「キハ54‐521」(地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン)
気動車 - 2020年02月19日 (水)
釧路旅行で確認できればいいな、と思っていた車両に出会えたので紹介します。


赤と白で塗装されたド派手なキハ54形500番台がやってきました。ルパン三世ラッピングトレインとはまた違うド派手な車両です。
車番は「キハ54‐521」です。ルパン三世ラッピングトレインは「キハ54‐522」でしたね。
この列車の愛称は「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」です。2018年11月1日から営業運転を開始しました。

SL冬の湿原号の出発直前に釧路駅に入線したので、早朝に快速「はなさき」として根室へ向かい、そこから折り返してきたと思います。
Facebookでコメントをいただきましたが、ルパン三世ラッピングトレインとともに、石北本線の北見駅まで乗り入れるようです。あとは、根室本線の音別駅まで乗り入れていると思います。
花咲線では、一昨年の6月から普通列車を観光列車にする取り組み「花咲線利用促進PR」を実施しています。地球探索鉄道花咲線ラッピングトレインは同活動と連携して実施されています。車体の配色デザインは片面ずつ異なる配色とし、片面は花咲線の花を赤で表し、もう片面は冬の雪の白をそれぞれモチーフにしています。
臨時列車等の特別な列車を除き、花咲線や釧網本線の普通列車として使用し、2021年3月までの運行を予定しています。ちょうど来年までの運行となるようです。
キハ54形500番台は国鉄分割民営化以前に製作されました。北海道のみならず、暖地向けの0番台が四国に配置されています。
国鉄分割民営化を見越し、将来的に脆弱な経営基盤に配慮して製作された車両です。500番台は29両が製作され、527~529が急行「礼文」仕様としました。同列車廃止後は特別快速「きたみ」に充当後、現在はほかの車両と共通で普通列車で使用しています。
1両が踏切脱線事故によって廃車になっており、28両が現役で活躍しています。
極寒地仕様ということもあり、北海道では道北や道東といった気候条件に厳しい地区で使用され、且つ長距離運用となる列車に充当される傾向があります。
車齢30年を超えていますが、キハ183系などとは異なり、老朽化の心配がされていません。H100形も同車の置き換えについては含まれていません。
ローカル気動車としては珍しく、耐候性に優れる軽量ステンレス車体の採用や、250psのエンジンを2基搭載していることで勾配や積雪時の出力不足に対応しています。キハ40形気動車の弱点を克服している車両です。乗ってみると、30年前の車両とは思えない力強い走りを堪能できます。昨今のJR北海道のローカル輸送になくてはならない車両です。
この車両も壊れないイメージが管理者の中であります。実際はどうなのでしょうか?30年を経過していると、やはり故障が増えているのでしょうか?詳しい方がおりましたら、コメントで教えていただけると幸いです。
実際に現車を確認したことがなかったので、管理者としては確認できてよかったです。タラコ色のヨンマルも何度か確認でき、久々の道東方面への旅行は非常に有意義でした。
3月は2回ほど行く計画をしています。おそらく雪が融けて、これら掲載写真とはまた違う釧路を目にすると思います。その際は日没も時間が繰り下がっており、もっと明るい時間帯に列車を撮影できるのではないかと思って期待しています。
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赤と白で塗装されたド派手なキハ54形500番台がやってきました。ルパン三世ラッピングトレインとはまた違うド派手な車両です。
車番は「キハ54‐521」です。ルパン三世ラッピングトレインは「キハ54‐522」でしたね。
この列車の愛称は「地球探索鉄道花咲線ラッピングトレイン」です。2018年11月1日から営業運転を開始しました。

SL冬の湿原号の出発直前に釧路駅に入線したので、早朝に快速「はなさき」として根室へ向かい、そこから折り返してきたと思います。
Facebookでコメントをいただきましたが、ルパン三世ラッピングトレインとともに、石北本線の北見駅まで乗り入れるようです。あとは、根室本線の音別駅まで乗り入れていると思います。
花咲線では、一昨年の6月から普通列車を観光列車にする取り組み「花咲線利用促進PR」を実施しています。地球探索鉄道花咲線ラッピングトレインは同活動と連携して実施されています。車体の配色デザインは片面ずつ異なる配色とし、片面は花咲線の花を赤で表し、もう片面は冬の雪の白をそれぞれモチーフにしています。
臨時列車等の特別な列車を除き、花咲線や釧網本線の普通列車として使用し、2021年3月までの運行を予定しています。ちょうど来年までの運行となるようです。
キハ54形500番台は国鉄分割民営化以前に製作されました。北海道のみならず、暖地向けの0番台が四国に配置されています。
国鉄分割民営化を見越し、将来的に脆弱な経営基盤に配慮して製作された車両です。500番台は29両が製作され、527~529が急行「礼文」仕様としました。同列車廃止後は特別快速「きたみ」に充当後、現在はほかの車両と共通で普通列車で使用しています。
1両が踏切脱線事故によって廃車になっており、28両が現役で活躍しています。
極寒地仕様ということもあり、北海道では道北や道東といった気候条件に厳しい地区で使用され、且つ長距離運用となる列車に充当される傾向があります。
車齢30年を超えていますが、キハ183系などとは異なり、老朽化の心配がされていません。H100形も同車の置き換えについては含まれていません。
ローカル気動車としては珍しく、耐候性に優れる軽量ステンレス車体の採用や、250psのエンジンを2基搭載していることで勾配や積雪時の出力不足に対応しています。キハ40形気動車の弱点を克服している車両です。乗ってみると、30年前の車両とは思えない力強い走りを堪能できます。昨今のJR北海道のローカル輸送になくてはならない車両です。
この車両も壊れないイメージが管理者の中であります。実際はどうなのでしょうか?30年を経過していると、やはり故障が増えているのでしょうか?詳しい方がおりましたら、コメントで教えていただけると幸いです。
実際に現車を確認したことがなかったので、管理者としては確認できてよかったです。タラコ色のヨンマルも何度か確認でき、久々の道東方面への旅行は非常に有意義でした。
3月は2回ほど行く計画をしています。おそらく雪が融けて、これら掲載写真とはまた違う釧路を目にすると思います。その際は日没も時間が繰り下がっており、もっと明るい時間帯に列車を撮影できるのではないかと思って期待しています。
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