2019年度春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中の「オホーツク」・「大雪」~連日所定の編成でした!
繁忙期輸送 - 2020年02月13日 (木)
2019年度春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中の「オホーツク」について紹介します。
運用の関係で題名には「大雪」も含めさせていただきます。
網走方面が2月から流氷シーズンということもあり、さっぽろ雪まつり輸送期間とともに、観光シーズンに入ります。しかし近年は、温暖化の影響からか、接岸が平年よりも遅くなることが多く、今年も平年より9日遅い2月11日に流氷接岸初日を迎えました。
今年は新型肺炎の影響によるアジア圏を中心とした訪日外国人の利用減少の影響が大きく、札幌~岩見沢間の輸送実績は前年比82%となりました。「オホーツク」のほかに、「カムイ」・「ライラック」・「宗谷」を含めた数値ですが、今年は前年を大きく下回っています。流氷の接岸の時期が繰り下がっているのも理由の1つかもしれません。
いずれにしても、さっぽろ雪まつりシーズンと流氷シーズンは、これまでのように同じ時期から次第に遠ざかっている印象があります。
今シーズンのさっぽろ雪まつり輸送期間中は、数年前までは6両編成が確認されていましたが、近年で輸送力は最も少なくなり、連日所定の4両編成で運行されていました。

2月4日の特急「オホーツク4号」しか撮影しませんでした。札幌駅到着時のものです。


最後尾も確認しなければなりません。
遠軽から最後尾を務めた車両の先頭部がご覧のとおり。
雪まつり顔負けの雪像のようです。
昨年は5両編成が最大だったと思います。流氷シーズンにも関わらず、増結が消極的になってきました。理由は、先頭車がN183系以降の車両で運行されるようになり、所定の編成でも一定の定員数を確保できるようになったのも理由の1つでしょう。
話題は逸れてしまいますが、先日釧路に行った際、往路は飛行機を利用しました。到着時刻が札幌方面からの始発よりも早いため、釧路運輸車両所(釧クシ)からの出区シーンも確認できるし、釧路駅に30分停車時間が設けられていれば、そこから移動して釧路川の名物スポットまで移動することも十分可能です。
特急「スーパーおおぞら1号」の乗車すると、接続時分が短いのでそれらができません。
初めて道内の地方空港へ飛行機を利用しました。値段は片道で特急列車の往復分かかってしまいますが、新千歳空港から所要時間は40分です。
あっという間です。
物凄く楽です。
釧路が凄く近く感じました。
このようなスケジュールが組めるのであれば、釧路方面には何度も足を運んでみたい、そういった気分です。
網走方面も女満別空港があります。網走市内から離れていますが、「オホーツク」や「ライラック」+「大雪」の所要時間を考えると、空港からの移動距離は苦ではありません。視野が広がり、1日を有効に活用できるため、管理者も改めて飛行機の便利さに感心しました。
管理者と同じ気持ちの方も決して少なくはないはずです。管理者は5時間以上はいくら鉄道が好きとはいえ、座席でジッとしているのは耐えられないと思います。なので、網走方面については、これまでブログ記事でもほとんど取り上げず消極的でした。
先日釧路に行った際の飛行機の楽さを経験すれば、もう4時間~5時間の移動時間を考慮しなくていいので、気が楽になります。今年はスケジュール的に難しいですが、来年は飛行機を使って流氷物語号を見に行きたいと思っています。
飛行機の定員も高速バスの定員も1台や1基分にすると、そこまで多い定員数とはなりません。おそらく、一度に輸送できる定員は鉄道が一番でしょう。しかし、費用や時間でユーザーは選択するわけですから、どうしても費用面で高速バスに負け、スピード面で飛行機に負ける鉄道は、どちらに対しても大きな利点はありません。中途半端なポジションです。
ですが、飛行機も高速バスも出発地と到着地を主軸に置いていますから、その間の途中の都市部への利用はあまり考慮されません。高速バスについては、名称を別にして運行していますね。この点においては、主要駅をこまめに停車しながら、利用客を拾っていくスタイルの鉄道の方が1つの列車で運行することができ、別便を出さなくて済みます。効率が良いということですね。
どの公共交通においても、利点と欠点はあります。しかし、北海道のような広大な土地で運行するとなると、その利点や欠点が本州方面以上に大きくなっている印象です。インフラが整備されていないならまだしも、インフラも整備され、空港も一定の間隔で配置されている北海道では、鉄道による長距離輸送はもはや限界かもしれません。特にその限界を感じるのが、網走方面と稚内方面、釧路方面です。
将来的に車両がキハ261系化されることになっても、石北本線が現状のままでは、大きな所要時分の短縮が見込めません。つまり、車両が変更してもキハ183系時代から大きな変化は生まれないと予想します。
ドリーミントオホーツク号に対抗心むき出しの臨時快速列車もまもなく運行を終了します。利用客はJRを選びませんでした。引き続き、網走方面は厳しい輸送状況が続きそうです。
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運用の関係で題名には「大雪」も含めさせていただきます。
網走方面が2月から流氷シーズンということもあり、さっぽろ雪まつり輸送期間とともに、観光シーズンに入ります。しかし近年は、温暖化の影響からか、接岸が平年よりも遅くなることが多く、今年も平年より9日遅い2月11日に流氷接岸初日を迎えました。
今年は新型肺炎の影響によるアジア圏を中心とした訪日外国人の利用減少の影響が大きく、札幌~岩見沢間の輸送実績は前年比82%となりました。「オホーツク」のほかに、「カムイ」・「ライラック」・「宗谷」を含めた数値ですが、今年は前年を大きく下回っています。流氷の接岸の時期が繰り下がっているのも理由の1つかもしれません。
いずれにしても、さっぽろ雪まつりシーズンと流氷シーズンは、これまでのように同じ時期から次第に遠ざかっている印象があります。
今シーズンのさっぽろ雪まつり輸送期間中は、数年前までは6両編成が確認されていましたが、近年で輸送力は最も少なくなり、連日所定の4両編成で運行されていました。

