2019年度年末年始輸送期間中のキハ281系「スーパー北斗」~最大は8両編成でした!
繁忙期輸送 - 2020年01月17日 (金)
今回は予約投稿記事です。
年末年始輸送期間中のキハ281系「スーパー北斗」についてです。
昨年3月のダイヤ改正で定期列車がそれまでの5往復から3往復に減り、減った2往復については、キハ261系に置き換えられました。キハ281系は、これまで予備車両がなく、繁忙期においても車両の増結ができない問題を抱えていました。そこで運用数を削減したことで、増結用車両として活用することができるようになりました。
とはいえ、増結が可能な体制が整ったとはいえ、繁忙期でも最大8両編成で、9両編成はいまだ実現できていません。今年度の年末年始輸送期間中も通常時に確認できる8両編成が最大でした。
ということで見ていきましょう。

まずは、12月29日に白石駅で撮影した特急「スーパー北斗5号」です。1両増結の8両編成でした。

次に、同日に恵み野駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。こちらも1両増結の8両編成でした。

最後に、1月4日に札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗21号」の回送列車です。こちらも1両増結の8両編成でした。
今年度の年末年始輸送期間中はほぼ全ての列車が8両編成で運行されたと思います。中間に先頭車が連結されるといったような編成は見られず、増結車両も中間車が使用されたごくフツーの8両編成でした。
引き続き、キハ261系が増備されていますが、今年度は久しぶりに同車の増備に伴う函館方面の輸送に変化がありません。変更されるのは、快速エアポート増発による札幌圏の時刻変更や一部列車の白老駅停車拡大に伴う時刻変更です。残念ながら、3月ダイヤ改正以降は現行ダイヤよりも所要時間が延び、ますます遅くなる一方です。
また、長らく「スーパー北斗」で活躍してきましたが、残り2カ月で名称からスーパーが外されます。これまで、代走などで「北斗」で使用されてきたこともありましたが、1994年の営業運転開始以来、札幌~函館間の「スーパー北斗」として使用されてきました。引退も近いですが、その引退前についにキハ281系がスーパー特急ではなくなります。管理者としてはいまだに違和感を感じます。
7年前まで、ほかの列車が全て五稜郭駅に停車するようになったり、そのほかの主要駅についても、ほぼ停車駅が統一されるような状況の中で、下り1本だけ途中、東室蘭、苫小牧、南千歳、新札幌しか停車しない列車がありました。もちろんキハ281系で運行されていました。最速達列車である特急「スーパー北斗15号」です。
現在はほぼ全ての列車で停車駅が統一されていますが、最速達時代の特急「スーパー北斗15号」は五稜郭、大沼公園、森、八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、登別といった、昨今特急列車が当たり前のように停車する駅でも容赦なく通過し、札幌と函館を3時間ジャストで結びました。今となっては夢のようなダイヤですね。
ダイヤ改正後は、特急「北斗17号」が同区間を3時間58分で結びます。停車駅の数が違いますが、それでも1時間弱の差は大きいです。キハ281系充当列車も、最速達列車の3時間29分が維持しますが、平均所要時間は現在よりも延びる予定です。
「スーパー北斗」ではなくなり、所要時間もさらに延びてしまったことは残念ですが、キハ281系の活躍の期間も残り少なくなってきました。後悔のないように引き続き日々記録していきたいと思います。
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年末年始輸送期間中のキハ281系「スーパー北斗」についてです。
昨年3月のダイヤ改正で定期列車がそれまでの5往復から3往復に減り、減った2往復については、キハ261系に置き換えられました。キハ281系は、これまで予備車両がなく、繁忙期においても車両の増結ができない問題を抱えていました。そこで運用数を削減したことで、増結用車両として活用することができるようになりました。
とはいえ、増結が可能な体制が整ったとはいえ、繁忙期でも最大8両編成で、9両編成はいまだ実現できていません。今年度の年末年始輸送期間中も通常時に確認できる8両編成が最大でした。
ということで見ていきましょう。

まずは、12月29日に白石駅で撮影した特急「スーパー北斗5号」です。1両増結の8両編成でした。

次に、同日に恵み野駅で撮影した特急「スーパー北斗16号」です。こちらも1両増結の8両編成でした。

最後に、1月4日に札幌駅で撮影した特急「スーパー北斗21号」の回送列車です。こちらも1両増結の8両編成でした。
今年度の年末年始輸送期間中はほぼ全ての列車が8両編成で運行されたと思います。中間に先頭車が連結されるといったような編成は見られず、増結車両も中間車が使用されたごくフツーの8両編成でした。
引き続き、キハ261系が増備されていますが、今年度は久しぶりに同車の増備に伴う函館方面の輸送に変化がありません。変更されるのは、快速エアポート増発による札幌圏の時刻変更や一部列車の白老駅停車拡大に伴う時刻変更です。残念ながら、3月ダイヤ改正以降は現行ダイヤよりも所要時間が延び、ますます遅くなる一方です。
また、長らく「スーパー北斗」で活躍してきましたが、残り2カ月で名称からスーパーが外されます。これまで、代走などで「北斗」で使用されてきたこともありましたが、1994年の営業運転開始以来、札幌~函館間の「スーパー北斗」として使用されてきました。引退も近いですが、その引退前についにキハ281系がスーパー特急ではなくなります。管理者としてはいまだに違和感を感じます。
7年前まで、ほかの列車が全て五稜郭駅に停車するようになったり、そのほかの主要駅についても、ほぼ停車駅が統一されるような状況の中で、下り1本だけ途中、東室蘭、苫小牧、南千歳、新札幌しか停車しない列車がありました。もちろんキハ281系で運行されていました。最速達列車である特急「スーパー北斗15号」です。
現在はほぼ全ての列車で停車駅が統一されていますが、最速達時代の特急「スーパー北斗15号」は五稜郭、大沼公園、森、八雲、長万部、洞爺、伊達紋別、登別といった、昨今特急列車が当たり前のように停車する駅でも容赦なく通過し、札幌と函館を3時間ジャストで結びました。今となっては夢のようなダイヤですね。
ダイヤ改正後は、特急「北斗17号」が同区間を3時間58分で結びます。停車駅の数が違いますが、それでも1時間弱の差は大きいです。キハ281系充当列車も、最速達列車の3時間29分が維持しますが、平均所要時間は現在よりも延びる予定です。
「スーパー北斗」ではなくなり、所要時間もさらに延びてしまったことは残念ですが、キハ281系の活躍の期間も残り少なくなってきました。後悔のないように引き続き日々記録していきたいと思います。
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