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【2020年3月14日(土)ダイヤ改正レポートその7】6往復中3往復にキハ261系を投入する「おおぞら」

ダイヤ改正でも大きな話題の釧路方面の特急列車について取り上げます。

現在は定期列車6往復が全て「スーパーおおぞら」として運行されていますが、ダイヤ改正後は愛称を「スーパーおおぞら」から「おおぞら」に変更します。2000年7月のダイヤ改正で全て「スーパーおおぞら」化されて臨時列車を除いて愛称が消滅していましたが、20年ぶりに復活します。愛称が復活するとはいえ、車両はキハ283系やキハ261系なので、以前のキハ183系からグレードアップしていますね。

気になる運行時刻ですが、札幌圏で快速「エアポート」が大増発する関係でほぼ全ての列車で運行時刻の変更が実施されています。詳細は以下のとおりです。


【札幌➡釧路】


<<現行ダイヤ>>

列車名運行時刻所要時間
特急「スーパーおおぞら1号」札幌(6:57発)➡釧路(10:59着)4時間02分
特急「スーパーおおぞら3号」札幌(8:54発)➡釧路(13:20着)4時間26分
特急「スーパーおおぞら5号」札幌(11:53発)➡釧路(15:56着)4時間03分
特急「スーパーおおぞら7号」札幌(14:16発)➡釧路(18:39着)4時間23分
特急「スーパーおおぞら9号」札幌(17:24発)➡釧路(21:59着)4時間35分
特急「スーパーおおぞら11号」札幌(19:40発)➡釧路(23:55着)4時間15分



<<ダイヤ改正以降>>

列車名運行時刻所要時間
特急「おおぞら1号」(283系)札幌(6:48発)➡釧路(10:58着)4時間10分(+8分)
特急「おおぞら3号」(261系)札幌(8:51発)➡釧路(13:20着)4時間29分(+3分)
特急「おおぞら5号」(261系)札幌(11:50発)➡釧路(15:51着)4時間01分(-2分)
特急「おおぞら7号」(283系)札幌(14:15発)➡釧路(18:39着)4時間24分(+1分)
特急「おおぞら9号」(283系)札幌(17:29発)➡釧路(21:59着)4時間30分(-5分)
特急「おおぞら11号」(261系)札幌(19:39発)➡釧路(23:55着)4時間16分(+1分)







【釧路➡札幌】


<<現行ダイヤ>>

列車名運行時刻所要時間
特急「スーパーおおぞら2号」釧路(6:26発)➡札幌(10:45着)4時間19分
特急「スーパーおおぞら4号」釧路(8:20発)➡札幌(12:26着)4時間06分
特急「スーパーおおぞら6号」釧路(11:24発)➡札幌(15:41着)4時間17分
特急「スーパーおおぞら8号」釧路(13:39発)➡札幌(17:56着)4時間17分
特急「スーパーおおぞら10号」釧路(16:14発)➡札幌(20:15着)4時間01分
特急「スーパーおおぞら12号」釧路(19:00発)➡札幌(22:58着)3時間58分



<<ダイヤ改正以降>>

列車名運行時刻所要時間
特急「おおぞら2号」(261系)釧路(6:25発)➡札幌(10:47着)4時間22分(+3分)
特急「おおぞら4号」(283系)釧路(8:21発)➡札幌(12:23着)4時間02分(-4分)
特急「おおぞら6号」(283系)釧路(11:24発)➡札幌(15:38着)4時間14分(-3分)
特急「おおぞら8号」(261系)釧路(13:42発)➡札幌(18:03着)4時間21分(+4分)
特急「おおぞら10号」(261系)釧路(16:12発)➡札幌(20:28着)4時間16分(+15分)
特急「おおぞら12号」(283系)釧路(18:59発)➡札幌(22:58着)3時間59分(+1分)







【編成】





それぞれ上記のとおりとなります。

最速達列車は、特急「おおぞら12号」の3時間59分です。現行と変わらず、キハ283系が充当されます。また、キハ261系充当列車となる特急「おおぞら5号」も4時間01分と優秀であり、これは千歳線内で先行する快速「エアポート」の影響を受けるためです。単線区間で比較した場合、特急「おおぞら5号」が最も速く、キハ261系についても3時間台での運行が可能な範囲で、キハ283系と同等の走行性能を有していることになります。

6往復中、特急「おおぞら10号」の所要時分が極端に延びていますが、これは特急「とかち7号」を待避するようになるのと、千歳線内において、快速「エアポート」が先行するためです。現行の特急「スーパーおおぞら10号」が減速運転開始頃から4時間強のダイヤを維持し、停車駅が多いながらも速達性の高い列車でしたが、ついにそうした列車ではなくなってしまいます。

編成は、全ての列車が所定6両編成です。キハ261系が新たに充当される3往復は、グリーン席が3号車から1号車に変わるため、普通車指定席も2号車から4号車に変わります。記載し忘れましたが、キハ261系充当列車の場合、2号車が車いす対応設備を持つ車両になります。

3往復にキハ261系が投入されることで、早朝の手稲から札幌へ向かう「ホームライナー」からもキハ283系が撤退し、キハ261系に統一されます。「ホームライナー」についても、撮影者が増えてきましたね。



釧路運輸車両所(釧クシ)に送り込まれているキハ261系1000番台。今年度は車両の研修を兼ねて釧路へ何度か回送されており、普段は裏手でアイドリング状態で停車していました。写真のように、最新の7次車も送り込まれており、昨年から置き換えに向けた準備が着々と進んでいました。



豊頃駅を通過する特急「スーパーおおぞら6号」。ダイヤ改正後も同列車はキハ283系による特急「おおぞら6号」として運行します。

キハ261系はカーブで車体を傾けることはないので、カーブを豪快に通過するシーンはキハ283系でしか見られないかもしれません。そうした意味では、撮影地によってはキハ283系の方が迫力あるアングルが展開されそうです。











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