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ダイヤ改正前日の特急「スーパー北斗21号」~キハ281系はダイヤ改正以降は苗穂運転所(札ナホ)滞泊へ

昨年から数回にわたってキハ281系による3両編成の試運転列車が、函館から苗穂運転所(札ナホ)へ向けて行われていました。









昨年から何度かその様子を確認しているわけですが、ついに、苗穂運転所へ回送されていた理由が明らかになりました。



本当は函館方から撮影したかったですが、撮影者が多かったので、いつもの上りの特急「宗谷」の代走の札幌到着時の様子を撮影する際と同じ場所から。

ダイヤ改正日前日の特急「スーパー北斗21号」を確認していると、通常であれば札幌運転所(札ナホ)へ車両が回送されますが、7号車は札幌到着時に尾灯に切り替わり、苗穂方へ発車していきました。

実は、3月のダイヤ改正以降、滞泊場所が従来の札幌運転所(札ナホ)から苗穂運転所(札ナホ)へ変更されるようです。釧路運輸車両所へ向けて度々キハ261系1000番台が回送されていたことを踏まえると、同じように苗穂運転所へ数回にわたる送り込みを行っていたことで、滞泊場所の変更は想定できたのではないかと思います。

過去の記事で閲覧者の方々とコメントのやりとりをしていると、滞泊場所を変更せざるを得ない理由も見えてきました。

おそらく、メインは車両検修を伴うための養成ですが、ダイヤ改正を機に快速「エアポート」の運用が増える等の理由で、これ以上列車の本数が増えると、出発前の準備が札幌運転所では困難になる・間に合わなくなると予想しています。そのため、作業を分散化する目的で、気動車であるキハ281系が今回苗穂運転所への滞泊場所変更を余儀なくされたと予想しています。

検修内容は、例えば車両に異常がないかチェックするにとどまらず、車内の清掃作業においても必要です。清掃作業についても検修や養成を伴うことから、中間にグリーン車を連結した編成が毎回用意されていたのではないかと思います。

なぜ、キハ281系が対象かというと、ほかにも同じようなキハ283系やキハ261系が札幌運転所に滞泊していますが、これは同運転所に車両が所属しているため、万が一苗穂へ異動してしまえば、組み替え作業等ができなくなります。キハ281系の場合、函館運輸所(函ハコ)所属で翌日の運用までに車両を組み替える必要もなく、あくまで滞泊場所と燃料を給油できる場所さえ確保できればいいわけですから、それが可能な施設といえば苗穂運転所しかありません。また、苗穂運転所は電車の受け持ちができないため、そうした点でも気動車の滞泊場所を変更せざるを得なかった理由になります。

また、キハ283系についても不明ですが、今後一部で廃車が発生すると予想し、運用削減分を考えれば、釧路運輸車両所(釧クシ)のみで十分対応できるような両数になると思います。そうすると、今回のキハ281系と同じく、札幌運転所で車両を組み替える必要がなくなりますから、作業の分散化を図るうえで、次回のダイヤ改正以降、苗穂運転所へ滞泊場所が変更されることも予想されます。その際は今回と同じく、キハ283系による3両編成が数回に分けて苗穂へ回送されてくるのではないでしょうか?



札幌運転所(札サウ)への回送のため、遅延等が発生しなければ、毎日23時前に手稲駅に姿を見せていました。ダイヤ改正以降は苗穂運転所滞泊となるため、基本的に手稲方面にキハ281系が入線することはなくなりそうです。











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