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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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「キハ40-1779」(道東 森の恵み号)

今回は予約投稿記事です。

昨秋、釧路に行った際に帯広に寄ってきました。駅に降りた際に「キハ40-1779」(道東 森の恵み号)が停車していたので、写真を撮影してきました。



釧路から特急「スーパーおおぞら10号」を利用して帯広で下車した際、隣のホームに停車していました。



「新得」のサボを装着していました。忘れてしまいましたが、おそらく2556Dだと思います。その前にも新得へ向かう列車が1本ありますが、快速列車のため、サボに快速と表記されるはずです。





とにかく、夕方の時間帯は帯広駅にはキハ40形気動車で盛りだくさんです。キハ54形やキハ150形は普段は入線することがなかったはずです。

後者については過去に定期的に入線していました。旭川駅発着の快速「狩勝」に充当されていましたね。現在は根室本線が寸断されているため、富良野線のキハ150形気動車は帯広駅には乗り入れなくなったはずです。

最後の写真を拡大してみたら、4番線に停車中のキハ40形気動車が「快速 ワンマン」と掲出されていることから、これが先行する快速列車だと思います。

あまり時刻表を詳しく見たことがありませんでしたが、帯広駅をまたいで新得方面や池田方面に直通する普通列車は、長時間停車する列車が多いですね。30分以上停車する列車も多くあります。おそらくこれも、札幌圏の区間快速「いしかりライナー」と同じく、帯広駅で利用客の入れ替わりが多いことが伺えます。

それにしても、数年ぶりに帯広駅に行きましたが、駅ホームの蛍光灯も電球色から白色に変わりました。夜になると、駅ホームの夜景が綺麗で管理者は好きでしたが、残念ながらそれも過去の話になってしまったようです。


話題は逸れてしまいましたが、今回確認した道東森の恵み号は2年前にデビューした車両です。2018年4月30日には、釧路駅と帯広駅でそれぞれ展示会が開催されました。

北海道を大きく4つの地域に分け、道央、道東、道南、道北でそれぞれ北海道の恵みシリーズとして1両ずつが配備されました。道東森の恵み号は釧路運輸車両所(釧クシ)に所属し、道東エリア内で活躍しています。1両あたりの改造費用は850万円です。

公式発表されているとおり、運用は根室本線の新得~釧路間です。根室本線が寸断されていなければ、道東森の恵み号も富良野駅や滝川駅にも乗り入れるはずです。そういえば、滝川~東鹿越間も本来であれば、釧路運輸車両所所属車が充当されていましたが、現在はどのようになっているのでしょうか?

管理者も何度か確認していますが、根室本線寸断後の滝川~東鹿越間は苫小牧運転所(札トマ)や旭川運転所(旭アサ)のキハ40形1700番台を中心に使用されているようです。根室本線が寸断されると、車両を回送するにも石北本線経由や石勝線経由で大きく迂回しなければならないので、大変な手間がかかります。運用エリアも災害発生とともに変更されているようですね。

臨時列車の使用も過去に何度かあったと思います。昨年の2月に運行された団体臨時列車「元気です 夕張号」に北海道の恵みシリーズの4両中3両が使用され、同車も夕張方面へ入線しました。札幌圏で普段見られない車両なので、貴重なシーンが展開されたと思います。

今回は帯広駅に停車中のところをたまたま見つけて紹介することができましたが、今度は走行中の様子もぜひとも撮影してみたいです。今年は釧路方面に何度か足を運ぶ予定なので、ぜひ見られることを期待しています。











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コメント
8903: by 根室本線沿線住民 on 2020/01/22 at 10:02:13

 私は帯広駅と根室本線の某駅の間を列車で通勤しているのですが、管理者様のおっしゃる通り、夕方の帯広駅は、結構、賑やかですよ(人ではなく、列車が)。

 森の恵み号の車両にも時々、乗りますが、この位の改造で800万円もかかるのだと思うと、金額の割に内容が…という印象を受けなくもありません。

 帯広駅での長時間停車が多いのは、乗客の動きが帯広駅で途切れるのもあるのですが、運転側の都合もあるかと思います。

 全部を確認した訳ではありませんが、帯広駅には、運転手の乗務員室がありますので、ここで業務を終えて、営業列車(あるいは回送列車)に添乗して運転所へ戻る人、別な列車で折り返して行く人も多い印象です。

 帯広駅から新得方面(逆も含む)の普通列車に乗ると西帯広駅~柏林台駅の間(帯広運転所の構内)で停車する列車が結構あります。車内放送でも「交代乗務員の乗降のため、停車します」と流れます。

 この列車こそが、乗務員の添乗できる列車なんです。列車によっては、停車しても乗降がなく、すぐに発車する場合もありますし、あの広いとは言えないキハ40の運転室の助手席側へ3人も添乗していることもありますし、見ていると興味深いものがあります。

8906: by 管理人 on 2020/01/23 at 13:19:48

>>「根室本線沿線住民」さん、コメントありがとうございます。

北海道の恵みシリーズは800万円の改造費用の割には、それに見合う使用がされていません。通常時は普通列車しか使わないのが勿体ないです。

乗務員が関係しているのであれば、旭川も同じです。宗谷本線の旭川方面に向かう普通列車の一部は、旭川運転所のあたりで停車します。同所所属の乗務員を旭川駅へ送り込むためです。また、旭川駅と旭川運転所の間のローカル気動車の回送列車がやたらと多いです。おそらく乗務員の輸送も兼ねていると思います。

帯広はそこまで細かく確認していませんが、もしかしたら、乗務員の関係で回送列車が帯広運転所の間で多く設定しているのではないでしょうか?機会があったら、帯広駅構内の様子を時間をかけて確認してみたいものです。

8953: by 石坂駅駅長 on 2020/02/02 at 23:48:16

先日偶然に乗車しました。他の方が仰っている通り、これで800万円もするのかと思ってしまいます。DIYでできるとまでは言わないまでも、ちょっと高い印象です。観光列車にしては中途半端な印象もあり、どっち付かずな感じです。ちなみにその日の運用は、帯広と新得を数往復しているようでした。単行もあり、タラコ色と併結したりしていました。

8961: by 管理人 on 2020/02/03 at 01:25:54

>>「石坂駅駅長」さん、コメントありがとうございます。

値段に見合う使用がされていません。本当にマジで改造するのであれば、或る列車のように3億円?程度かければ、新車以上になります。でもあの車両はお金のかけすぎで、JR九州も反省点としていましたね。

観光列車としての側面もあるので、改造費用に見合った使用方法が今後課題です。

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