2月4日の特急「オホーツク4号」しか撮影しませんでした。札幌駅到着時のものです。


最後尾も確認しなければなりません。
遠軽から最後尾を務めた車両の先頭部がご覧のとおり。
雪まつり顔負けの雪像のようです。
昨年は5両編成が最大だったと思います。流氷シーズンにも関わらず、増結が消極的になってきました。理由は、先頭車がN183系以降の車両で運行されるようになり、所定の編成でも一定の定員数を確保できるようになったのも理由の1つでしょう。
話題は逸れてしまいますが、先日釧路に行った際、往路は飛行機を利用しました。到着時刻が札幌方面からの始発よりも早いため、釧路運輸車両所(釧クシ)からの出区シーンも確認できるし、釧路駅に30分停車時間が設けられていれば、そこから移動して釧路川の名物スポットまで移動することも十分可能です。
特急「スーパーおおぞら1号」の乗車すると、接続時分が短いのでそれらができません。
初めて道内の地方空港へ飛行機を利用しました。値段は片道で特急列車の往復分かかってしまいますが、新千歳空港から所要時間は40分です。
あっという間です。
物凄く楽です。
釧路が凄く近く感じました。
このようなスケジュールが組めるのであれば、釧路方面には何度も足を運んでみたい、そういった気分です。
網走方面も女満別空港があります。網走市内から離れていますが、「オホーツク」や「ライラック」+「大雪」の所要時間を考えると、空港からの移動距離は苦ではありません。視野が広がり、1日を有効に活用できるため、管理者も改めて飛行機の便利さに感心しました。
管理者と同じ気持ちの方も決して少なくはないはずです。管理者は5時間以上はいくら鉄道が好きとはいえ、座席でジッとしているのは耐えられないと思います。なので、網走方面については、これまでブログ記事でもほとんど取り上げず消極的でした。
先日釧路に行った際の飛行機の楽さを経験すれば、もう4時間~5時間の移動時間を考慮しなくていいので、気が楽になります。今年はスケジュール的に難しいですが、来年は飛行機を使って流氷物語号を見に行きたいと思っています。
飛行機の定員も高速バスの定員も1台や1基分にすると、そこまで多い定員数とはなりません。おそらく、一度に輸送できる定員は鉄道が一番でしょう。しかし、費用や時間でユーザーは選択するわけですから、どうしても費用面で高速バスに負け、スピード面で飛行機に負ける鉄道は、どちらに対しても大きな利点はありません。中途半端なポジションです。
ですが、飛行機も高速バスも出発地と到着地を主軸に置いていますから、その間の途中の都市部への利用はあまり考慮されません。高速バスについては、名称を別にして運行していますね。この点においては、主要駅をこまめに停車しながら、利用客を拾っていくスタイルの鉄道の方が1つの列車で運行することができ、別便を出さなくて済みます。効率が良いということですね。
どの公共交通においても、利点と欠点はあります。しかし、北海道のような広大な土地で運行するとなると、その利点や欠点が本州方面以上に大きくなっている印象です。インフラが整備されていないならまだしも、インフラも整備され、空港も一定の間隔で配置されている北海道では、鉄道による長距離輸送はもはや限界かもしれません。特にその限界を感じるのが、網走方面と稚内方面、釧路方面です。
将来的に車両がキハ261系化されることになっても、石北本線が現状のままでは、大きな所要時分の短縮が見込めません。つまり、車両が変更してもキハ183系時代から大きな変化は生まれないと予想します。
ドリーミントオホーツク号に対抗心むき出しの臨時快速列車もまもなく運行を終了します。利用客はJRを選びませんでした。引き続き、網走方面は厳しい輸送状況が続きそうです。
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