2019年度春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中に運行されたキハ183系による臨時「北斗88号」
臨時列車 - 2020年02月19日 (水)
今回は予約投稿記事です。
春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中に運行されたキハ183系による臨時「北斗88号」について紹介します。
臨時「北斗88号」は、毎度お馴染みキハ183系によって運行されます。年末年始は5両編成で運行されましたが、春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中は4両編成で運行されました。

まずは、1月28日に千歳線と函館本線の分岐点で撮影した臨時「北斗88号」です。
自宅から札幌の山々が確認できたので、札幌の街並みと山々とともに撮影できれば、、、と思っていましたが、時間が経過するにつれて曇ってしまいました。
ということで、白石区や中央区あたりは晴れていますが、厚別区と白石区の境目は曇って残念な感じに。以前の記事に掲載したとおり、今年はここで四季島を撮影してみたいです。

次に、2月5日に北広島市役所の5階で撮影した臨時「北斗88号」です。
年末年始輸送期間中と北広島市役所の年末年始の閉庁日が重なってしまった関係で、今年度の年末年始輸送期間中は、北広島市役所から特急列車を撮影することができませんでした。ということで、撮影してきた1枚です。
このアングルから真正面の位置にボールパークが建設される予定です。まもなく本格的な工事が始まる予定だったと思います。
編成は以下のとおりでした。
<函館⇔札幌:キハ183系>
上記の4両編成でした。いずれも苗穂運転所(札ナホ)所属車でした。
年末年始輸送期間から7550番台等の機関換装車も臨時運用で見られるようになったと記憶しています。今回は4両とも機関換装車が充当されました。従来、臨時運用は500番台・1500番台が充当されていたわけですが、臨時運用にも「北斗」からの転用車が充当されるようになり、久々の函館方面入線になりましたね。
機関換装車が充当されている理由は、運用を離脱している500番台・1500番台が増えたことが上げられますが、石北本線には性能に適していない車両も出てきているようです。
キハ183系は主に先頭車などの6気筒車は1軸駆動、500番台などの大馬力12気筒車は2軸駆動です。「北斗」で使用していた車両は、12気筒車だった一部を機関換装によって出力が低下しました。その代わりに、その出力不足を補うために、出力の少なかった1軸駆動の先頭車に同型のエンジンを搭載して出力を増強させました。
単純に1軸駆動、2軸駆動問わず、機関換装で460psのエンジンを搭載したら、1軸駆動車については、車輪に加わるパワーが従来よりも大きくなるため、空転を起こしやすい原因になると思います。昨年は網走方面の特急列車で編成中の1両でエンジン不具合を起こし、急こう配を上ることができない、あるいは空転で前に進まないといった事象が引き続き発生していたようです。
運用の効率化によって機関換装車と従来車が同じ編成を組むことができるようになりましたが、上記の理由も共通化を実施する理由に含まれていたと思います。
冬季になれば、積雪によって雪を押す力が必要になります。キハ40形気動車の例をみてもやはり出力が大きい車両が重宝されるでしょう。その点、道南方面はその心配があまりありませんから、そうした事情を抱える機関換装車の特に先頭車を充当させることは適した判断と言えます。
次回の運転はゴールデンウィーク輸送期間中になります。今年は日程の関係で1日?しか運行日がなかったはずです。貴重な記録になるでしょう。
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春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中に運行されたキハ183系による臨時「北斗88号」について紹介します。
臨時「北斗88号」は、毎度お馴染みキハ183系によって運行されます。年末年始は5両編成で運行されましたが、春節・さっぽろ雪まつり輸送期間中は4両編成で運行されました。

まずは、1月28日に千歳線と函館本線の分岐点で撮影した臨時「北斗88号」です。
自宅から札幌の山々が確認できたので、札幌の街並みと山々とともに撮影できれば、、、と思っていましたが、時間が経過するにつれて曇ってしまいました。
ということで、白石区や中央区あたりは晴れていますが、厚別区と白石区の境目は曇って残念な感じに。以前の記事に掲載したとおり、今年はここで四季島を撮影してみたいです。

次に、2月5日に北広島市役所の5階で撮影した臨時「北斗88号」です。
年末年始輸送期間中と北広島市役所の年末年始の閉庁日が重なってしまった関係で、今年度の年末年始輸送期間中は、北広島市役所から特急列車を撮影することができませんでした。ということで、撮影してきた1枚です。
このアングルから真正面の位置にボールパークが建設される予定です。まもなく本格的な工事が始まる予定だったと思います。
編成は以下のとおりでした。
<函館⇔札幌:キハ183系>
キハ183-8565 | キハ182-7556 | キハ182-7559 | キハ183-8564 |
上記の4両編成でした。いずれも苗穂運転所(札ナホ)所属車でした。
年末年始輸送期間から7550番台等の機関換装車も臨時運用で見られるようになったと記憶しています。今回は4両とも機関換装車が充当されました。従来、臨時運用は500番台・1500番台が充当されていたわけですが、臨時運用にも「北斗」からの転用車が充当されるようになり、久々の函館方面入線になりましたね。
機関換装車が充当されている理由は、運用を離脱している500番台・1500番台が増えたことが上げられますが、石北本線には性能に適していない車両も出てきているようです。
キハ183系は主に先頭車などの6気筒車は1軸駆動、500番台などの大馬力12気筒車は2軸駆動です。「北斗」で使用していた車両は、12気筒車だった一部を機関換装によって出力が低下しました。その代わりに、その出力不足を補うために、出力の少なかった1軸駆動の先頭車に同型のエンジンを搭載して出力を増強させました。
単純に1軸駆動、2軸駆動問わず、機関換装で460psのエンジンを搭載したら、1軸駆動車については、車輪に加わるパワーが従来よりも大きくなるため、空転を起こしやすい原因になると思います。昨年は網走方面の特急列車で編成中の1両でエンジン不具合を起こし、急こう配を上ることができない、あるいは空転で前に進まないといった事象が引き続き発生していたようです。
運用の効率化によって機関換装車と従来車が同じ編成を組むことができるようになりましたが、上記の理由も共通化を実施する理由に含まれていたと思います。
冬季になれば、積雪によって雪を押す力が必要になります。キハ40形気動車の例をみてもやはり出力が大きい車両が重宝されるでしょう。その点、道南方面はその心配があまりありませんから、そうした事情を抱える機関換装車の特に先頭車を充当させることは適した判断と言えます。
次回の運転はゴールデンウィーク輸送期間中になります。今年は日程の関係で1日?しか運行日がなかったはずです。貴重な記録になるでしょう。
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