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北海道の鉄道の内容を中心に自身の知識も含めながらブログの記事を日々更新しています。札幌市在住のため、主に札幌圏を走行する列車についての話題です。

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SL冬の湿原号を釧路駅周辺で撮影する

明日からまた「SL冬の湿原号」の運転が始まります。

週末のみの運転で、今シーズンの運転も僅かになってきました。

今回は釧路駅周辺で撮影した写真を何枚か掲載します。



まずは、釧路運輸車両所(釧クシ)からの出区シーンです。排煙を強調してみました。

時間は10時30分前後です。1時間前から待機している方もいます。釧路駅で30分ほど停車するので、この場所から釧路駅前の跨線橋や釧路川の名物スポットへ行くことも十分可能です。後者の場合は早歩きする必要があります。



道内で唯一のSL列車だけに、ギャラリーもたくさんいます。

こうした注目度の高い臨時列車は、停車駅の場合は鉄道ファンよりもファミリー層の方が多いです。女性の見物客も目立ちますね。

鉄道ファンはどちらかというと、釧網本線の各スポットで待機していたり、釧路川の名物スポットで待機していますね。



札幌から特急「スーパーおおぞら1号」が到着しました。接続時間は6分しかありません。大幅に遅れた場合は同列車を待たずに発車してしまいます。札幌方面からお越しの際は、当日の特急「スーパーおおぞら1号」から乗り換えるのではなく、前日に釧路入りしていた方が安心です。走行中に鹿と接触して30分程度遅れただけでもうアウトですから、時間の許す限り、前日までに釧路入りしておきたいところです。

11時に出発するので、最終の特急「スーパーおおぞら11号」で到着しても早起きする心配もありません。こちらの方が安心です。

また、飛行機を使うのもよいでしょう。値段は片道で札幌~釧路間の往復分に相当しますが、快速「エアポート」の始発に乗り、新千歳空港から釧路へ40分で到着します。この時期は凍結防止剤を機体に散布させるため、数分程度遅れますが、それでも釧路市街へのバスを乗り継いでも余裕で到着します。丘珠空港からも同じような時間帯に釧路へ向かう便があったはずです。

夏季は濃霧で引き返すこともありますが、冬季は悪天候でなければ、その心配はありません。

話題は逸れてしまいましたが、ちょうど特急「スーパーおおぞら1号」が釧路駅に到着した際は、ホームに列車が多く停車している時間帯で賑やかです。真ん中のキハ54形500番台は、快速「ノサップ」です。SL冬の湿原号発車後に根室方面へ向けて出発します。





釧路駅発車シーンです。建造物などの人工物を気にせず、列車だけを撮影したいのであれば、釧路駅前の跨線橋はオススメです。撮影者もあまりいませんでした。どちらかというと、釧路川の名物スポットへ皆さん行きますね。

管理者がちょうど跨線橋から撮影していると、跨線橋真下の立ち入り禁止区域で動画の撮影をしている人間が1人おり、警察に通報されていました。1人を確保するのに、警官8人体制で対応していましたから、警備体制が強化されていることが伺えます。SL運行期間中は標茶までの区間で取り締まりを強化しています。主に、路上駐車や迷惑・危険行為の取り締まりです。

常に目を光らせているので、下手なことはできないということです。

明日の釧路は曇りで、明後日は天気は良さそうですが、風が猛烈に強いです。なので、撮影の際に排煙の吹き方も重要になるSL列車にとって、条件的に厳しそうです。

ちなみに、掲載写真は天気が良く、ほぼ無風状態でした。気温は-10℃以下です。寒かったですが、数日間旅行して何度も撮影してSL列車の撮影の難しさを肌で感じてきました。

来年もぜひとも行きたいです。流氷物語号とともに、道東方面に1週間程度滞在してみたいです。今シーズンを上回る写真を撮影したいと思います。











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コメント
9055: by 龍 on 2020/02/22 at 12:18:32 (コメント編集)

JR北海道では、2014年度を最後に「SL冬の湿原号」を除く蒸気機関車牽引列車の運転を終了しました。所有するC11形蒸気機関車(C11 171とC11 207)にATS-DNの車上装置を設置することが困難であることが、その理由として挙げられました。

ATSは車上装置と地上装置があります。ATS-DNはそれまでのATS-SNと互換性のある仕様になっており、DNの車上装置を搭載した車両がSNの地上装置が設置された区間を走行することができますが、その逆(SNの車上装置しか搭載していない車両がDNの地上装置に更新された区間を走行すること)はできません。

「SL函館大沼号」の走行区間は、営業運転で函館駅〜森駅間、回送で函館運輸所〜函館駅間です。「SLニセコ号」の走行区間は営業運転で蘭越駅〜札幌駅間、回送で札幌駅〜苗穂運転所間です。これはディーゼル機関車に牽引されて走行する区間も含まれます。現在、函館本線の函館〜長万部間と小樽〜旭川間はDNの地上装置に更新されているので、C11形は同区間を走行することができません。なお、函館本線の長万部駅〜小樽駅間はSNのままです。

一方、「SL冬の湿原号」の走行区間は営業運転で釧路駅〜標茶駅間、回送で釧路運輸車両所〜釧路駅間です。現在、石勝線の南千歳駅〜新得駅間と根室本線の新得駅〜釧路駅間はDNの地上装置に更新されていますが、釧網本線の全線と根室本線の釧路駅〜根室駅間はSNのままであるため、唯一運転を存続することができました。

9056: by 管理人 on 2020/02/23 at 12:54:46

>>「龍」さん、コメントありがとうございます。

記憶にある限りでは、当時の新型ATSを搭載することは可能ではあったものの、搭載するうえで莫大な費用を要することから、搭載は見送り、結果的にSL列車の大幅削減という形をとりました。

管理者が把握しているのはここまでです。地上設備の更新についてまでは把握し切れていませんでした。地方ローカル線では、更新が遅れているようですが、逆にそれがSLを存続させている理由の1つとは知りませんでした。教えていただき、ありがとうございます。

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