 13:15:36 (コメント編集)

15両の態勢で函館本線小樽口の運用に入ること楽しみです。

いわゆる電気式気動車ですから、DF200とシステムは同じで心配ないと思います。バッテリーを擁するハイブリッド式のほうが懸念はあります。

本州での過去の運用をみた場合、高出力の気動車は経年が高くても重宝され、キハ52はその典型でした。1エンジン車のキハ20がとうに無くなった後でも、保全工事を施され長く活躍しました。

キハ54やキハ150も高出力形なので、北海道でも重宝されるのではないでしょうか。

8872: by 管理人 on 2020/01/16 at 00:34:41

>>「シニアパートナー」さん、コメントありがとうございます。

極寒地で初投入され、引き続き増備されれば、道央圏以上に過酷な状況の中を走行することになります。酷いときは-20℃の条件下で使用することになりますから、その状況下でも安心して使用できるのか気になります。

高出力車は比較的重宝される傾向にあると思います。北海道でもキハ54形500番台や、キハ40形でも高出力化された350番台や400番台がそれに該当します。延命化は実施されていませんが、高出力で生き残っているという理由が一番大きいかと思います。キハ54形の場合は車体がステンレスなので、まだまだ活躍が期待できそうです。

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